SEO

SEO対策とは?初心者にも分かりやすく上位表示の基本的なやり方を解説

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「SEO対策」をわかりやすく説明すると、GoogleやYahooで検索した際に、自然検索結果の一番上(=上位)に、自分のWebページが表示されるよう「自サイトに工夫を施す」ことといえます。

ただ、この説明はかなり大雑把です。
初心者には誤解を与え、SEO対策の成果に影響を与えてしまうかもしれません。
そこで今回は、SEOの本来の意味やその本質を含め、初心者がSEO対策をはじめる前に知っておきたい、最新(2022年現在)のSEO基礎知識を紹介します。

少し長いかもしれませんが、どれもSEO対策の成功に欠かせない「必須知識」ばかり。
誤解のないよう一つひとつ丁寧に、わかりやすく解説しているため、ぜひ一読をおすすめします。

また、以下のような疑問のある方にも最適。

「SEO対策って、本当に効果あるの?」
「SEOは無料?有料?」
「上位表示されるWebサイトってどう選んでいるの?」
「SEOって具体的に何をするの?」

さらに、SEOの基礎的な用語にも、積極的に触れています。
このページをひと通り読むことで、SEO対策の全体像がわかり、基礎はほとんどマスターしたといってもよいでしょう。

SEO対策の勉強におすすめの本9選!目的別に良書を紹介

SEO対策とは

Webサイトを使った販促活動のことを「Webマーケティング」と言います。
このWebマーケティングの施策の一つが「SEO(Search Engine Optimization=検索エンジン最適化)」です。
これから「SEO対策」を学んでいきたいという方は、Webサイトで「なんらかの利益」をあげたい人でしょう。

  • Webサイトを使った集客
  • 商品やサービスの認知拡大を図りたい
  • アフィリエイトの収益化
  • コンテンツでブランディングやファン作り

これらの目的を達成するために、Webサイトを上位表示させて、多くのユーザーに見てもらう。
これが、SEO対策の基本的な目的です。

一般的に「SEO(SEO対策)」とは「検索順位を上げるために行う施策やその方法」という意味で使われがちですが、本来は「検索エンジン最適化」という言葉のとおり、検索エンジンが正しくサイトを理解できるよう「適した形に整えること(=最適化)」を意味します。

SEO – 検索エンジン最適化の略称。検索エンジンが検出しやすいようにサイトを改善するプロセスです。

引用:検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド

もちろん、最適化することで順位が上がるため「順位を上げるためのもの」という意味は間違ってはいませんが、本来の意味を知っておくことは思っている以上に大切です。
その理由も併せて、まず初心者が知っておきたい「SEOにかかわる大前提」を「4つ」紹介します。

そもそも、なぜ「上位表示」なのか

実は、検索エンジンから来るユーザーのほとんどは「上位に表示されるサイトしか見ない」という事実をまずは覚えておきましょう。

◎検索順位ごとのクリック率

ビッグワード
(語数が少なく競合性の高いKW)
ロングテール
(語数が多く競合性の低いKW)
1位18%33%
2位15%25%
3位12%20%
4位8%15%
5位6%11%
6位4%8%
7位3%5%
8位2%3%
9位1%2%
10位1%1%

引用:検索順位とクリック率の関係とは?平均CTRの目安と向上させるための具体的なノウハウ

検索するキーワード(検索する際に入力する単語)によって数値は異なりますが、調べるユーザーのほとんどは「上位のページ」しか見ません。
また、検索結果は日々検索をするユーザーのために進化しています。
2022年現在、最新の検索結果画面に表示されるのは、自然検索のWebサイトだけではありません。

◎検索結果に表示されるコンテンツ(一例)

  • ナレッジパネル(ナレッジグラフ)
  • 強調スニペット
  • 画像
  • 動画
  • 楽曲、歌詞
  • ニュース
  • レシピ
  • マップ
  • ビジネス情報(ローカルパック)
  • 人気商品
  • 他の人はこちらも質問
  • 広告(リスティング、画像広告など)

◎検索結果の画面(ナレッジパネル、強調スニペット、「他の人はこちらも質問」の例)

◎検索結果の画面(マップ、レシピの例)

◎検索結果の画面(画像、動画の例)

つまり近年では、たとえ「2位」や「3位」になったとしても、Webサイトを見てもらえない可能性は大きいのです。
だからこそ、Webサイトで収益をあげるには、戦略的に「SEO対策」を行い、できる限り「上位」を目指さなければなりません。

「SEO対策は無料でできる」は間違い

一部で「SEOは無料(低コスト)でできる」マーケティング施策と言われているようですが、それは2022年現在の最新SEO事情を考えると、語弊があるといえるでしょう。

現代は個人も企業も入り乱れ、誰しもがWebサイトを作る時代。
Webサイトで利益をあげるには「競合サイトに負けないWebサイト」を作らなくてはなりません。
となると、他サイトにはない「強み」が必要です。
さらに今、上位表示をするには「コンテンツの質」が、とても重視されています。

その「コンテンツの質」を高めるには、以下のような部分にコストをかける必要があるでしょう。

  • 興味を惹く、話題になる「Webデザイン」
  • 独自の「コンテンツ(マンガや動画など)」
  • 最新のSEOを熟知した、Webライターによる「SEOライティング
  • (テーマによっては)専門家による「監修またはライティング」
  • 自サイトにしかない「写真やグラフィック、イラスト、キャラクターの制作」
  • 独自に集計、調査した「データや数値」

実のところ、このコスト(費用だけでなく、かかる労力や手間も含む)は、低価格で制作を行ってくれる外注に依頼するなど、いくらでも下げようと思えば下げることができます。

ただ、個人的な考えとしては、コストとコンテンツの質は「比例している」ことがほとんど。
だからこそ、SEO対策で上位表示を狙うなら、必然的にコストをかけることになります。

もちろん、コストを「単純にかかる費用」と考えれば、ほかのマーケティングやリスティングなどのPPC広告(クリックごとに費用がかかる広告)よりかは「低コスト」かもしれません。
とはいっても「SEO=無料のマーケティング」という認識で、SEO対策を安易にはじめてしまうのは、結果的におすすめしないというのが個人的な考えです。

SEO対策にかかる料金と費用相場|サービス内容・料金体系の種類も解説

「SEO対策=Google対策」の理由

SEO対策は基本的に「Google検索エンジンにおけるWebサイトの上位表示」と考えましょう。
ご存じのとおり「検索エンジン」には、ほかにもさまざまなものがあります。

◎有名な「検索エンジン」

  • Google
  • Bing(Microsoft)
  • Yahoo! JAPAN(ヤフー)

ではなぜ、「Google」なのでしょうか。
それは、単純に「シェア数」が圧倒的だからです。

以下は「statcounter “GlobalStats”」による、日本国内の検索エンジンシェア数です。
(※2021年~2022年8月30日のシェア数、PC・スマホ・タブレットすべての数値)

参照:GlobalStats

そして、日本ではシェア数が2位の「Yahoo! JAPAN」。
実は「Yahoo! JAPAN」が使っている検索アルゴリズムは「Googleと同じものを採用」しています。(ただし、海外の「Yahoo!」では採用していない)

つまり「Google」と「Yahoo! JAPAN」の検索順位は、独自のコンテンツ(Yahoo知恵袋など)の配置を除いて一緒です。
そのため、マーケティング対象が日本人であれば、SEO対策は「Google検索エンジン」を中心に行っていけば問題ないでしょう。

SEOの本質は「ユーザー至上主義」

大前提として「SEO(最適化)」は、本来「上位表示」のために行うものではありません。

では、何のために行うものなのでしょうか。
それは「ユーザーのため」です。
この「ユーザー」という存在を忘れてSEO対策を行ってしまうと、Googleの理念から外れ、利益の出ないWebサイトを作ってしまう可能性があります。

Googleの理念と「究極の検索エンジン」

突然ですが「役に立つ検索エンジン」とは、どのようなものだと思いますか。
「検索したら、すぐに欲しい答え(情報)を出して、満足させてくれるもの」ではないでしょうか。

これこそまさに、Googleが目指している検索エンジンの究極の姿です。
実際、Googleが過去に掲げていた理念「Google が掲げる 10 の事実」でも、その様子がうかがえます。

Googleは、この「理想の姿」を実現させるために、日々システムをアップデートし続けているといっても過言ではないでしょう。
だからこそ、ユーザーを置き去りにしたSEO対策は、最終的にアップデートによって淘汰される可能性が大きいのです。

Googleが「無料」で知識を提供するワケ

Googleは初心者向けに、以下のような基礎的なSEO対策、それにかかわる知識を「無料で」提供しています。

◎SEO初心者が見たい「Googleの公式ガイド」おすすめ

これは、なぜでしょうか。
まるで「誰もがSEO対策できるよう」に、お膳立てをしているようではありませんか。

それもそのはず、このような情報を提供することもまた、検索エンジンを使うユーザーのためになるからです。

SEOの「本来の意味」を知っておくべき理由

ここで、SEOの本来の意味である「最適化」の話を思い出してください。
検索エンジンが「適切にWebサイトを理解できるよう行うもの」と紹介しました。

これも元をたどれば、ユーザーのためといえるでしょう。
というのも、SEO対策を行うことで、検索したユーザーも「より適したWebサイト(情報)」を見ることができるからです。

つまり「上位表示」とは、検索エンジンがユーザーにとって「ためになる最良のコンテンツ」を「最適な方法」で表示すること。
そう考えると「SEO=上位表示」とだけ覚えることが、いかに危険かわかるかと思います。

SEO対策を成功させるには、常に「ユーザーの視点に立った考え方」が必要不可欠。
検索エンジンが常に「ユーザー至上主義」であることを忘れないようにしましょう。

SEO対策のメリット・デメリット

「本当に自社は、SEO対策に注力すべきなのだろうか。」

このように悩んでいる方は、SEOのメリット・デメリットを理解したうえで、どれくらい取り組むべきか考えてみてはいかがでしょうか。
実際に最低限のSEOにとどめて、SNS、紙媒体、イベントなど、SEO以外に注力する企業は少なからずあります。

メリット

SEO対策のメリットを見てみましょう。
主に、以下の2つです。

  1. 作ったコンテンツは「残り続ける」
  2. 購買意欲の高い顧客にアプローチできる

作ったコンテンツは「残り続ける」

コンテンツが上位表示される限り、「継続的な利益」が期待できるのがSEO対策です。
また、コンテンツは作るたびに蓄積されます。
これは利益を生み出す「資産」が増えていくということ。

さらに、コンテンツが増えれば増えるほど、ユーザーがサイトに流入する(訪れる)入口も増えることになり、比例してPV数やアクセス数も増えていきます。

「購買意欲の高い顧客」にアプローチできる

SEO対策は、検索エンジンの仕組み上、自社の商品やサービスに興味がありそうな人にアプローチをすることができます。
たとえば「掃除機 軽量 コードレス」と検索するユーザーがいるとしましょう。

この「検索キーワード」を調べる人は、軽くてコードのない掃除機を探していると予測できます。(ちなみに、このキーワードから推測できるユーザーの考えを「検索意図」といいます。)
もしこの検索意図を満たす商品を扱っているWebサイトが上位表示したら、コンテンツ内で商品をアピールすることで、製品を認知してくれるどころか、購入してくれる可能性もあるでしょう。

このように、売り手の「伝えたい(売りたい)」と買い手(ユーザー)の「知りたい」がマッチし、Win-Winの状態でマーケティングが行えるのも、またSEOのメリットです。

デメリット

次にSEOのデメリットを見てみましょう。

  1. SEO対策には「時間がかかる」
  2. 上位表示には、定期的なチューニングが必要
  3. 成果は順位に依存しており「不安定」

SEO対策には「時間がかかる」

SEO対策は、時間がかかる持久戦のマーケティングです。
SEOを行い、その効果が出る期間は早くて「4か月~1年」。
さらにコンテンツ一つ一つを作るのも、質を重視した場合は、日数がかかります。

◎弊社コンテンツの例

弊社のとあるブログ記事のアクセス数は、2022年5月中旬にアップしてから、7月からじわじわと数値に変化が見られ、8月、9月と段階的に上がり「100」を超えました。
これは、スムーズに成長しているケースといえます。

一方、別のブログ記事は、同じ5月中旬頃にアップしていますが、9月に入ってもあまりアクセス数は伸びていません。
基本的にSEOは「Webサイトを育てる」という意識で行うものです。
長い目で戦っていける余力がない場合、SEO対策に注力するのは難しいでしょう。

上位表示には、定期的なチューニングが必要

Webサイトのコンテンツは、放置してはいけません。
Webサイトの効果を測定しながら、一定期間様子を見て、効果が出ていないようであれば改善を行います。

また、結果が出ているWebサイトでも、ある程度時間が経ったらチューニングが必要です。
たとえば、最新の情報をコンテンツに盛り込んだり、新しいSEO対策を試してみたり。

メリットのとおり、SEO対策は継続的な利益となりえますが、決して「不労所得」にはなりません。
継続的に利益を出す一方で、目が離せないのが「SEO対策」のデメリットともいえるでしょう。

成果は順位に依存しており「不安定」

検索結果の順位は検索エンジンの「システム(=アルゴリズム)」によって決められています。
アルゴリズムは定期的にアップデートされるため、その際に順位が変わる可能性があるということを覚えておきましょう。

とくに、Googleが年に数回行う「大規模なアップデート(=コアアップデート)」は、業界がざわつくくらい、順位への影響が大きいため注意してください。

実際にあった事例として、コアアップデートによりアクセスが「5分の2」になったWebサイトもあるようです。

もちろん、SEOの本質である「ユーザーのためになるWebサイト作り」を日頃から心掛けていれば、このアップデートを恐れる必要はありません。
ただ、検索エンジンに依存するSEOは、成果が不安定であるということは否めないでしょう。

Webサイトの検索順位が決まる(アップする)仕組み

検索結果の順位にも関わる「Google検索エンジンの仕組み」について解説します。
自分が作ったWebサイトが、どのような仕組みで、Googleの検索結果画面(「SERP」ともいう)に載るのかを知ることで、なぜSEO対策が必要になるのか、より理解を深めることができます。

◎Webサイトが検索結果に表示されるまでの流れ

  1. クローラーが巡回し、Webサイトの中身を把握する(=クロール)
  2. 「インデックス」される
  3. ユーザーに検索される
  4. アルゴリズムにより、適切なWebサイトをインデックスから選出
  5. 検索結果に適切と判断したページ順に表示

以下の3分程度の動画も、わかりやすくおすすめです。

◎Googleが提供する「検索エンジンの仕組み」を解説した動画

検索結果に表示させる「クローラー」と「インデックス」

新しくWebサイトやコンテンツ(ページ)を追加したら、検索エンジンに存在を認知してもらう必要があります。
それが、このステップの「クロール」と「インデックス」です。

Webサイトを理解する役目の「クローラー」

Webサイトを検索結果に表示させるには、まず「クローラー」に来てもらい、どういったWebサイトか知ってもらう必要があります。

「クローラー(Google bot、スパイダー、ボット)」とは、Webサイトのソースコードを読むことで内容を理解するプログラムです。
クローラーは基本的に、人のように目で見て、Webサイトを把握しているわけではありません。
色やテキスト、画像の内容、配置、サイトの構造など、すべて「ソースコード」と呼ばれる特殊な言語を読んで認識しています。

◎ソースコードの例

クローラーは、リンクを通ってしか、Webサイトに来られません。
そのため、リンクのないページが勝手に検索結果に載るということは、まずありえないでしょう。

ちなみに、リンクとは目に見える下線の引かれた「URL」や「テキスト」だけでなく、Webページのメニューやバナーなども当てはまります。

◎クローラーがとおるリンクの例

このクローラーが、サイトにアクセスすることを「クロールする」といいます。

基本的にクロールは自動で行われますが、検索結果になかなか表示されない場合は、クロールされたかどうかを確認する必要もあります。

Webサイトの内容を保管する「インデックス登録」

クロールされたWebサイトやページは、Googleが決めたチェック項目によって精査されたのち「インデックス」されます。

「インデックス」とは、日本語で「索引」という意味があるとおり、項目ごとにWebサイトを整理して記録することです。
注意したい点はすべてのWebページが、かならずインデックスされるとは限らないということ。

◎インデックスされない例

  • 質の低いコンテンツ
  • インデックスをしない設定をしている(noindexタグ、robots.txtでdisallowされているetc)

インデックスされれば、あとはユーザーが検索するたびに、Googleがアルゴリズムによって、インデックスに記録しているWebページから「最適なもの」を選び、検索結果に表示します。

Webサイトの順位を決める「アルゴリズム」

ここからは、どのような仕組みで「上位表示するWebページを決めているか」という部分に触れていきましょう。

SEOの本質でもお話ししましたが、検索エンジンの一番の目的は「検索したユーザーが、一発で満足できる回答(情報)を、瞬時に提供する」ことです。
そのため検索エンジンは、調べられたキーワードごとに「チェックすべき項目」をクリアしたWebページを上位に表示します。

簡単にいうと、このチェック項目の重要度を決めたり、チェックしたりする仕組みが「アルゴリズム」です。

アルゴリズムの中身は「公表されていない」

言ってしまえば、このアルゴリズムがどのような項目を見ていて、どれくらい項目を重視しているかがわかれば、Webサイトは上位表示できるでしょう。
しかし、アルゴリズムの詳細は公表されていません。

もちろん、それがわかってしまえば、そのとおりにコンテンツを作れば、上位表示ができてしまうからです。
実際、Googleが過去にアルゴリズムに関する重要な情報を発表した際は、それを悪用する人々が後を絶たなかったようです。

1999 年、Google の創業者は、Google のアルゴリズムの中心的な新技術、PageRank に関する重要な論文を発表しました。この論文が公開されると、スパム送信者たちは、リンクを売買し合って Google の検索結果を操作しようとしたのです。

引用:スパムを検出して関連性と信頼性の高い検索結果を提供

また、別の理由もあるでしょう。

アルゴリズムは「200以上の問い(チェック項目)」によって、上位表示するWebサイトを選別しています。
さらに、キーワードごとに、重要視する項目も違うようです。

たとえば「甲子園 2022 速報」というキーワードであれば、最新の試合結果を知りたいという検索意図があるため「コンテンツの新しさ(鮮度)」という項目の重要度は高くなると考えられます。
一方「甲子園 歴史」というキーワードであれば、鮮度よりも内容の方が重要視されるでしょう。

それにくわえ、最新のSEOではWebサイトを見たあとの「ユーザーの行動(ユーザーシグナル/ユーザー エクスペリエンス シグナル)」や「誰によって作られたページか」なども評価の基準となっているようです。
単純な指標で測れないという意味でも、昨今のアルゴリズムを完全に把握するのは、至難の業といえます。

上位表示のための「SEO」

SEO対策でやるべきことは、Googleが情報提供する最適化という意味の「基礎的なSEO」と、このアルゴリズムの中身を推測し、上位表示ができるようWebサイトを改善していく「SEO」ということになります。

ちなみに評価要素の基礎的な部分は、Googleも言及しているため、ここで簡単にご紹介します。

◎初心者が知っておきたい、基礎的な「評価要素」

  • 検索意図との関連性の高さ
  • 検索意図に合ったコンテンツの形
  • コンテンツの品質の高さ
  • コンテンツのユーザビリティ

検索意図との「関連性の高さ」

「検索意図」とは、検索したユーザーが「求めているもの」や「考えていること」です。
たとえば「SEO対策 会社 おすすめ 千葉」というキーワードの検索意図は「千葉にあるSEO対策に強い会社のおすすめを知りたい(選びたい)」だと推測できます。

この検索意図に、コンテンツが合っているかどうかをアルゴリズムは見ているということです。
つまり、コンテンツを作る際はキーワードとその検索意図に合った内容を考えなくてはなりません。

検索意図に合った「コンテンツの形」

たとえば、あなたが特定のアーティストのMVを探しているとします。
検索結果に出てきて欲しい情報は、どちらですか。

  1. 探しているアーティストのMV(動画)
  2. アーティストのMVについて語っているブログ(Webサイト)

もちろん「1」だと思います。

◎「アーティスト名+曲名+MV」で検索した際の結果

このように、2022年現在、最新のGoogle検索結果には、Webサイト以外にも、さまざまなコンテンツが上位表示されます。

◎コンテンツの種類(例)

  • 動画
  • グラフィック(画像)
  • マップ
  • 用語の解説
  • 楽曲(歌詞)
  • 翻訳結果
  • ニュース
  • レシピ
  • 人気商品

検索意図を満たすコンテンツは、どのようなものか。
それを考えることも、またSEO対策といえます。

コンテンツの品質の高さ

今のアルゴリズムでとくに重要視されているのが、Webページの「品質」です。
ではどういったものが、質の高いWebページと判断されているのか。
たくさんの要素があり、キーワードの検索意図によっても「質」の定義は変わりますが、基本的なことは「品質に関するガイドライン」が参考になります。

・検索エンジンではなく、ユーザーの利便性を最優先に考慮してページを作成する。
・ユーザーをだますようなことをしない
・検索エンジンでの掲載位置を上げるための不正行為をしない。ランクを競っているサイトや Google 社員に対して自分が行った対策を説明するときに、やましい点がないかどうかが判断の目安です。その他にも、ユーザーにとって役立つかどうか、検索エンジンがなくても同じことをするかどうか、などのポイントを確認してみてください。
・どうすれば自分のウェブサイトが独自性や、価値、魅力のあるサイトと言えるようになるかを考えてみる。同分野の他のサイトとの差別化を図ります。

引用:品質に関するガイドライン

また、昨今では「誰がコンテンツを作っているか」などを、人が「目視」で評価していることもあるようです。
とくに、健康といった命がかかわるテーマや、投資、保険、ローンといった金額の高いものを扱ったテーマを「YMYL(Your Money or Your Life:金銭あるいは人生)」と言います。

◎「YMYL」の主なテーマ

このようなページは、とくに信頼性や情報の正確性を重視するため「誰によって書かれたか」や「どのような母体が運営しているWebサイト」かが、とくに重視されます。
より慎重な、コンテンツ作成が求められるといえるでしょう。

「YMYL」のよりくわしい内容は、以下の記事の「STEP15 YMYLコンテンツには『E-A-T』を意識する」をお読みください。

SEOライティングのコツとは?初心者にも分かりやすく書き方の手順を紹介

コンテンツの「ユーザビリティ」

Webサイトがユーザーにとって「使いやすいかどうか(ユーザビリティ)」も、評価基準の一つです。
たとえば、スマホで見やすいかどうか(モバイルフレンドリー)。
クリックしてからのWebページが表示される速度は遅くないか。

こういった項目が、ユーザビリティの重要な指標とされているようです。

また、2022年におけるSEOのトレンドとして「コア ウェブ バイタル(Core Web Vitals)」が挙げられています。
簡単にいうと、検索エンジンがユーザーの動きを見て、Webサイトの良し悪しを判断しているというもの。
つまり、小手先のSEOではなく、より「ユーザーのためになるWebサイト作り」を考えなくてはならない時代が来たということでしょう。

SEO施策の種類

「それで、SEO対策ってどうやるの?」という疑問にお答えする前に。
実はSEO対策といっても、さまざまな種類の施策があります。

施策によっては専門的な知識や技術が必要な場合もあるため、事前に自分でできるSEO対策を把握しておきましょう。

◎SEOの種類

  • テクニカルSEO
  • コンテンツSEO
  • 内部対策
  • 外部対策
  • ローカルSEO

注意点として、SEOの分類は参考程度にとどめてください。

というのも、日本ではSEOの分類に、人によって大きな差があります。

ざっくりとWebサイトの内部に対して行う「内部対策」と、外部に対して行う「外部対策」の2つに分けたり「内部対策」「コンテンツSEO」「テクニカルSEO」「外部対策」と分けたり、テクニカルSEOを内部対策に含めたり。

そのため今回は、SEOの先進国であるアメリカなど、海外の情報を参考に「5つ」の分け方で紹介したいと思います。

◎SEO施策ごとの主な役割

  1. テクニカルSEO:
    クロールやインデックスのための施策、ユーザビリティの向上
  2. コンテンツSEO:
    どのようなコンテンツを作るかの企画、構成作成
  3. 内部対策:
    SEOを考慮したコンテンツ作成
  4. 外部対策:
    被リンク構築、サイテーション
  5. ローカルSEO:
    ローカル検索への対応

ちなみに、優先順位が高いものは、検索結果への表示にかかわる「テクニカルSEO」。
次点で「コンテンツSEO」と「内部対策」です。

◎SEO対策の優先順位

テクニカルSEO

主にクローラーを呼び、Webサイトをインデックスさせる施策が「テクニカルSEO」です。
また、最近では「コア ウェブ バイタル」により「ユーザビリティ」が順位にかかわるようになったため、この部分への対策もテクニカルSEO内で行うケースが増えてきました。

◎テクニカルSEO(一例)

  • わかりやすいサイト構造の設計
  • サイトマップの送信
  • クロールエラーの対応
  • インデックスの確認
  • ページ速度の対応
  • 構造化データの作成
  • 「https」の設定

コンテンツSEO(キーワード選定)

主に「どのようなコンテンツを作るのか」を考えるのが、コンテンツSEOです。
海外では「キーワード調査(キーワード選定)」といわれている部分。

キーワード調査という言葉のとおり、作るコンテンツのテーマとなる「キーワード」を探して選ぶ作業と、キーワードの検索意図を推測し、どのようなコンテンツを作るかを企画(構成)する作業がコンテンツSEOのメインとなります。

ちなみに、日本でも「キーワード選定」はよく使う言葉です。
個人的には、コンテンツSEOよりもキーワード選定の方がポピュラーな印象を受けます。

あえて使い分けるとしたら、コンテンツSEOの中にキーワード選定という作業があるイメージでしょう。
コンテンツSEOは「企画」の部分となるため、Webサイトの目的やブランド、商品やサービス、ターゲットとなる顧客を熟知しているWeb運営者やディレクターが担当することが多いです。

SEOキーワード選定のやり方・コツとは?初心者に役立つ便利ツールも紹介

内部対策(SEOライティング)

「内部対策」の主な作業は、SEO(検索エンジンとユーザー)を考慮したコンテンツを作ることです。
たとえば、以下のような施策をWebサイトに行います。

◎内部対策(一例)

  • 簡潔なURL
  • 適切な「h1」「h2」「h3」などの見出しタグの利用
  • 選定したキーワードの挿入
  • メタディスクリプションのライティング
  • 画像の最適化(代替えテキストの挿入)
  • 内部リンクの設置
  • SEOライティング

よりくわしくは、以下の関連記事をご覧ください。

SEOライティングのコツとは?初心者にも分かりやすく書き方の手順を紹介

外部対策

人によっては自分のWebサイト内で行える施策が内部対策というのに対し、外部で行うSEO施策を「外部対策」といいます。
主に挙げられるのが「被リンク構築」と「サイテーション戦略」です。

ただし、外部対策はいずれも、自分で行うことが難しいSEO施策とされています。
一歩間違えれば、ペナルティとして検索エンジンからWebサイトが削除されるケースもあるため、行う場合は慎重に。

被リンク構築

SEO対策のなかでコンテンツの品質に次いで、効果が高いとされているのが「被リンク」です。
「被リンク」とは、外部のサイトに貼られた、自サイトへのリンクのこと。
たとえば、個人ブログに「引用元」や「『Nobilista』ってツール使いやすいよ!」といったテキストから弊社ページへ発リンクがされたら、その瞬間に弊社の被リンクが「1個」増えたことになります。

◎「被リンク」の例

被リンクの効果が高いとされているのは「被リンク=信頼の証」といったように、検索エンジンがコンテンツに対する信頼性の高さを「被リンクの数」などを参考にしているからといわれています。

もちろん、単純な被リンクの数だけでなく、コンテンツとの関連性や発リンクをしているサイトの品質なども見ているようです。
そのため、適当なサイトからリンクをたくさんもらっても意味はありません。

また、リンクにも種類があり「nofollow」や「sponsored」といったタグのついていない「dofollow」と呼ばれる被リンクでなければ、SEOの効果はないため注意しましょう。
「被リンク」について、くわしくは以下の関連記事をご覧ください。

被リンクの増やし方とは?良質な被リンクの獲得方法や事例を紹介

サイテーション戦略

「サイテーション」とは、自サイトにかかわる固有名詞が、どこに、どれくらいインターネットで頻出しているかを検索エンジンが見ているというもの。

◎「固有名詞」にあたるもの

  • サイト名
  • 商品名
  • ブランド名
  • 名前
  • 会社名、運営者名
  • 電話番号
  • 住所

本来は、次に紹介する「ローカル検索」から来た言葉です。

どうしてその部分を見ているのかというと、業界における「信頼度」や「権威性」を見るためといわれています。
たとえば「畳」を販売している、ECサイト(ショッピングサイト)を例に考えてみましょう。

扱っている畳の商品名や会社名が、お座敷のある料理屋、寺社仏閣、日本文化を扱っているメディアサイト、和雑貨好きの個人ブログなどで出てきた場合。
検索エンジンは、その畳の販売会社が、同じ畳のWebサイトのなかでも、とくに日本文化にかかわる世界で一目置かれていると判断します。

すなわち、信頼性が高く、権威のある畳のWebサイトのため、上位表示される確率が高くなるといえるでしょう。
実はこれ、現実でも似たようなことがあります。

タクシー運転手に地元のおいしいお店を紹介してもらうだとか、プロ美容師がおすすめするヘアケアアイテムだとか、社長秘書がおすすめする手土産20選だとか。
その業界にかかわる人がおすすめするものは、たしかに信頼性があると思いませんか。

まさにサイテーションは、同様のことを検索エンジンが行っているということになります。

ローカルSEO

ローカルSEOとは「ローカル検索(地域や場所に基づいた検索)」や「パーソナライズド検索(IPアドレスや位置情報、検索履歴に基づいた検索)」に対して、有効なSEO施策です。
たとえば「博多駅 うどん屋」と入力すると「博多駅周辺のうどん屋」の情報が、以下のように表示されます。

◎「博多駅 うどん屋」の検索結果

このような「地名」の付いた検索ワードに対し、その地域に関連する情報を表示することを「ローカル検索」といいます。

また、検索エンジンは「IPアドレス」や「位置情報」から、自動で「今いる場所(住んでいる地域)」に適した情報を表示させることもあります。
それが「パーソナライズド検索」です。

たとえば「歯医者 子ども 人気」と調べると、検索エンジンは自動で住んでいる場所や今いる場所に近い歯医者で、条件に合うところを提案してくれます。

◎「歯医者 子ども 人気」の検索結果

このようなローカル検索やパーソナライズド検索で、上位表示を目指すのが「ローカルSEO」です。

ローカルSEOの主な作業は、Googleのサービス「Google ビジネス プロフィール」を充実させ、マップや「ローカルパック(Google ビジネス プロフィールの情報が載ったリスト)」への表示を目指すことや、Webサイトをローカル検索向けに工夫することが挙げられます。

◎ローカルSEO(一例)

  • Google ビジネス プロフィールの充実
  • Webサイト内に、積極的に地名を盛り込む
  • Webサイトのフッターに、住所や電話番号などのビジネス情報を入れる

◎ローカルパック

【補足】推奨されていない「逆SEO」

SEOとついていますが、一般的ではない施策として「逆SEO」と呼ばれるものがあります。
逆SEOとは、言葉のとおりSEO(上位表示)の逆、つまり特定のWebサイトの「順位を下げる」ためのSEOです。

「そんなことができるの?」と思われるかもしれませんが、基本的に手法として紹介されているものは、ペナルティとなるスパム行為や、Webサイトを複数運営するというコストのかかるものがほとんど。

本来は、風評被害対策のために用いられた施策です。
たとえば、自社の名前や商品、サービス名のキーワードで、そのようなサイトが上位に来てしまった場合が考えられます。

しかしなかには、悪意を持って競合他社サイトの順位を落とすために「逆SEO」を行うところもあるようです。
いずれにせよ、言葉としてあるので紹介はしましたが、一般的には手を出すべきでない施策といえるでしょう。

SEOを始める前にしておくべき準備

SEO対策を効果的に行うためには、事前の「準備」をおすすめします。
それが「CV設定」と「SEOツールの設定」です。

サイトで「達成したい目標(CV)」を明確にする

あらためて、サイトの目的となる「CV(コンバージョン)」を明確にしましょう。
言い換えるなら、Webサイトを訪れたユーザーに「どのような行動」をとってもらいたいか考えてください。

◎「CV」の一例

  • 商品の購入、サービスの申し込み、会員登録
  • 商品、サービス、ブランドの認知拡大
  • 商品、サービスの販促
  • ブランディング、ファンの構築
  • 特定のページへの遷移

また、Webサイトの運営で迷うことがあっても「CVのために最善なのは?」と問いかけることで、納得のいく答えを出せるというメリットも。

ちなみに「バズる」や「PV数」は、CV設定としては不適切です。
もちろん、多くの人に見てもらえるのはよいことですが「見てもらったあと、どのように利益を出したいか」が「CV」に当たる部分。

そのため、PVを目標としてしまうと、見られるだけでいつまでも利益を生まないWebサイトになってしまうことも。
設定したCVは、今後サイトの軸となるものです。
自サイトの強みや将来のビジョンを想定して、慎重に決めるようにしましょう。

SEOツールを事前に導入・設置する

SEO対策の効果をしっかり確認したいという方は、施策を行う前に必要なツールを導入しておきましょう。
そうすることで、SEOを行う前と後を、正確に比較することができます。

◎事前に導入をおすすめするツール

  • 【無料】Google Search Console(サーチ コンソール)
  • 【無料】Google Analytics(アナリティクス)
  • 【有料】Nobilista(ノビリスタ)

いずれのツールも、SEOをやっていくうえでは欠かせないツールです。
とくに「 サーチ コンソール」は、インデックスの確認やエラー、万が一にペナルティがあった場合に必要になるため、事前に導入をおすすめします。(導入にはいくつか設定が必要)

Nobilista」は、Webサイトやコンテンツがどのようなキーワードを拾っているか、またその順位がわかるツールで、コンテンツの改善に役立ちます。
キーワード順位は継続的に見ていきたいもののため、こちらも早めの導入がよいでしょう。

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自分でできる基本的なSEOのやり方・進め方

基本的なSEO施策であれば、自分でもできることはたくさんあります。
まずは、SEO対策の大まかな流れと、そのなかでやることを確認してみましょう。

  1. Webサイトを「インデックス」させる(テクニカルSEO)
  2. コンテンツのためのキーワードを選ぶ(コンテンツSEO、キーワード選定)
  3. コンテンツを増やす(内部対策、SEOライティング)
  4. Webサイトの数値を追う(レポートと分析)
  5. 競合調査やツールを使いページの改善を行う
  6. 外部施策を行ってみる
  7. ほかの施策や最新のSEOを試してみる

Webサイトを「インデックス」させる

クロールとインデックスは、基本的に自動でされるものです。
ただ、Webサイトを作ったばかりのときや、作ってから日が浅い場合は、クロールやインデックスがうまくいかないことが多々あります。

その場合はまず「インデックスされているかどうか」確認をしましょう。
方法は、検索窓に直接「URLを入力し」その前に「site:」をつけます。

(例)
site:https://□□□□□.com/

すると、インデックスされている場合、該当のWebサイトやコンテンツが検索結果に表示されます。

◎インデックスされている場合

◎インデックスされていない場合

表示されない場合は「Google サーチ コンソール」を使って、再度確認してみましょう。

◎「インデックス」の確認方法

  1. 「Google サーチ コンソール」の「ページ」をクリック
  2. (特定のページのインデックスを確認したい場合は)URLを直接入力
  3. エラーがある場合は「登録されなかった理由」を見て対応

エラーがない場合は、「Google サーチ コンソール」からサイトマップ(サイトの地図のようなもの)を送信することで、クロールやインデックス登録を呼びかけることが可能。

サイトマップは無料のツールやWordPressを使っているのであれば「プラグイン(WordPressで使えるカスタマイズ機能)」を利用することで、誰でもすぐに作成できます。

◎作成したサイトマップを送信する方法

①「Google サーチ コンソール」の「サイトマップ」をクリック
②作成したサイトマップのURLを入力し「送信」

コンテンツのためのキーワードを選ぶ(キーワード選定)

コンテンツを作るうえで重要となるのが「キーワード選定」です。
キーワード選定用のツールを使い、大まかなキーワードを出せば、あとはキーワードを選別するだけ。

選定のコツさえつかめば、それほど難しいものではありません。

キーワードを選定するうえで「どのようなところに注意して選べばよいか」や「効率的な選定方法」など、くわしいキーワード選定の仕方については、以下の記事を参考にしてください。

SEOキーワード選定のやり方・コツとは?初心者に役立つ便利ツールも紹介

コンテンツを増やす(コンテンツSEO、SEOライティング)

SEO対策のメインでもあるコンテンツを、ひたすら増やします。
ただし、量産すればよいというわけではありません。

最新のSEOを考えると、コンテンツの質はとくに重視される部分。
キーワードの検索意図に沿っているだけでなく、さらにユーザーを満足させられる魅力的なコンテンツを作成しましょう。

ちなみに、コンテンツが少ないうちは、質の高いものを作っても評価がされないことが多々あります。
なぜなら、Webサイト全体の評価がまだ低いからです。
徐々にコンテンツが蓄積されることで、Webサイト全体の信頼性も高まり、次第に正しい評価が得られるようになります。

そのため、コンテンツが少ないうちは、成果がでないからといって「改善」するよりも、よりコンテンツを「増やすこと」に注力しましょう。

SEOライティングのコツとは?初心者にも分かりやすく書き方の手順を紹介

Webサイトの数値を追う(レポートと分析)

Webサイトのアクセス数など、数値を追ってレポーティングします。

SEOの効果は、十人十色ならぬ「十サイト十色」。
瞬時に効果が出る場合もあれば、そうでないもの、効果が出ないものなどさまざまです。

SEOの効果は、定点的なレポートを行ってはじめてわかります。
だからこそ、SEO対策の基本の流れは「施策→効果測定→分析→改善」。
効果が出なければ、何が悪かったか分析し、改善をしっかりと行いましょう。

◎SEOのレポートの例

◎SEO対策で追いたい数値

  • アクセス数
  • 検索結果画面への表示回数
  • ねらっているキーワードの順位
  • 上位表示しているキーワード
  • CV数、CVR数
  • 各数値の推移や前月比

レポートを作成するもう一つの利点は、独自のSEOノウハウが蓄積するという点。
生のデータには、本やネットには書かれていない、新たな気付きを与えてくれるかもしれません。

競合調査やツールを使い「ページの改善を行う」

ある程度コンテンツが増えてきたら、競合調査やSEOツールを参考に、順位が伸び悩むコンテンツの改善を行っていきましょう。
たとえば、コンテンツは読んでもらえているか「滞在時間」をツールで見たり、上位サイトとの違いを考え、足りない要素を追加したり、できることはたくさんあります。

コンテンツの改善は「トライ アンド エラー」の精神で、地道に行っていきましょう。

SEO競合サイトの調査方法とは?他社サイト分析に役立つ無料ツールも紹介

外部施策(被リンク)を行ってみる

優先すべきは内部対策ですが、余力があれば、被リンクの構築やサイテーションにも意識を向けてみましょう。

被リンクの増やし方とは?良質な被リンクの獲得方法や事例を紹介

ほかの施策や最新のSEOを試してみる

内部対策を行っている際中や基礎的なSEOがひと通りできたら、その他のマーケティングを並行して行ってみたり、最新のSEOを試してみたりしてみましょう。

◎おすすめの施策

  • YouTubeやTwitterなどのSNSマーケティング
  • ユーザビリティやユーザーエクスペリエンス(UX)の改善
  • 音声検索の対応
  • 構造化データ(スキーマ マークアップ)
  • リスティング広告などのWeb広告
  • WebサイトごとのSEO(ECサイト向け、ブログやアフィリエイト向け、アプリ向け)
SEMとは?SEOとの違いや施策の使い分けの仕方を徹底解説

SEOを進めるときの注意点・やってはいけないこと

これからSEO対策を行っていくなかで、とくに注意したい点を紹介します。
初心者はもちろん、中級者でも陥る可能性のある内容のため、しっかりと覚えておきましょう。

小手先の「SEOテクニック」に惑わされない

「検索エンジンにとっては、これが効果的らしい。」
「SEO的には、これが有効だ。」
「Googleに評価されるには――。」

SEO対策を行っていくと、次第にこのような「テクニック論」や「Googleファースト的思考」に陥ることがあります。
しかし、すでにお話したとおり、SEOの本質は「ユーザー至上主義」。
SEOの先、つまり検索エンジンの先には、常に「検索ユーザー」がいることを忘れてはいけません。

そこで注意したいのが、ユーザーを置き去りにする「小手先のSEO施策」です。

「小手先のSEO」とは

小手先のSEOとは、つまり「ユーザーの視点に立って考えていないSEO」です。
昨今は上位表示を意識するあまり「ユーザー(人)」を置き去りにしたSEO対策が増えています。

記事の文字数はSEO的には、○文字前後がよい。」
「SEOキーワードを『○個以上』、文章に対して『○割り』入れる。」

たとえば、このようなSEO施策を見かけたことがあります。
施策の内容はもちろん、実は考え方も「ユーザーの視点」に立っていないことにお気づきでしょうか。

極端な例を出すと「今日の天気を知りたい人」と「生命保険を選びたい人」が、同じ文章量のコンテンツでよいと思いますか。
キーワードによっては、サクッと知りたいものもあれば、じっくりと吟味したいものもあるはずです。

またキーワードが一つも入っていない、というのはたしかに問題ですが、テーマでもある言葉を一度も使わないでコンテンツを作るというのはそもそも考えられません。
一方で、キーワードの個数によって、ユーザーはコンテンツへの印象を変えるものでしょうか。

「犬の爪の切り方って言葉が20個もある!このページはいいなあ。」

こうはならないはずです。
そして、いざ冷静に考えると、不思議なSEO施策だということに気づくはずです。

初心者が小手先のSEOを判断する場合、まずその施策が「なぜSEOで有効なのか」、根拠を見るようにしましょう。
また、根拠がない場合は、ユーザーの視点に立った際に「たしかに便利だ」「これはいいな」と思うかどうかを考えます。

上位表示の鍵は「おもてなし」思考

SEO対策とはいわば、ユーザーへの「おもてなし」と考えてみましょう。

「どうしたら、コンテンツを見てくれるユーザーは喜ぶのだろうか。」

このように、ユーザーに対して「おもてなし」をするかのように、ユーザーファーストな考え方をしてみてください。
SEOの本質を考えると、これは上位表示への一番の近道です。
とくに最近は、アルゴリズムに「コア ウェブ バイタル」が導入されたことで、より「ユーザー目線」で、Webサイトが判断されるようになりました。

これからSEOを学んでいくうえで、たくさんの「SEO」に触れる機会があると思います。
そのときはあらためてSEOの本質を思い出し、その施策が本当に「ユーザーのためになるか」注意しましょう。

ガイドライン違反に注意する

Googleは、ユーザーのためになる検索結果を表示させるため、以下のような行為を禁止しています。

「ユーザーを騙すWebサイト」
「ユーザーのためにならないWebサイト」
「検索エンジンを騙すWebサイト」(「検索順位の操作」とGoogleはよく表現します)

そして、それにあたる具体的な行為も、ガイドラインで公表しています。
違反した場合は、ペナルティとして「インデックスから除外(検索結果からWebサイトが削除)」されるため注意しましょう。

◎ガイドライン違反にあたるもの・その可能性があるもの(一例)

  • 自動生成コンテンツ(プログラムによって作られた質の低いコンテンツ)
  • 複数のWebページを繋ぎ合わせただけのコンテンツ
  • リンクに関する売買(被リンク構築における有償のやりとり)
  • 広告リンクであることを明示していないリンク(専用タグの利用がおすすめ)
  • コピーサイト(まったく同じサイト、無断複製サイト)
  • 悪質なリダイレクト(別のURLに強制的に飛ばすこと)
  • 隠しテキスト(白の背景に白文字を使ったり、画像の背後にテキストを置くなどの行為)
  • 隠しリンク(隠しテキストにリンクをつける行為)
  • 誘導ページ(特定のサイトに誘導するための質の低いWebページ)
  • 内容の薄いアフィリエイトサイト
  • 不自然な文章(キーワードの過剰な詰め込み、上位表示を目的にした単語や数字の羅列)

ほかにもあるため、くわしくは「品質に関するガイドライン」を一読ください。

ちなみに、ガイドライン違反と判断された場合は「Google サーチ コンソール」からメッセージが来るようになっています。
ただし、アルゴリズムを解析されないために、どの部分がガイドライン違反かは教えてくれません。
そのため「手動による対策レポート」を参考に、考えられるガイドライン違反を探し、一つひとつ対応することになります。

作ったコンテンツは放置しない

コンテンツは放置せず、つねに数値を追い、改善するようにしましょう。
また、成果が出ているコンテンツも時間が経ったら、チューニングを行ってください。

最新の情報を取り込んだり、古い表現を変えたり、トレンドのデザインやグラフィックに変更したり、できることはたくさんあります。

SEO対策を有利に進めるツールを紹介

SEO対策において、ツールは必要不可欠です。
Webサイトの規模や行うSEO施策によっては、無料のSEOツールでも十分ですが「有料ツールでしかできない」こともあります。

行うSEO施策に合わせて、必要なツールは揃えるようにしましょう。

【無料】Google Analytics(アナリティクス)

  • 料金:無料
  • 活用方法:アクセス数の確認やCV数の確認など
  • おすすめのSEO施策:コンテンツSEO

Googleが無料で提供し、Web担当者が使い倒すことになるであろうツールがこちら「Google Analytics(アナリティクス)」です。

Webサイトへのアクセス数(アナリティクスでは「セッション数」)やPV数、リアルタイムで閲覧されているページ、ユーザーが次にどのページに行ったかといった行動フロー、CVに至った数など、Webサイトの分析に役立つ機能が多いツールです。

【無料】Google Search Console(サーチ コンソール)

  • 料金:無料
  • 活用方法:サイトマップの送信やインデックスの状況の確認など
  • おすすめのSEO施策:テクニカルSEO

こちらも、Googleが無料で提供しているツールです。

Google Search Console(サーチ コンソール)」の利用には、Webサイトの所定の位置に「HTMLタグ」を設置する必要があります。

◎「Search Console」を使う場面

  • ページごとのクリック数や表示回数の確認
  • Webサイトへ流入が多いキーワードの確認
  • インデックスしているかどうかの確認
  • クローラーが来ているかの確認
  • サイトマップの送信
  • リンクの否認(スパムリンクへの対応)
  • ペナルティ関連の連絡

アナリティクスとの使い分けは、Webサイトに入るまでに関するデータを見る際に、コンソールを使うことが多いです。

たとえば、どのようなキーワードでWebサイトへ来るユーザーが多いか、特定のページがどれくらい検索結果に表示され、クリックをされているかなど。
また、サイトマップの送信やリンクの否認など、コンソールでしかできないこともあるため、Webサイトを作ったら早めに導入するようにしましょう。

【無料】Page Speed Insight(ページ スピード インサイト)

  • 料金:無料
  • 活用方法:ページスピードの測定
  • おすすめのSEO施策:テクニカルSEO

Googleが無料で提供する「Page Speed Insight」は、スマホとPCのページスピードを測定するツールです。

スピードの評価を数値化してくれるほかに、ページを開くのにかかった時間や最初のコンテンツを表示する際にかかった時間など、細かい数値でWebサイトのユーザビリティを確認できます。

また「Google自身が」改善できる項目を明示してくれるので、SEOの効果が期待できるのもこのツールの良い点でしょう。

【無料】モバイル フレンドリー テスト

  • 料金:無料
  • 活用方法:スマホサイトの確認
  • おすすめのSEO施策:テクニカルSEO

自分のWebサイトがモバイルフレンドリーかどうかを確認するのなら、Googleが無料で提供している「モバイル フレンドリー テスト」を活用しましょう。

URLを入力するだけで「モバイル用サイトに対する評価」と「クローラーが巡回した日」を確認できます。

【一部無料】Ubersuggest(ウーバーサジェスト)

  • 料金:無料(3回まで)
  • 活用方法:キーワード選定、月間検索ボリューム数の確認、キーワード難易度の確認
  • おすすめのSEO施策:コンテンツSEO、SEOライティング

コンテンツSEOやSEOライティングで必要になる「キーワード選定」。
使うツールは出来る限り、月間検索数が正確に出るものがよいでしょう。

無料のツールでおすすめのキーワード選定ツールは、NEILPATELが提供する「Ubersuggest(ウーバーサジェスト)」。
「3回」という制限はあるものの、ボリューム数の多いキーワードの月間検索数は、こちらでほぼ把握が可能です。

【一部無料】SE Rranking

  • 料金:無料(3サイトまで)
  • 活用方法:競合調査
  • おすすめのSEO施策:コンテンツSEO、外部施策

競合調査を無料で行いたいのなら、「SE Rranking」がおすすめです。
「3サイト」までなら、無料版の範囲で行えます。
競合調査の基本的な部分はもちろん、競合サイトを自動で出してくれる点も優秀。

【有料】Ahrefs(エイチレフス)

  • 料金:有料(月額 12,500円 ※為替レートによっては変動あり)
  • 活用方法:被リンク施策、競合調査、キーワード選定
  • おすすめのSEO施策:コンテンツSEO、SEOライティング、外部施策

有料ですが、コストパフォーマンスに優れたツールのため紹介します。

Ahrefs」は、SEO先進国アメリカをはじめ、世界中で使われている定番のSEOツール。
被リンク構築」に強いツールとして有名ですが、それだけでなく競合調査やキーワード選定にも使えるため非常におすすめです。

「Ahrefs」と別途「キーワードの順位計測ツール」を用意すれば、SEO対策のツールはほかにいらないといっても過言でないでしょう。

【有料】Nobilista(ノビリスタ)

  • 料金:有料(月額990円 ※パーソナルプランの場合)
  • 活用方法:キーワードごとの順位の計測、順位変動の追跡、競合比較、キーワード難易度
  • おすすめのSEO施策:コンテンツSEO、SEOライティング

現在「キーワードごとの順位」が計測できるツールは、残念ながら「有料」のものしかありません。
そこで僭越ながら、弊社の「Nobilista(ノビリスタ)」を、ご紹介させてください。

弊社の「Nobilista」は、クラウド型のキーワード順位自動チェックツールです。

「自サイトがどのようなキーワードで上位をとっているか。」
「キーワードでいま何位か。」

といったことが、瞬時にわかります。
また続々と新機能が追加されており、最近では競合と数値を比較できる「競合比較レポート」という機能が搭載されました。

引用:競合比較レポート実装のお知らせ

実は、同様のツールのなかでも「月額990円(パーソナルプラン、税込)」というのは、かなり価格を抑えて提供しています。

◎他社との「1キーワード」あたりの価格(比較)

NobilistaC社A社
1キーワードあたりの料金6.6円/月10円/月35円/月
100キーワードあたりの料金660円/月1,000円/月3,500円/月

まさに「手が出しやすい」ツールです。

そして、一般的な順位計測ツールとは異なり「クラウド型」というタイプのため、以下のような特徴があります。

  • 自動で順位を取得(従来のものは、手動で取得が必要+待ち時間がある)
  • スマホやタブレットからでも計測可能(従来はPCのみ)

また、日本の企業による日本人のためのSEOツールとして、個人事業主(フリーランス)の方や中小企業でWeb担当者になったばかりの方からも「安心して導入できた」「困ったときは相談できるから助かる」と、厚い信頼をいただいています。

「月1,000円を切る」安心の日本製ツール「Nobilista」。
まずはお気軽に、その使い勝手をお確かめください。

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