SEO

2022年9月27日

SEO上級者だけがやっている5つのSEOテクニック

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私は過去に、Webライターやサイト運営者として、コンテンツ制作に携わっていた時期がありました。

「もっとSEOで、成果を出したい。」
「もっと効率的に、作業をしたい。」

基礎をマスターし、コンテンツ制作に慣れてきた頃。
まさに、SEOの知識としては中級者というレベルになっていた私にとって、やネットの情報はありきたりなものばかりになっていました。

そこで知りたいと思ったのが「SEO上級者のテクニック」です。
SEOの上級者ともなると、やはり以下のようなことを、当たり前にやってしまいます。

◎個人的に思う「SEO上級者」の特徴

  • 高確率で成果を出している
  • 記事などのコンテンツの質が高い
  • 長期的な(持続可能な)利益を考えて、コンテンツを作っている
  • 効率的に作業をしている
  • 適したSEO戦略を「柔軟」に選べる(トレンドのSEOや最新SEOを熟知している)

「こうなりたい。」
今回は、そんな思いを抱える、SEO基礎をマスターした中級者が「頭一つ抜けるために」マネしたい、上級者のテクニックを「5つ」紹介したいと思います。

ほとんどが、SEO対策の本に載っていないようなものばかり。
サイト運営者やSEOに携わる方は、ぜひお役立てください。

SEO対策とは?初心者にも分かりやすく上位表示の基本的なやり方を解説

ターゲットと検索意図を「深堀りする」テクニック

SEO上級者が制作した記事などのコンテンツは、高確率で上位表示をします。
理由は「ターゲットと検索意図の深堀り」がよくできているから。

実際、SEO上級者の書く記事を見ると「キーワードを使うユーザーはどのような人物か」「どのような背景があって検索をしているか」を細かく推測し、的確にコンテンツに反映していることがわかります。

また「読まれる記事(コンテンツ)」を作るためには、ユーザーの深掘りが欠かせません。
さっそくその「深掘り」の仕方を見てみましょう。

SEOライティングのコツとは?初心者にも分かりやすく書き方の手順を紹介

検索意図に「なぜ?」とくり返し問いかける

検索意図を把握する方法は、すでにご存じだと思います。
上位サイトやサジェストキーワードを見て、検索意図を推測するのが普通でしょう。

ただ、もっと「深堀り」をするのが、上級者のテクニックです。
出てきた推測に対し「それはなぜか?」と問いかけが出来なくなるほど、質問をくり返してください。

たとえば「そうめん 夏 レシピ」というキーワードを深掘りしてみましょう。
もちろん、上位サイトを参考にせずとも「夏におすすめのそうめんのアレンジレシピが知りたい」というのが検索意図で間違いありません。
ただし、そこから、どれだけ深掘りできるかが問題になってきます。

【STEP1 】問いかける

調査して推測した検索意図に対して、それはなぜか問いかけます。
今回であれば「夏におすすめの、そうめんのアレンジレシピを知りたいのはなぜか」です。

Q.「なぜ」そうめんのアレンジレシピ(夏におすすめ)を知りたい?

  1. 「お中元」や「おすそ分け」で、大量にもらったから。
  2. 「安売り」で大量に買ったから
  3. そうめんの普通の食べ方に飽きたから。
  4. 夏に食べやすいから。
  5. 食欲がないときに、そうめんなら食べられるから。
  6. 夏の風物詩だから。
  7. 冷たい食べ物で、思い浮かんだのが「そうめん」だったから。
  8. ただのそうめんだけだと、栄養が心配、お腹に溜まらないと思ったから。

【STEP2 】さらに問いかける

もっと深掘りしてみましょう。
例として【1】だけ、深掘りをしてみます。

Q.「なぜ」「お中元やおすそ分け」をもらって、夏のアレンジレシピを検索したのか?

  1. 賞味期限が切れないように(期限が近くなったから)。
  2. 収納スペースを空けたいから。
  3. 普通の食べ方では飽きたので「味変」をしたい(して食べきりたい)。
  4. 普通の食べ方では、栄養が足りないと思ったので。
  5. 夏が終わる前に、食べきりたい。

【STEP3 】もっと問いかける

ここで終わりではありません。
もっと深掘りをしてみましょう。

「なぜ夏のアレンジレシピを調べたのか」に加え「なぜそう思ったのか」といった視点でも深掘りをしていきます。

Q.「なぜ」「それで(=STEP2 の答えから)」アレンジレシピを調べたのか?そう思ったのか?

  1. (賞味期限が切れたものは)体に良くないから。
  2. 飽きたけど、捨てるのはもったいないから。
  3. レシピを参考に「味変」すれば、おいしく消費できるから(=無駄にならないから)。
  4. そうめんは夏のイメージ、冷たい料理のイメージだから。

【STEP4 】具体的に答えられなくなったら「終了」

ここまでにしましょう。
「なぜ」と問いかけても、具体的な回答ができなくなったら終了です。

◎問いかけができない例

  • 「なぜ、体によくないと思ったか。」→「そう思ったから。」
  • 「なぜ、飽きたと思ったか。」→「そう感じたから。」

【STEP5 】深掘りを参考にコンテンツを制作する

深掘りした内容を参考に、コンテンツを制作します。
私であればこの深掘りから、ただレシピを載せるのではなく、以下のような要素を付け加えたらよいのではないかと思いました。

◎深掘りからわかった「追加すべき要素」

  • そうめんの「保存方法」と「スペースのとらない収納方法」を軽く紹介。
  • 「冬におすすめのそうめんレシピ」を内部リンクとして記事内に設置。
  • そうめんを大量に使う「大量消費レシピ」があれば、内容に盛り込む。
  • 買いだめする、大量に買ってしまうタイプの人が、共感する一言を入れる。
  • 夏に食欲が減る人におすすめの、あっさりと食べられるレシピを盛り込む。
  • レシピの解説に、栄養に関する情報も付け加える
  • 家族でそうめんを食べる人向けに、子どもに人気のレシピも盛り込む。
  • 親戚など複数人でそうめんを食べる人向けの、見た目が華やかな、高見えレシピを盛り込む。
  • 一人暮らし向けのレシピ(常備菜になる、保存がきく)を盛り込む。
  • レシピの解説には、ユーザーごとの悩みが解決する旨を書く(「食欲が減っている方も食べやすいです。」「子どもに人気のレシピです。」など)。

たった一つの深掘りでも、これだけのことがわかりました。

ちなみに、運営するサイトのCVポイントによっては、深掘りすることで「実はCVにマッチしないターゲットのキーワードだった」とわかることがあります。

一部のターゲットがマッチしないのであれば、問題はありません。
「CVする確率の高いターゲット」に特化した記事を書きましょう。

ただ、マッチしないターゲットしかいないキーワードであった場合。
そのキーワードでのコンテンツ制作は、一旦後回しにしましょう。

たとえ、良い記事が作れたとしても、CVに至らないのであれば、もったいないです。
SEO対策はとにかく時間がかかるため、CVの確率が高いキーワードから優先的に対応することをおすすめします。

【おまけ】競合サイトとの差別化にもおすすめ

ターゲットと検索意図を深掘りすると、競合サイトとの差別化のヒントが得られます。
たとえば「そうめん 夏 レシピ」の記事であれば、以下のような工夫をすると、ユニークでオリジナリティのある記事に仕上がると感じました。

  • 家族向けレシピ、個人向けレシピ、それぞれがわかる「アイコンを設置」
  • 栄養成分をまとめる(どのような栄養があるか、さらっと答える)
  • 大量消費レシピには、使うそうめんの量が一目でわかるようにする(二束、三束など)

SEOツールに「頼り過ぎない」

コンテンツ制作で、SEOツールを使っているという方は多いと思います。
しかし、ツールに頼り過ぎてはいませんか?

ユーザーの心の内は、ネットの情報だけで推測することはできません。

SEOツールを使っても良いコンテンツが作れないというユーザーに対して、Googleのジョン・ミュラー氏は、上位表示をする優れたコンテンツは、ユーザーの隠れた(不足している)欲求を満たす「価値」を提供していると言ったあと、このようなコメントを残しました。

(意訳:すでにあるものを強調するツールを見ても、不足しているものを見つけることはできない。)

実際、その通りです。
ツールでわかる情報は、あくまで「ネットのなかでの人の行動」のみ。
たしかに、ネットは人々の生活に浸透していますが、ネットの世界で生きているわけではありません。

つまりツールの情報は「氷山の一角」でしかないのです。

さらにいうと、ツールの情報は使えば誰でも手に入る、それまでの価値しかないといえます。
ボートに乗って氷山の表面を見るだけなら、誰でもできるでしょう。
しかしSEO上級者は、海の中に潜り、氷山の裏側にある、貴重な情報を見つけようとします。

先ほど紹介した、ターゲットと検索意図の深掘りも、まさに海の深いところに潜り、氷山の裏側を見る方法の一つです。
実際に、深掘りをしていくと、あることに気付くでしょう。

自分の知らないことが、まだまだ多いこと。
ネット上には、情報が全然ないこと。

思っているよりも、ネットは万能ではありません。

「鬼滅の刃」がここまで社会現象となると、誰が予想できたでしょうか。
もちろん、ツールがそれを教えてくれることはありません。

だからこそ、ネット上にある情報を参考にするだけでは、足りないのです。
たとえツールを使うとしても、そこから新しい価値を見出すのは「人間の仕事」。

上位表示をする優れたコンテンツを作るための次のステップは「想像力」や「発想力」といった人間側の力を鍛えることなのかもしれません。

コンテンツを「差別化させる」テクニック

SEOの上級者ほど、競合サイトと自サイトをよく比較して、コンテンツの差別化に力を入れています。

競合他社との「違い」を、いかに「強み」に変えるか。
その「強み」をどのようにコンテンツに反映するか。

このような、差別化を意識してコンテンツ制作に取り組むことは、昨今のコンテンツファーストなアルゴリズムを見ても、上位表示に影響を与えていると考えられます。

では、記事などをはじめコンテンツを差別化するために、上級者はどのようなテクニックを使っているのか、見てみましょう。

SEO競合サイトの調査方法とは?他社サイト分析に役立つ無料ツールも紹介

本の「目次」やテレビの「構成」を参考にする

SEOの基礎を学んだばかりだと「記事の構成」や「コンテンツの流れ」は、上位サイトの構成を見て、少し順番を変えるだけという方が多いのではないでしょうか。

記事の構成作りやLPページにおける内容の展開は、非常に重要な部分といえます。

◎「構成」や「話の流れ」に力を入れるメリット

  • ユーザーに「わかりやすい」と思ってもらえる
  • 「目が離せない」コンテンツとなる(途中離脱が減る)
  • 説得力が増し、CVの「訴求力」を高める

そこで参考となるのが「本の目次」や「テレビ番組の構成」です。

本の「目次」を参考にする

「本の目次」は、コンテンツのテーマに関係ある本を参考にしてみましょう。

最近では、Amazonや書籍のオンラインストア、出版社などが、目次をすべて公開しているケースもあります。

目次を見て、読みたくなるな、わかりやすいなと思うものを参考にしましょう。(ただ、本の構成をそのまま使うのはいけません。あくまで参考にするだけです。)

テレビ番組の「構成」を参考にする

「テレビ番組」はとくに「NHKの教養番組」や「通販番組」がおすすめです。

「NHK」は、見る人がわかりやすく、理解してもらえるような、話の順番をとても意識しているように感じます。

また、NHKの番組をおすすめするのは、年齢・家族構成をはじめ「就活生向けの番組」「単身者向けの番組」など、視聴者側の属性がわかりやすいというのも一つの理由です。

NHKは無料で見られる番組もあります。
ぜひ、活用してみてください。

◎「無料」で視聴ができるNHK番組

「通販番組」は、買ってもらうための工夫や話の展開が参考になります。

最初に、まずどのようなことに触れているか。
商品の説明、背景、価格などの情報を、どのような順番で出して、番組を展開させているか。

商品購入がCVのコンテンツは、とくに参考になるのではないでしょうか。
実際に私も、わかりやすい番組の構成をメモして、どのような話の展開だとユーザーにわかりやすいのか、研究していた時期がありました。

記事構成案の作り方とは?SEO記事のプロットを作るコツや初心者におすすめのテンプレート

研究調査や論文を使う・効率的に探す

記事などコンテンツの評価方法で、注目されている「E-A-T」。

「E-A-T」とは、「専門性(Expertise)」「権威性(Authoritativeness)」「信頼性(Trustworthiness)」の頭文字をとった言葉で(中略)Googleがとくに重視している評価基準の一つです。

引用:SEOライティングのコツとは?

この「E-A-T」は、コンテンツの差別化にも、大きな影響を与えます。

「E-A-T」を満たすために、おすすめしたいのが「研究調査のデータ」や「論文」を活用すること。
研究調査のデータや論文を探す場合は「プレスリリース」や「リサーチリサーリ」というサービスがおすすめです。

◎有名プレスリリースサイト

これからは「根拠」や「正確な情報」が求められる

「研究調査や論文を読むなんて、そこまでするべき?」
「根拠を示す必要ってあるの?」

そう感じる方も、いると思います。
ただ、研究調査や論文を使って根拠を示すのは、上位表示に有効だからというだけではありません。
ユーザーに不信感を与えず、気持ちよく記事を読んでもらう必要があるからです。
SEOの上級者は、この点もしっかりカバーし、信頼性の高いコンテンツを制作します。
実際、将来的に国民のネットリテラシーは、どんどん上がっていくでしょう。

「みずほ情報総研株式会社」が2020年に行った、フェイクニュースに関する調査では「8割(78.7%)」もの人が「フェイクニュース」という言葉を認知していることがわかりました。

参照:日本におけるフェイクニュースの実態等に関する調査研究

さらに「フェイクニュースかどうかを見分ける能力は必要か」という質問に対して「約68%」の人が「必要だ」と感じています。

つまり、これは情報の信頼性や正確性に対する感度が、高まっている証拠ではないでしょうか。

また最近、このような光景を見かけました。

Twitter 上でのお話です。
あるノウハウを紹介したことで、バズったツイートがありました。

ツイートには、そのノウハウが「推奨されている」ものだと書かれています。
しかし、情報に違和感を持ったあるユーザーが「その根拠はあるのか(どこで推奨されているのか)」とリプライをしました。

しかし、返答や根拠の提示は一切なし。
結果、同じ疑問を持った複数の人から、同様の指摘を受けるという事態に。
このような状況になると、情報や情報を発信する側への信頼度は、一気に下がります。

もし発信者が、一企業のアカウントであったのなら。
企業に対する「不信感」へと、変わっていたかもしれません。

トラブルを回避するためにも、それが「個人の主張」なのか、裏付けのある「情報」なのかはハッキリと示すべきでしょう。
SEOのためだけでなく、高まるネットリテラシーを考えると「不信感を与えない」「信頼できる情報の提供」は、今後の検索順位に大きな影響を与えるかもしれません。

文章の「トンマナ」をさらに考える

コンテンツ内の文章は、Webサイトの持つ雰囲気やブランドイメージ、ターゲットに適したものとなっていますか?

場合によっては、コンテンツの「信頼性」に影響を与えてしまうかもしれません。

SEO上級者は、コンテンツの細部まで意識して制作を行います。
とくに記事の場合、細部の筆頭といえるのが、文章の「トンマナ」。

Webライティングにおける「トンマナ」とは、文章の与えるイメージ(雰囲気)を、Webサイトの雰囲気やブランドの持つイメージ、商品・サービスのコンセプトに合わせることを言います。

トンマナの合わないWebサイトは、ユーザーに違和感を与えます。

ちなみに「トンマナ」は「トーン&マナー(tone&manner)」の略で、本来は広告業界やデザイン業界で使われる言葉です。
文章の与えるイメージに大きく関わっている要素は「言葉遣い」や「単語選び」。

たとえば、以下二つの文章を見てください。
とある宿泊施設を、イメージして書いてみました。

一つは、名物女将と温かいおもてなしが人気の「小さな田舎の旅館」。
そしてもう一つが、駅の近くでアクセスのよい「大きな都内のホテル」です。

さて、どちらが「旅館」で、どちらが「ホテル」だと思いますか。

(A)
朝食は、午前6時より開始いたします。
その際、チェックイン時にお渡しいたしました、朝食チケットをお持ちのうえ、お越しくださいますよう、お願い申しあげます。
なお、パジャマでのお越しは、お控えください。

(B)
朝ごはんは、6時から始まります。
受付でお渡しした引換券を、お持ちくださいね。
浴衣でのお越しは、申し訳ございませんが、ご遠慮しております。

使っている言葉はやや違うものの、どちらも内容はほとんど同じです。
ただ、印象がやや違うと思いませんか。

では正解です。
【A】は「ホテル」をイメージした文章でした。

敬語を使うと距離感が出てしまいますが、かえってその距離が、おもてなしをする立場であるホテルのプロ意識を表しているように感じます。

さらに「チェックイン」や「チケット」と、カタカナ言葉を使うことで、和よりは洋の「ホテル」をイメージできるよう意識しました。

そして【B】は「旅館」をイメージして書いています。

丁寧な印象がありながらも、【A】よりも距離感が近く、親しみが感じられる文章です。
また「朝ごはん」「引換券」「浴衣」など、カタカナを使わず、和のイメージが感じられるようにしました。

たとえば、もしこれが逆であったら、どうでしょう。

【A】が旅館であるならまだしも、【B】が都内の大規模ホテルであったら、ちょっと違和感がありませんか?
特別な理由がない限り(ギャップを狙うなど)、この違和感は不信感などの悪い影響を与えます。

とはいえ、初心者のWebライターでもなければ「【B】× ホテル」といったレベルにトンマナの合わない文章を書く心配はないでしょう。
そのため、ここから紹介するものは、SEO上級者が行っている「トンマナの考え方」です。

SEOの上級者が、文章のどの部分に注目し、トンマナを合わせているか。
ぜひ参考にしてみてください。

専門用語、略語、コミュニティ特有の言葉

(例)

  • 「ローンチ(商品やサービスを販売開始すること)」
  • 「RC造(鉄筋コンクリート造)」
  • 「整う(サウナ用)」
  • 「陸(ディズニーランド)」「海(ディズニーシー)」

専門用語や略語は、その道の人にしか理解できません。
ユーザーも同じレベルであれば、専門用語や略語があってもよいですが、初心者向けの記事であれば、解説を盛り込むか使用を控えるべきです。

また、特定のコミュニティ内で使われる言葉にも注目しましょう。
人は仲間や身内に対して、気を許すものです。
マニアやファンと同じ言葉遣いは、親しみを感じ、コンテンツに対する好感度を上げてくれるでしょう。

さらに、その分野に精通しているという印象も、文章によって与えられます。
逆に、マニアやファン向けのコンテンツにもかかわらず、愛称やファンなら使う言葉遣いを使っていないと、違和感を与えてしまうかもしれません。

For example, dancers dislike the term “breakdance” and “breakdancers.” he proper term is “breaking” or “b-boying”/“b-girling.”
(意訳:たとえば、ブレイクダンスをするダンサーは「ブレイクダンス」や「ブレイクダンサー」という言い方を嫌います。(中略)正しい呼び方は「ブレイク」や「b-boying」「b-girling」です。

引用:SEO Copywriting: 13 Tips to Create Great Content That Ranks

この特定のコミュニティの言葉について知るには、以下をよく観察しなければなりません。

◎コミュニティの言葉を参考にしたい場所

  • SNS
  • Youtube動画のコメント
  • 個人のブログ
  • Q&Aサイトのコメント(知恵袋など)

ターゲットの「年代に沿った単語」の使い分け

(例)

  • 「とっくりセーター」と「タートルネック」
  • 「レギンス」と「スパッツ」

時代によって、呼び方が変わるものがあります。
記事のターゲットによっては、伝わらないということも。

また、比喩表現も同様です。

(例)

  • まるで「スーファミ」に、はじめてソフトを入れたときのような、ドキドキ感だ。
  • まるで「ニコ動画」に、はじめて動画を投稿したときのような、ドキドキ感だ。
  • まるで「TikTok」に、はじめて動画を投稿したときのような、ドキドキ感だ。

世代によっては、共感できる・できないがあるため、表現における言葉選びには注意しましょう。

「敬語」の距離感を考える

敬語には5つの種類があります。

・尊敬語……「いらっしゃる・おっしゃる」型
・謙譲語(Ⅰ)……「伺う・申し上げる」型
・謙譲語(Ⅱ)(丁重語)……「参る・申す」型
・丁寧語……「です・ます」型
・美化語……「お酒・お料理」型

引用:文化庁:敬語の指針

敬語の使い方については、今回省きます。

気を付けたいのは、敬語表現(とくに尊敬語)は、文章に距離感が出るということ。
最初に紹介した、ホテルと旅館の例もそうです。

(A)
朝食は、午前6時より開始いたします。
その際、チェックイン時にお渡しいたしました、朝食チケットをお持ちのうえ、お越しくださいますよう、お願い申しあげます。
なお、パジャマでのお越しは、お控えください。

(B)
朝ごはんは、6時から始まります。
受付でお渡しした引換券を、お持ちくださいね。
浴衣でのお越しは、申し訳ございませんが、ご遠慮しております。

つまり、Webサイトの雰囲気やブランドイメージで「親近感」や「親しみ」といった感じを出したい場合は、敬語表現の使い方に注意しましょう。

「で・ある調」「です・ます調」の使い分け

「で・ある調」と「です・ます調」を文中で統一するべきというのは、基本的なことなので、両者が与えるイメージの違いについて少し触れておきます。

◎「で・ある調」「です・ます調」が与えるイメージの違い

  • で・ある調:
    堅い、まじめ、冷静、権威性
  • です・ます調:
    やわらかい、やさしい、あたたかい、親近感

「で・ある調」は、専門家やプロフェッショナルといった、権威的なイメージを与えられるため、主張やインパクトが必要な文章におすすめ。

一方「です・ます調」は、初心者向けの解説記事やレシピなどにおすすめです。
「です・ます調」なら、知識のない初心者に対して「簡単そう」「わかりやすそう」といった、イメージを与えることができます。

また、親しみを感じる文体から、共感をしてほしい文章にも最適。

ただし、一概にはいえないという点に注意しましょう。
最近では、あえて「で・ある調」を使って、おもしろい系・ネタ系の記事を書くといった例もあります。

「漢字」「ひらがな」「カタカナ」の使い分け

(例)

  • 「私」と「ワタシ」と「わたし」
  • 「傘」と「カサ」と「かさ」
  • 「蜜柑」と「ミカン」と「みかん」

漢字とひらがな、カタカナも、文の印象に変化を与えます。

これは「ターゲットにとっての読みやすさ」や「与えたいイメージ」「そのときの文章の状況」「業界的なルール」など、さまざまな要因を考慮しなくてはなりません。

特別なルールがない場合は、個人の感覚に頼るケースもあります。
たとえば「みかん」。
学術的な記事や、理系の方が見るような記事では「ミカン」を使います。

これは、学術的な文章に使う動植物には「カタカナ表記」というルールがあるからです。
実際、理科の教科書は基本的に「カタカナ」になっています。

動植物名を、学術的名称として使う場合には、カタカナで書くことになっています。例えばバラ科サクラ属。

引用:NHK:動物や植物の名の表記

理系の方が見るような記事も、ユーザーが「カタカナ」の表記に慣れているという推測から、同じように「ミカン」を使います。

一方、たとえば、日本文化や歴史・時代ものがテーマの記事であれば、私なら「蜜柑」を使うでしょう。
奥ゆかしさ、伝統や歴史が積み重なった「重み」を漢字で表現したいからです。

もちろん、記事のターゲットが子どもであれば「みかん」にします。
ターゲットにとっての読みやすさは、何よりも優先したい部分。

難しいという方はまず、テレビや本、広告など、さまざまな媒体の文章を見て、漢字・ひらがな・カタカナがどのように使い分けられているのか、観察してみるのもおすすめです。

「ニュアンスの違いによる」単語の使い分け

(例)

  • 「お母さん」と「オカン」と「おっかさん」と「母ちゃん」と「おっかあ」
  • 「快調」と「好調」
  • 「夕方」と「夕刻」と「夕暮れ時」と「日暮れ時」

どれほど似た意味を持つ言葉でも、些細な違いがあります。
なかなか高度なテクニックですが、その繊細な言葉の違いに気付いて、文章に盛り込んでみましょう。

文章に奥行きが出て、より深い意味をユーザーに伝えることができます。

「CVに誘導する」テクニック

SEO上級者は、ただ上位表示を目指すのではなく、CVが達成される「成果の出るコンテンツ」を制作します。
ユーザーが気持ちよく「CV」するためのテクニックとは、どのようなものでしょうか。

CTAの直前に「ベネフィット」を伝える

このとき、唐突にCTAを設置しないでください。

LPであれば、CVまでの流れを緻密に設計しているため心配はいりませんが、記事の場合は、違和感のない程度に「CVのための文句」を直前に盛り込みます。

「CVがしたくなるテキスト」で後押しをして、流れを作ってからCTAを設置しましょう。

このとき、CTAの直前に書きたいのが「ベネフィット」です。
「メリット」と混同されやすいので、あらためて違いを考えてみましょう。

まず「メリット」は、すぐに思いつくはずです。
「スマホ」であれば「大画面&高画質」「防水」「大容量バッテリー」など。
これらはすべて「メリット」であり、商品やサービスの「優れた特徴(ウリ)」でもあります。

一方「ベネフィット」は、それを「使う側にとっての価値(得られる体験や良い変化)」です。

たとえば「大画面&高画質スマホ」のベネフィットであれば「スマホで映画鑑賞を存分に楽しめる」「没入感のあるゲーム体験」が挙げられます。
CTAの前に盛り込むテキストも「大画面&高画質」より、このような「ベネフィット」の方が、ユーザーが価値を想像しやすく、CVにつながる確率も高くなります。

このとき考えたいのは、ベネフィットとターゲットを合わせることです。

ターゲットと検索意図の深掘りにおいて、たとえばゲームをしそうにないユーザー層であれば「没入感のあるゲーム体験」を書く必要はありません。

スマホに関する記事で、テーマがシニア層向けのスマホだった場合。
あきらかに「没入感のあるゲーム体験」は不適切です。

「文字が大きく見やすい」
「操作に慣れていなくても画面が大きいのでタップミスになりづらい」

このような、ターゲットに沿ったベネフィットを考えてあげましょう。

「作業効率化」のテクニック

SEOの作業を、もっと効率的にしたいと思う方は多いでしょう。
ここでは、作業の効率を上げる、ちょっとしたテクニックを紹介します。

検索窓の「ツール」を使う

コンテンツ制作における情報収集で使えるのが、Google検索結果の条件で絞ることができる「ツール」機能です。

検索結果の上部にある「ツール」というボタンから利用できます。

◎Googleの検索結果「ツール」でできること

  • 検索結果の「言語」による絞り込み(すべての言語・日本語)
  • 検索結果の「期間」による絞り込み
  • キーワードの「完全一致」の有無による絞り込み

たとえば、以前「コンテンツSEO」という言葉が、いつ頃ネットに出てきたのかを調べたことがあります。
そのとき「ツール」を活用することで、おもしろいことがわかりました。

ツール内の「期間指定」を使い、少しずつ時代をさかのぼっていったところ「コンテンツSEO」という言葉が入っている一番古いページを発見。
なんと、2005年にはあったようです。

この頃は、ブラックハットSEOが、まだ横行していた時代(2000年~2010年)。
にもかかわらず、コンテンツSEOがあったのは、意外に感じました。

コンテンツSEOとは?メリットや成功事例、始め方・進め方を解説

「効率のよい」ツールを使う

SEOツールには、さまざまなものがあります。
ただし、そのどれもが、作業効率を良くしてくれるとは限りません。

ここでは、作業効率を高める「ツール」について紹介します。

「Chromeの拡張機能」を有効活用する

Googleの「Chrome」には、便利な拡張機能が豊富。
なかでも、作業効率を高めるツールとしておすすめなのが「検索結果の画面上に」SEOにかかわる数値を表示してくれる拡張機能。

さまざまなツール間を、行ったり来たりする必要がありません。

とくにおすすめなのが、キーワード選定ツールとしてもおなじみの「Ubersuggest」です。

◎Chromeの拡張ツール「Ubersuggest」の機能

  1. 月間検索数、リスティング広告のクリック単価
  2. ドメインパワー、Webページの流入数(推定)
  3. 「Pinterest」「Facebook」でのシェア数、被リンク数
  4. 検索結果のキーワードに対する「関連キーワード」
  5. 「順位別」の推定流入数、被リンク数

「デバイスが限定されない」ツールを選ぶ

ツールによっては、使用できるデバイス(PCやスマホタブレットなど)が、限られているものがあります。

SEOを行っているWebサイトは、基本的に順位のチェックが欠かせません。
そのため、デバイスに縛れず、自由にツールを利用できるほうが効率的といえるでしょう。
たとえば「検索順位チェックツール」を例に見てみます。

キーワードごとに自サイトのページ順位を確認する場合、多くは有料のツールを使わなくてはなりません。(無料の順位チェックツールが現状ない)

検索順位チェックツールは、大きく「インストール型」と「クラウド型」の二種類があります。

簡単にいうと、インストール型は、PCにインストールして使うタイプ。
一方クラウド型は、ブラウザ上でツールが使えるタイプです。
そのため、どのデバイスからでも数値を見ることができます。

作業効率がよいのは、断然「クラウド型」でしょう。

◎それぞれの検索順位チェックツールの特徴

インストール型クラウド型
・PCでしか利用不可
・PCを立ち上げないと順位が計測されない
・検索順位の更新に時間がかかる
・安価
・順位の計測回数に制限がない
・複数のデバイスで閲覧可能
・順位を自動計測
・すぐに数値を見られる
・ツールの共有が可能
・安いものから高いものまで様々
・順位の計測回数に制限がある

弊社の「Nobilista(ノビリスタ)」も、作業効率のよい「クラウド型」検索順位チェックツールです。
ただし、価格を「インストール型のレベル」にまで抑えているため、インストール型とクラウド型の良いとこどりと言ったところでしょうか。

◎「Nobilista(ノビリスタ)」のプラン

パーソナルプランビジネスプランエンタープライズ
990円/月(税込)1,290円~5,990円/月(税込)要相談
登録キーワード:150登録キーワード:200~1000登録キーワード:カスタム

日本企業が開発した、日本人のためのSEOツールでもあります。
万が一の際も、日本語でサポートが可能。

「低価格だからSEOツールの費用が抑えられる」。
「日本語でサポートしてくれるから、トラブルの心配がない」。

このような理由で、とくに個人事業主さまや、中小企業のWeb担当者さまに「Nobilista」は多く選ばれています。
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「最新のSEO知識を収集する」テクニック

SEOの上級者は、トレンドや最新の情報、質の高い情報を常に収集しています。

そこで、SEOの情報を収集するうえで、参考になる場所を紹介しましょう。
まず基本的に、SEOにおいて信頼のおける情報は以下です。

  1. Google関係者の発言や公式が運営するメディアで発信された情報
  2. 独自の研究調査など、根拠が記載されているSEO情報

とくに【2】は、SEOの先進国であるアメリカといった、海外メディアに多いです。
ただ、英語が苦手という方は多いと思うので、おすすめの海外情報を分かりやすく伝えてくれるサイトを紹介します。

Google の公式メディアを活用

◎おすすめの「Google 公式メディア」

Googleは、SEOに携わる人向けに、さまざまなガイドを提供しています。
公式が発信している情報なので、まず信頼できるといえるでしょう。

Google 検索セントラルの最新情報

Googleの検索エンジンに関する「最新情報」や「声明」をまとめているページ。
とくに「Google 検索セントラル ブログ」は、日本語に対応していて、かつ重要な発表も多くされるため、SEOに携わっている方なら必見のページといえます。

Google 検索セントラル のヘルプ コミュニティ

とても簡単にいうと、SEO版のYahoo知恵袋です。
わからないことを質問でき、有識者がアドバイスをくれます。

Google Search Central(Youtubeアカウント)

「Google 検索セントラル」のYouTubeアカウント。
英語ですが、日本語の字幕をつけることができるため、視聴は問題なくできます。

日本人向けのコンテンツでおすすめはこちら。

Japanese Google Policy Office Hours(Google ポリシーオフィスアワー)

日本人のGoogle社員の方に質問をして、答えてもらう動画です。

質問はこちらから可能。

海外のSEO情報を見る(日本語サイト)

◎海外のSEO情報を「日本語に翻訳している」サイト

いずれも、海外の最新SEO情報を、日本語に翻訳してくれるサイトです。
もちろんSEOに知見のある方が翻訳しているので、たとえば海外の情報でも日本の事情と異なる場合は、その旨をしっかり補足してくれます。

弊社「Nobilista」も、ブログにて初心者・中級者向けのSEO情報を日々発信中。
海外の最新情報を取り入れつつ、根拠となるソースはしっかりと提示して、信頼のおける情報提供を心がけています。

ほかの記事も、ぜひ読んでみてください。

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