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更新日2023年09月18日

検索順位チェックツールおすすめ6選!無料・有料版の違いや選び方を解説

甲斐龍之介

SEOツール「Nobilista(ノビリスタ)」の事業責任者。株式会社IIPにて取締役兼SEO担当者。中小企業庁が設置した経営相談所、福岡県よろず支援拠点にてSEOコンサルタントとしても活動

 

サイトやブログを運営する時、アクセスを集めたいキーワードで検索上位に表示されるには、的確なSEOが必要です。
そのためには、現在どの程度の順位にいるかを確認する必要があります。

この時、役に立つのが検索順位のチェックツールです。
ツールを使うと狙ったキーワードの順位が分かるので、 SEOを進めるための材料になります。

ただしツールには様々な種類があり、それぞれに長所や短所があるため、どのツールをどのように使うかが重要です。
この記事では検索順位チェックツールの使い方種類使うべきタイミングや、おすすめのツールの紹介などをしています。

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SEO対策をする前と後で順位の変化を確認することで、SEO対策の効果測定が行いやすくなります。

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検索順位チェックツールはSEOに必要?導入タイミングは?

検索順位チェックツールは 特定のキーワードで検索した時、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで表示される順位を取得できるツールです。
まずはその必要性から確認していきましょう。

検索順位をチェックすべき理由

Webサイトやブログを立ち上げた時、そのままでは誰からも見られません。
アクセスを得るには広告やSNSでの告知が必要ですが、最も中心となるのは、現在でも検索結果での上位表示(SEO対策)です。

本格的にサイト運営を行う場合、定期的にキーワードの検索順位をチェックし、必要に応じて修正を掛ける必要があります。
競合しているサイトがどのようなキーワードで上位にいるかのか、その確認も重要です。

更に、検索順位は時間とともに変化するため、継続的に調査をしていく必要もあります。

ツールを使うメリット

実際に検索順位チェックツールを使った場合のメリットを、詳しくご見ていきましょう。

  • キーワードの現在順位が確認できる
  • 過去の順位の変動を確認できる
  • 競合サイトも確認できる
  • 競合サイトも確認できる
  • チェックにかかる時間の節約

キーワードの現在順位が確認できる

最も直接的なメリットは、現在のWebサイトや各ページが検索エンジンからどう評価されているか分かることです。

検索順位が低ければ評価は低く、順位が高ければ良い評価を得ています。
これにより、低評価のキーワードを改善したり、予想外に高い順位のキーワードは更に強化するなどの対策が打てるでしょう。
現状の把握は、将来に向けた改善を行う基盤になるということです。

過去の順位の変動を確認できる

一部のツールでは、過去の検索順位がどのように推移したか、記録できます

履歴がわかれば、検索順位が変動してもすぐに気付き、いち早い対処ができるでしょう。
検索エンジンのアルゴリズムが変わると、特定分野のサイトが大きな影響を受けることもよくあります。
その発見が遅れるほど、収益等を損なう可能性が高まるでしょう。

また、SEO対策を実施した場合、検索順位の変化を見れば概ね効果測定できます。
SEOの効果は一朝一夕には出ないケースも多いため、一定期間の推移が見られる機能は重要です。

Google検索順位の推移の調べ方とは?サーチコンソールを利用した順位変動の見方

競合サイトも確認できる

比較対象となる競合サイトも、併せて確認できるツールがあります。
自社のサイトが競合サイトより低い場合、競合の内容を検証し、負けないように改善しなくてはなりません。

新たなサイトがランクの上位に入ってきたら、その調査も必要でしょう。
どのサイトが脅威になっているのか確認するためにも、検索順位のチェックは欠かせません。

チェックにかかる時間の節約

このようなチェックは、やる気になれば人手で行う事も可能でしょう。
しかし、キーワードが1つだけならともかく、数が増えると負担は加速度的に増えていきます。

企業が運営するような大きなサイトの場合、チェックすべきキーワードの数が数千以上など、膨大になってしまうことも珍しくありません。
そうなると、順位の確認を継続的に手動で行うのは現実的ではなく、ツールにできる事はツールに任せた方が賢明です。

そこで空いた時間を、執筆などのコンテンツ制作やサイトの改善など、 本来のSEOの実施に充てましょう。

SEO効果測定とは?検証のやり方や便利ツール、見るべき指標、必要な期間を解説

検索順位チェックツールを使うべきタイミング

SEOでは必須の検索順位の確認ですが、サイトを立ち上げてすぐにツールが必要となる訳ではありません。
サイトの立ち上げ直後は記事数が少なかったり、検索エンジンからの評価が定まらなかったりして、有効な順位を得ることが難しいからです。
ある程度、サイトを運営してから導入すると良いでしょう。

具体的なタイミングは下記を参考にしてください。

  • 立ち上げた直後
  • 立ち上げから1ヵ月以内、記事数が10本以内程度
  • 立ち上げから数ヵ月、記事数が20〜30本程度
  • 立ち上げから半年以上、記事数が50本以上程度
  • 運営から1年や100記事を超えたら

 立ち上げた直後

キーワード自体、順位がはっきりとは出ていない時期でもあり、ツールの利用はまだ早いでしょう。
まずは手動でサイトが表示されるかどうか、定期的に確認してください。

検索順位の確認は、最速でも検索エンジンにインデックス登録されてからです。
登録されないと、そもそも検索結果に出てくる事がありません。
検索エンジンへの登録状況を先に確認してください。

立ち上げから1ヵ月以内、記事数が10本以内程度

検索の順位も安定してくる頃です。
この程度の期間や本数の場合、ツールの利用はまだ早い可能性もありますが、気になる場合は始めてみても良いでしょう。

と言うのは、チェックすべきキーワードの数は1記事で1つとは限らないからです。
1つのページに対して数個〜10個程度のキーワードが並ぶこともあるでしょう。
すると、チェックすべきキーワードの数が一定の数になり、手動で回すのが大変になります。

この時点でツールを使い始め、上位サイトの傾向や日々の順位変動の状況を把握しておくと、 次のステップに進みやすくなるはずです。

 立ち上げから数ヵ月、記事数が20〜30本程度

既に、手動では難しい規模になってきています。
ツールを導入していない場合は早急に検討しましょう。

ただし、この程度であれば無料ツールや、有料ツールの無料部分で足りるケースも多いはずです。
いきなり有料ツールを使ってみても、すぐには使いこなせない可能性もあります。
まずは無料版で操作に慣れておくと良いでしょう。

 立ち上げから半年以上、記事数が50本以上程度

立ち上げから一定期間が経ち、記事数が50本を超える規模になったら、有料ツールを導入するタイミングです。

この頃になると、 新着記事と合わせて、過去記事のリライトも考えなくてはなりません。
検索順位の確認を行う時間も増えていくため、無料でできる範囲には、限界が来ています。

リライトのやり方とは?事例や効果が出るまでの時間、注意点を解説

運営が1年や100記事を超えたら

ジャンルやウェブサイトの構成などによっても異なりますが、安定したアクセスが望めるには、3ヶ月で30本程度の記事が必要と言われています。

ただ、本格的にメディアとして検索エンジンから評価されるには、1年程度の運営実績が必要です。
記事数も数十本程度では、多くの上位サイトには十分に対抗できません。
目安として、100本程度を超えたら有料ツールを利用しましょう。

言い方を変えると、1年・100記事を超えてからが本番です。
本格的なリライトなどのSEO対策は、それからでも遅くはありません。

SEOのためには何記事必要?ページ数とSEOの関連性や記事数を増やすときの注意点

検索順位チェックツールの種類

検索順位チェックにはいくつかの種類があります。
大きく分けると、以下の3つです。

  1. 簡易型
  2. クラウド型
  3. インストール型

他にも「ブラウザプラグイン」タイプがありますが、極めて少数派となっています。
ここでは主な3つのタイプについて、それぞれの特徴とメリット・デメリットなどをご紹介しましょう。

簡易型

簡易型はブラウザ上で動作し、簡単な検索順位のチェックができるツールです。
代表的なツールは「SEOチェキ!」などになります。

順位を確認したいサイトのURLとキーワードを入力するだけで、結果が分かります。
多くが無料で使え、ユーザー登録なども不要なので、 初心者が使うにはうってつけです。

ただし、ユーザー登録ができないため、過去のデータは保存できません。
毎回URLやキーワードを新しく打ち直す必要があるのも面倒でしょう。
キーワードを一つ一つ打ち込む必要があるため、大量キーワードの確認には大きな手間がかかります。

もちろん、自動で継続的にデータを取得することはできません。
手動で行う順位確認の延長線で考えましょう。

SEOチェキの使い方とは?見方や活用方法、データの信憑性について解説

クラウド型

クラウド型も簡易型と同じく、インターネット経由で使うサービスです。
当社で提供しているNobilista(ノビリスタ)もクラウド型です。

簡易型と違ってユーザー登録を行うことで、自動のデータ取得や、過去の履歴の蓄積ができます。
その間、パソコンを起動しておく必要がないのも便利でしょう。

運用コストがかかるため、無料で使える機能は一定以下に制限され、基本的には有料です。
ただし、多くのサービスでは無料で利用できる期間や、一部の機能のみが使える無料版を設けています。

簡易型とは異なり、複数のキーワードをまとめて登録できるので、効率性も格段に上がるでしょう。
IDやパスワード情報を共有すれば、複数メンバーでの利用や、スマートフォンやタブレットなど複数のデバイスからも利用できます。
一方、ログイン情報が漏洩した場合、セキュリティー上の問題が出るのがデメリットです。

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インストール型

インストール型はアプリケーションをパソコンにインストールして使うタイプのツールです。
自分のパソコンにインストールするため、セキュリティは高く保たれます。

ブラウザを利用しないため、 検索エンジンに警戒されず、大量のキーワードを確認できるのが特徴です。
大規模サイトの管理運用に向いているでしょう。

一方、手元のパソコンで稼働させるため、複数のデバイスやメンバーでの共有はできません。
また、常時パソコンを立ち上げ、インターネット回線に接続させておく必要があります。

インストール型の順位チェックツールの問題点やリスクについて

無料ツールと有料ツールでできることの違い

検索順位チェックツールには無料と有料があり、それぞれ分析機能の種類や扱えるキーワード数などが異なります。
簡易型は基本的に無料で使えますが、クラウド型とインストール型の一部は有料です。
ここではそれらの違いについて簡単にまとめます。

無料版ツールでできること

無料チェックツールでできるのは、基本的な順位検索です。
サイトのURLと調べたいキーワードを入力すると、検索順位が分かります。

調べた結果をCSV等で出力できるサービスも一般的です。
複数キーワードを使った確認もできるので、ニッチなテーマでも困りません。

調べた履歴はサービス側には残りませんが、一部の無料サービスでは、前回のチェック条件を残しておけます。
チェックできるURLやキーワードの数は、例えば「1日当たり10キーワード以下」など、少量に抑えられているのが一般的です。

SEO無料チェックツールおすすめ14選!スコア診断やレベルチェックは役立つのか?

有料版ツールでできること

有料版ツールは無料版に加え、多くの機能が強化されます。
最も大きな違いとしては、URLやキーワード数の違いが挙げられるでしょう。

有料版ツールでは、同時に確認できるURLやキーワードの数が、無料版に比べて多くなります。
使えるキーワード数によって、複数の料金プランが用意されているのも一般的です。

無料版では毎回手動で確認する必要がありましたが、有料版は自動化されているので、チェック漏れなどが起こりません。
さらに、過去の記録を蓄積してグラフ表示などもできるため、分析や改善に役立ちます。

また、無料版にはない多くの機能が用意されているのも特徴です。
例えばメモやアラートメール、検索ボリューム、SEO施策が成功する期待値、検索順位以外の指標などは大きな実用性を持つでしょう。
サポート窓口を利用できるのも、有料版のメリットです。

検索ボリュームの調べ方とは?無料ツールを用いたGoogle検索ボリュームの調べ方を解説

検索順位チェックツールの選び方

検索順位チェックツールには多くの種類があるので、どのツールを選んだら良いのか迷うこともあるでしょう。
ここでは、チェックツールを選ぶ時のポイントを詳しく説明します。

  1. 状況や予算で選ぶ
  2. Googleやyahooなど対応する検索エンジンで選ぶ
  3. チェックできるキーワード数で選ぶ
  4. 順位計測にかかる手間や使い勝手で選ぶ
  5. 検索順位以外の情報取得で選ぶ
  6. 位置情報のサポートで選ぶ
  7. 競合比較の機能で選ぶ
  8. レポートや分析画面で選ぶ
  9. サポートやアップデートの有無で選ぶ

SEOの状況や予算で選ぶ

最初に確認すべきは、サイトの方針や現在の状態、どの程度の予算があるかです。
まだ売り上げが発生していないサイトの場合、最初から有料ツールを使うのはコスト的に難しいケースもあるでしょう。

下記のような状態なら、無料ツールや、有料ツールの無料枠から検討すると良いでしょう。

  • 記事の数が少ない(10記事以下など)
  • 確認したいキーワード数が少ない(30ワード以下など)
  • とりあえず現在の順位が確認できれば十分
  • 試しに有料版の機能を使いたい
  • 収益化をまだ本格化させていない
  • サイト運営の初心者
  • 小規模ビジネス用

また、下記のような状態であれば、有料ツールがおすすめです。

  • 記事の数が多い(50記事以上など)
  • 確認したいキーワード数が多い(50ワード以上など)
  • 順位の変動を追いかけ、急な変動も察知したい
  • 集客や収益化、SEO対策を本格化したい
  • サイト運営の経験者
  • 大規模ビジネス用
  • 順位チェックの時間コストを削減したい

記事の数や確認したいキーワードの数が増えてきたら、有料版を検討すると良いでしょう。

SEO無料チェックツールおすすめ14選!スコア診断やレベルチェックは役立つのか?

Googleやyahooなど対応する検索エンジンで選ぶ

盲点になりがちなのが、対応する検索エンジンの種類です。
日本ではGoogleが大きなシェアを持ちますが、他にもYahoo!Bingなどの検索エンジンがあります。
それらを利用できるかどうかは、見極めポイントの1つです。

対応している検索エンジンが多いほど、検索順位の情報を幅広く取得できます。
特に法人向けのBtoBビジネスを行っている場合、Bingに対応していると良いでしょう。

業務で使われるWindowsパソコンでは、 標準ブラウザがEdgeです。
そのEdgeのデフォルトの検索エンジンがBingなので、そこでの検索順位も重要になります。

検索エンジンの仕組み・特徴とは?Google検索で順位が決まる仕組みを分かりやすく解説

チェックできるSEOキーワード数で選ぶ

確認したいキーワード数が多い場合、ツールによっては全てを満たせないケースもあります。

10個程度のチェックであれば、無料版でも充分でしょう。
しかし数が増えた場合、それに応じた無料ツールか、有料版を使うことになります。

大量のキーワードをチェックする場合はその管理や集計、分析なども重要です。
過去の履歴が残る。有料版を使うべきでしょう。

ただし、有料版でもツールやプランによって、調査できるキーワード数が変わります。
自分に1番合ったものを選んでください。

順位計測にかかる手間や使い勝手で選ぶ

検索順位チェックツールは日常的に使うため、操作性なども無視できません。

同じような機能を持つツールでも、画面や操作方法には、ある程度の違いが出てきます。
細かいことを言えば、画面のデザインや色使いなども、人によって好き嫌いが分かれるものです。

シンプルで使いやすいほど時間が節約でき、作業に要するストレスを軽くしてくれます。

検索順位以外のSEO情報取得で選ぶ

欲しい情報が検索順位だけなら、どのツールでも基本的には同じような結果が得られます。
しかし高度な情報が欲しい場合は、対応しているサービスを選ばなければなりません。

例えば、キーワードごとにSEOの難易度の違いを推定してくれる機能は、実際のSEOでの使い勝手が良いでしょう。
難易度が高いキーワードへの施策は後に回し、難易度の低いキーワードで上位表示を目指す方が良いからです。

また、一般的な検索結果以外の要素もいくつかあります。
画像を指定した場合の検索順位や、強調スニペットに表示される場合などです。
これらは「SERP」と呼ばれ、時には一般的な検索以上にアクセス効果を発揮します。

位置情報のサポートで選ぶ

表示される検索順位は、国や場所によっても異なります。
例えばアメリカに住んでいる人向けのWebサイトなら、アメリカ国内における検索順位を取得しなくてはなりません。

これは日本国内でも同様です。
ラーメン店を検索する場合、大阪で検索するのと東京で検索するのとでは、利用者が求める情報は異なるでしょう。(=ローカル検索結果

つまり、検索した人がどこにいるかで検査結果も変わるということです。
位置情報をサポートし、地域に合った結果を取得できるかどうかもポイントになります。

ローカル検索とは?順位が決まる仕組みや表示順位の調べ方、広告出稿の方法を解説

競合比較の機能で選ぶ

検索順位は、常に競合他社との戦いです。
1位を取れるウェブサイトは1つしかなく、順位も容易に切り替わります。
競合比較ができるかどうかも、判断材料の1つです。

多くの有料ツールでは、自社サイトの順位変動については、過去にさかのぼって確認できます。
しかし、全てのツールが競合比較の機能を持っているわけではありません。

どの程度の競合比較ができるかどうかも、チェックポイントの1つでしょう。

ランキング更新の頻度で選ぶ

検索ランキングは、日々刻々と変化します。
厳密な調査をするなら、ランキングが更新される頻度が重要です。

更新頻度は、無料版では一般的に期間が長く、有料になると期間が短くなる傾向があります。

最も良いのは、毎日更新されることでしょう。
ただしその場合、利用料金が高くなってしまう可能性もあるので、検討が必要です。

レポートや分析画面で選ぶ

集計済みの検索順位などの結果を、見やすいレポートで表示してくれると、次の施策に繋げやすく なります。

データのグラフ表示はもちろん、より効果的なSEOに向けて、ヒントやアドバイスをくれるツールが望ましいでしょう。
どこに改善点があるのかが分かり、検索エンジンからの評価を高める対策が打ちやすくなります。

サポートやアップデートの有無で選ぶ

サポート体制の有無も、実際に使い出すと重要なポイントになるかもしれません。

無料プランでは基本的にサポートは受け付けていませんが、有料プランではメールやチャットなどで問い合わせできます。
分からない事があった時、すぐにサポートを受けられれば、問題が迅速に解決するでしょう。

定期的なアップデートや機能強化の実施も、検討材料です。
検索エンジンを取り巻く環境は日々変化します。
迅速に対応できるかどうかは、ツールを使う上での1つのポイントです。

【インストール型】検索順位チェックツール3選

ここでは、おすすめの検索順位チェックツールをご紹介します。
まずはインストール型からです。

検索順位チェックツール「Serposcope」

https://serposcope.serphacker.com

料金無料
対象検索エンジンGoogle
調査可能なデバイスPC(Windows、Mac、Linux)
・モバイル
調査順位の範囲Google:100位まで
キーワード数無制限
URL数無制限
競合サイトの調査対応
調査結果の保存対応

Serposcopeは、キーワード数が無制限に使える、パワフルな検索順位チェックツールです。

海外産のツールで日本語には未対応ですが、対象国に「日本」を指定すれば、国内の順位変動を把握できます。対象の検索エンジンはGoogleのみですが、国内のシェアを考えれば実用範囲でしょう。

インストール型の中では珍しく、無料で使えるのが特徴です。

検索順位チェックツール「GRC」

料金有料(無料版あり)
対象検索エンジンGoogle・Yahoo!・Bing
調査可能なデバイスPC(Windows)・モバイル
調査順位の範囲Google・Bing:100位まで、
Yahoo!:50位まで
キーワード数500~無制限
URL数5~無制限
競合サイトの調査対応
調査結果の保存対応
(アルティメットプランのみ)
利用料金(税込)ベーシックプラン:495円/月、4,950円/年
スタンダードプラン:990円/月、9,900円/年
エキスパートプラン:1,485円/月、14,850円/年
プロプラン:1,980円/月、19,800円/年
アルティメットプラン:2,475円/月、24,750円/年

GRCは、2004年公開の歴史のある国産ツールで、迅速なアップデートにも定評があります。

三大検索エンジンに対応していますが、対応しているOSはWindowsのみです。メモ機能やアラート設定などが利用でき、調査できるキーワード数などで5つの料金プランがあります。

無料版では、最大3つのURLと、最大10個のキーワードが上限です。

検索順位チェックツール「GRC」の使い方とは?機能や料金、デメリットを解説

検索順位チェックツール「Rank Tracker」

https://www.seopowersuite.jp/rank-tracker/

料金有料(無料版あり)
対象検索エンジン600以上
調査可能なデバイスPC(Windows・Mac・Linux)
・モバイル
調査順位の範囲100位まで
キーワード数無制限
URL数無制限
競合サイトの調査対応
調査結果の保存対応
利用料金(税込)プロフェッショナル:$149/月
エンタープライズ:$349/月

対象とする検索エンジンは世界中で600以上、調査順位の範囲も、最大で1,000位まで対応しています。キーワードのグループ分けなど、機能面も充実したツールです。

無料版からそのまま有料版に切り替えられるので、ひとまず無料版で試してみても良いでしょう。

【クラウド型】検索順位チェックツール3選

次に、インストールの必要がない、クラウド型のツールをご紹介します。

検索順位チェックツール「検索順位チェッカー」

料金無料版
対象検索エンジンGoogle・Yahoo!・Bing
調査可能なデバイスPC
調査順位の範囲100位まで
キーワード数最大5つ
URL数1つ
競合サイトの調査対応
調査結果の保存非対応

国産ツールの検索順位チェッカーは、無料ながら、調査順位の範囲は100位までと広範囲。PCに加えモバイルでの検索順位も確認でき、同じブラウザなら検索条件を1年間保存できるのも特徴です。

調査結果の保存は出来ないので、CSV形式でダウンロードしておきましょう。

検索順位チェッカーの使い方?取得失敗の時の対処法も解説

検索順位チェックツール「BULL」

https://bullseo.jp/

料金有料版(無料トライアルあり)
対象検索エンジンGoogle・Yahoo!・Bing
調査可能なデバイスPC・モバイル
調査順位の範囲100位まで
キーワード数30~500
URL数30~500
競合サイトの調査対応
調査結果の保存対応
利用料金(税込)BULL30:1,150円/月
BULL50:1,850円/月
BULL100:3,500円/月
BULL200:6,550円/
BULL500:15,400円/月

BULLは、初めから複数のスタッフで利用することを考えており、複数のサイトを運営を運営するのにも向いています。
プランはキーワード数やURL数に応じた5種類です。

無料トライアルで2週間、有料版と同等の機能が利用できます。

検索順位チェックツール「Nobilista(ノビリスタ)」

https://co.nobilista.com/ja/

料金有料版(無料トライアルあり)
対象検索エンジンGoogle
調査可能なデバイスPC・モバイル
調査順位の範囲100位まで
キーワード数150~
URL数3~
競合サイトの調査対応
調査結果の保存対応
利用料金(税込)パーソナルプラン:990円/月
ビジネスプラン:1,290円/月〜
エンタープライズ:要相談

Nobilistaは純国産ツールで、サポートも日本語で受けられるなど、安心して使えます。

SEO施策の難易度やキーワードの検索ボリューム、強調スニペットなどの状況も表示されるなど、非常に高機能。
競合サイトの順位も測定してパフォーマンスを比較できるのもメリットです。

共有用のURLを発行すると、ログインユーザー以外にもレポートを見せられます。Webサイトの制作やSEO、マーケティングなどを受注している企業も導入しやすいでしょう。

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検索順位チェックツールの効果的な使い方

検索順位の確認は重要ですが、それはあくまで、SEO施策を実行するためです。
ここではチェック後にすべき対策について、いくつかご紹介いたします。

ニーズに合わせてSEO記事をリライトする

最も直接的な施策は、順位を上げたいキーワードを中心にSEO記事リライトすることです。
現状の順位が思わしくない場合、下記のような可能性が考えられるでしょう。

  • 記事の文字数(情報量)が少ない
  • テーマに関する網羅性が不十分
  • タイトルや見出しに必要なキーワードが入っていない
  • そもそも、記事中に含まれるキーワードが少ない
  • オリジナルの内容が少ない
  • 関係性の薄い情報が入っている

競合サイトを研究したり、関連するキーワードを調べたりして、検索した人のニーズを改めて確認しましょう。
そしてニーズに的確な答えを返すよう、リライトするのです。

内容は、1つの記事=1つのテーマになるよう絞り込みます。
そして、テーマに関連するキーワードやサジェストワード共起語などを追加しましょう。
絞り込んだことで漏れた内容は、内部リンクで他のページにつなげ、全体の情報量を高めます。

リライトのやり方とは?事例や効果が出るまでの時間、注意点を解説

競合他社に勝てるSEOキーワードを見つける

キーワードの順位が非常に低い場合、そのキーワードで他社に勝つのは大変です。
それより既に一定の評価を得ているキーワードを強化する方が効果的でしょう。

ただし、順位を見ているだけでは確実な判断はできません。
そこで役に立つのが、SEO施策で実際にどの程度順位を上げられそうか、難易度を示してくれる機能です。

改善を施すキーワードを絞り込み、優先的にリライトしましょう。

検索順位チェックツールに関するよくある質問

最後に、チェックツールにおける質問をまとめました。

検索順位チェックツールとは何ですか?

特定のキーワードを検索した時、検索結果で何位に表示されるかを調べるツールです。
検索結果は短期間でも変化するので、定期的に確認し、ウェブサイトを改善しなくてはなりません。
それを手動で行うと手間や時間がかかるため、自動化できるツールが開発されているのです。

当社で提供中のクラウド型順位チェックツール「Nobilista(ノビリスタ)」もその一つです。

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個人ブログでもチェックツールを使う必要はありますか?

今よりアクセスを増やしたいなら、個人でもツールを使った方が良いでしょう。
その際、記事の数が少ないうちはツールの導入は必要ありません。
ざっくり順位を確認できたら、後は伝えるべきテーマやキーワードを絞り込んで記事を増やしましょう。
記事数が増えたらツールを使って、日常的に順位を確認すると良いでしょう。

無料でもできる検索順位の調べ方は?

ブラウザを使って手動でチェックできる簡易型の無料ツールなら、誰でも簡単に使えます。
有料サービスでも無料で使える機能や、一定期間無料で使える期間などを設けるケースもあるので活用しましょう。

ちなみに、当社のNobilista Liteというツールであれば、無料で順位チェックを行うことができます。

海外の検索順位もチェックできますか?

検索結果は、国や地域、使用している言語によって様々です。
海外での検索結果をチェックするには、そうした環境に対応するツールを使う必要があります。

なお、当社で提供中のNobilista(ノビリスタ)では、日本以外にも、アメリカやイギリス、オーストラリアなど、海外13カ国の検索順位を取得することが可能です。

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スマホでもチェックできますか?

クラウド型のツールならデバイスを問わないので、スマホからでもチェックできます。
念のため、利用可能なOSやブラウザのバージョンなどは、事前に確認しておきましょう。

当社で提供中のクラウド型順位チェックツール「Nobilista(ノビリスタ)」でも、スマホやタブレット、Chromeブックからの閲覧に対応しています。

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