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更新日2024年03月16日

SEOリライトのやり方とは?効果や記事選びのコツ、反映されるタイミングを解説

甲斐龍之介

SEOツール「Nobilista(ノビリスタ)」の事業責任者。株式会社IIPにて取締役兼SEO担当者。中小企業庁が設置した経営相談所、福岡県よろず支援拠点にてSEOコンサルタントとしても活動

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SEO対策ではやるべきことがたくさんありますが、その中で特に大切なのが「リライト」です。

リライトとは、すでに公開されたコンテンツを改善し検索上位を目指す施策です。
いきなり完璧な記事を作成するのは非常に難しく、Webサイトを成長させるためには、リライトが欠かせません。

ただ、どんな記事をどのようにリライトすれば良いか分からない方も多いでしょう。
そこで本記事では、リライトのやり方や事例リライトするページの選び方効果が出るまでの期間注意点を解説します。
正しいリライトのやり方を理解して、検索上位向上を目指しましょう。

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SEOのリライトとは

リライトとは、すでに公開されたブログ記事などのコンテンツを改善し、検索上位を目指す施策です。
具体的には、公開されたコンテンツのタイトルや本文の加筆修正を行い、コンテンツの完成度を高めます。

例えば、以下はとある記事をリライトした前後の検索順位の動きです。
(検索順位チェックツール「Nobilista」で計測)

公開後から徐々に順位が下がり始めましたが、リライトを繰り返すことで、コアアップデートの追い風もあり、徐々に1ページ目に入ることができました。

このように、リライトはWebサイトのSEOを成長させていく上で欠かせない施策です。

読者の悩みや知りたいことを分析し、満足の高いコンテンツにアップデートさせることが検索順位アップにつながります。
逆に読者の悩みが解決できないなど、本来の目的から外れたリライトは逆効果になる可能性もあるので、注意が必要です。

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定期的にブログ記事をリライトするべき理由

1回公開したブログ記事を定期的にリライトするべき理由は2つあります。

  1. 変化する検索ニーズに対応するため
  2. 古くなった情報を更新するため

それぞれ順番に詳しく見ていきましょう。

変化する検索ニーズに対応するため

もし、あなたの記事の検索順位が徐々に下落しているのであれば、それは検索ニーズの変化に対応が遅れているからかもしれません。
例えば、あるキーワードを対象に、検索ニーズを捉える上で参考にされやすい「サジェストワード」を調査しました。

以下の画像は2ヶ月前と最新のサジェストを比較したものですが、もともと214個程度だったサジェストワードが、最新日では122個増え、336個に増えていたのです。

このように、1つのキーワードを対象に調査をしただけでも、検索ニーズのバリエーションが増えていることがわかります。
そのため、ユーザーの検索ニーズに答え検索順位を維持させる(もしくは向上させる)なら、定期的にリライトが必要なのです。

Googleサジェストとは?表示の仕組みや削除方法、ツールを用いてSEOへ活用する方法

古くなった情報を更新するため

2つ目の理由は「古くなった情報を更新するため」です。
古い情報は読者に間違った知識を与えてしまうことになるので、定期的に見直ししなければいけません。

例えば、もしあなたが「ChatGPTの使い方」といった記事をWebサイトで公開しているとしましょう。
ChatGPTは毎週のように新機能が増え続けており、1ヶ月前の記事内容だとすでに参考にならなくなっている可能性があります。
このような記事を検索ユーザーが読んでしまうと、記事に載っているキャプチャ画像と実際のChatGPTの画面が違うため、混乱を来してしまうでしょう。

検索ユーザーにとっての利便性の低下は、検索順位へ悪影響を及ぼします。
3か月に1回(できれば1ヶ月に1回)程度の更新頻度での見直しは必要です。

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リライトが効果的な時期

検索順位の回復や向上を目的として、記事リライトを行う場合、効果が出やすい時期があります。
このパートでは、その具体的な時期について解説させていただきます。

  1. 記事公開から一定期間(3ヶ月〜半年)経過したとき
  2. アクセス数が減少し始めたとき

記事公開から一定期間(3ヶ月〜半年)経過したとき

リライトが効果的な時期は、記事公開から3か月〜半年が経ったときです。
新しく公開した記事がGoogleに評価されるまでには、ある程度の時間がかかります。
公開後すぐはどんな良い記事でも、上位表示されることはほとんどありません。

時間をかけてゆっくり上がっていくことが多いので、公開後3か月〜半年間は放置することが大切です。
3か月〜半年が経過し、Googleからの評価が定まったらリライトを実施しましょう。

なお、検索順位を継続的に記録するのであれば、専用のツールを利用するのがおすすめ。
例えば、当社で提供している「Nobilista(ノビリスタ)」もその一つです。

以下のように、サイト全体で検索順位の動向を把握することができます。

また、冒頭でもご紹介したように、キーワード単位でどのように検索順位が推移してきたかも把握することができます。

Nobilistaを利用することで、365日完全自動でWebサイトの検索順位を記録するため、リライトの目安となる検索順位が安定し始めたタイミングを把握しやすくなります。
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アクセス数が減少し始めたとき

もし、検索順位を定期的に記録できていない場合、アクセス数の増減を参考にするのも有効です。
例えば、Googleアナリティクス(GA4)であれば、ページごとのアクセスの推移を確認することも可能です。
以下はとある記事の月次でのアクセス数(PV)の動きです。

5月から8月までは順調に表示回数が伸びていましたが、9月のタイミングで検索順位が下落したことにより、アクセスが1/6まで減少してしまいました。
ここでリライトを行い、11月は111 PVまで回復することができました。

このように、GA4などのアクセス解析ツールを用いることで、リライトを行うべきタイミングを決定しやすくなります。

ちなみに、弊社の場合は、上記のようにGA4で1ページずつアクセス数を見ていくと煩雑になってしまうと考え、以下のように記事ごとのアクセス管理表を作っています。
(数値はGoogleサーチコンソールから取得したクリック数)

このように記事ごとのアクセス数の変化を月次で管理し、例えば前月からアクセスが減った月が自動的に赤色に変わるような設定にしておけば、リライトを行うべきタイミングも把握しやすくなります。
(2ヶ月連続でアクセスが減少したらリライトを実施するなど、ルールを決めても良いかもしれませんね。)
VLOOKUP関数など、少し扱いづらい関数も必要ですが、リライト対象の記事を探す作業は大幅効率化できるでしょう。

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リライトのやり方の事例とSEO効果

リライトは、SEO対策を行う上で欠かせない施策です。
ただ、どんなリライトをすれば良いのか、リライトを行うとどんなメリットがあるのか分からない方も多いでしょう。
ここでは、リライトの事例とリライトを行うことで得られるSEO効果を見ていきましょう。

  1. タイトルや見出しに必要キーワードを含める
  2. コンテンツを追加する
  3. 効果①:検索順位の向上
  4. 効果②:コンバージョン数の向上

タイトルや見出しに必要なキーワードを含める

タイトルや見出しにキーワードを含めましょう。
非常にシンプルですが、SEO対策においては非常に大切なことです。
例えば、よくある改善例としては、対策キーワードの見直しです。

以下は「わかりやすい文章」というキーワードを意識して書いた記事のサーチコンソールのデータです。

表示回数が多い順に並び替えを行うと、実はもともと対策していた「わかりやすい文章」というキーワードより「文章の書き方」「文章の書き方 基本」といったキーワードの方が需要が多いことがわかります。
このことから対策キーワードを「文章の書き方」「文章の書き方 基本」に変更し、それに寄せたタイトル・見出しに変更することで、よりトラフィックを増やせるかもしれません。
(例えば、タイトルに「書き方」「基本」などのキーワードを含める)

また、タイトルや見出しはキーワードひとつ入れ替えるだけで、順位が大きく上昇することもあります。
上記のような形で、より良い対策キーワードを探してみてください。

見出しタグ(h1やh2タグ)のSEO上の役割とは?付け方や使い方、設置時の順番のルールを事例を交えて解説

コンテンツを追加する

リライトを行う上で、コンテンツを追加することも大切です。
ちなみに、ここで言うコンテンツとは、検索ニーズを満たすことを目的に見出しパートを追加したり、CTA(行動を喚起するようなリンクやボタン)を追加するなども該当します。

1つの具体例として、GA4やヒートマップを使って分析を行い、コンテンツを追加した事例をお伝えします。
以下は弊社サイトの記事コンテンツの、アクセス数(縦軸)とCTAのクリック数(横軸)を表した散布図です。(GA4の機能で表示できます)

見てみると、アクセスが少ないにも関わらず、CTAのクリック数が多い記事が存在することがわかります。
このデータから、当該記事は購買意欲が高いユーザーを集められていることがわかります。
よって、この記事に何らかのコンテンツやCTAを追加することで、更にビジネスに貢献させられるのではないかと考えられます。

そこで、ヒートマップツールを利用しながら、ユーザーの注意を引いている箇所を特定し、以下のような形で弊社サービスの登録につながるようなCTAセクションを追加してみました。

まとめると、記事ごとに集まっているユーザーの購買意欲は違います。
購買意欲が高いユーザーが集まっている記事を発見し、そこを中心にCTAを追加すると良いでしょう。

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効果①:検索順位の向上

リライトを行うことで、検索順位の向上が期待できます。
現在の順位がGoogleの検索エンジンで評価された順位です。
リライトを行い、ユーザーの検索意図を満たしている高品質な記事と判断されると、検索順位が向上します。

余談ですが、ブログ記事のリライト施策を行う場合、1記事1記事効果測定していくというより、まとまった記事数に対して施策を行うのがおすすめです。
なぜなら、リライトは効果が出るのに、1週間程度時間がかかるケースが多いからです。

例えば、今週で20記事分タイトルの見直しを中心としたリライトを行い、翌週その20記事の順位を確認すると良いでしょう。
すると、それだけ順位上昇およびトラフィックにも良い影響が出るため、施策にもインパクトが出てきます。
(以下はNobilistaで調べたリライト前後の「1位〜3位」のキーワード個数の推移。)

検索順位が向上すれば、当然アクセス数が増えるため、1つでも順位を上げるためにリライトは大切な施策です。

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効果②:コンバージョン数の向上

リライトは、検索順位が向上してアクセス数が増えるだけでなく、コンバージョン数の向上も期待できます。
コンバージョン数とは、ユーザーが商品購入やお申込みなど、サイトの運営主にとって成果とみなされる行動を行った数です。

例えば、以下はGA4で計測した、ブログ記事閲覧ユーザーのその後の行動です。
この期間では、3,965のコラム閲覧があり、そのうち公式サイトへの送客が68、CVが4となっています。

例えば、CTAを追加するなどのリライト施策を行い、この数値がどう変化したのかを確認すると良いでしょう。
サービスサイトへの送客数は増えたのに、CVは逆に減ってしまった場合、CVを意識せずにただ誤クリックを誘発するような施策を行なっているかもしれません。

真っ当な施策を行い、CV数アップを目指してみてください。

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リライトする記事やページの選び方

記事数が多いと、全てのコンテンツをリライトするのが難しいこともあるでしょう。
結論から言うと、既存コンテンツをすべてリライトする必要はありません。
上位表示が見込めない場合は、リライトをしないという判断も必要です。

既存コンテンツの中から、優先順位をつけて、リライトするべき記事を見つけていきましょう。

  1. 検索順位が高いがクリック率が低い記事
  2. クリック率が高いが順位が伸び悩んでいる記事
  3. 検索順位が11位~20位の記事
  4. ユーザーの購買意欲が高い記事

検索順位が高いがクリック率が低い記事

検索順位が高いのに、なかなかクリックされない記事は、タイトルやメタディスクリプションに問題があります。
メタディスクリプションとは、記事の要約や概要を記載したテキストです。

検索結果画面には「タイトル」と「ディスクリプション」が表示されます。
読者はこの2つを見て、ページを見るかどうかを判断します。

以下は、2022年に米国のSEO専門家が行った調査結果による、検索順位別のCTR(クリック率)の割合です。

Here’s What We Learned About Organic Click Through Rate

検索順位が1位の記事のCTR(クリック率)は27.6%、10位の記事は2.4%と1位の10分の1まで下がります。
キーワードによっても異なりますが、クリック率が10%を超えるのは3位の記事までです。

この調査結果からもわかるように、検索順位が高いということは、自然とクリック率も高まります。
そのため、上位表示されていたとしても、クリック率が低い記事はタイトルやディスクリプションに改善余地があるでしょう。

検索順位とクリック率の関係とは?平均CTRの目安と向上させるための具体的なノウハウ

クリック率が高いが順位が伸び悩んでいる記事

逆に、クリック率が高いが、検索順位が上がらず伸び悩んでいる記事もリライトするべきです。
いくつかの理由がありますが、一番は、検索上位の記事では悩みが解決できなかった可能性が高いからです。

多くの場合、検索1位〜10位の上位記事だけで悩みが読者の悩みが解決できます。
つまり、順位が低い記事でも見られるということは、検索上位の記事では読者の悩みが解決できなかったからということが考えられるのです。

このパターンでは、順位が上がれば上がるほど流入は増加していきます。
また、検索順位が低く表示回数が多い場合は、キーワードの検索ボリュームが大きい可能性もあります。

この場合のリライトは、上位記事で書かれている内容を網羅しつつ、上位記事にはない独自性のある内容も追加するのが効果的です。

検索ボリュームの調べ方とは?無料ツールを用いたGoogle検索ボリュームの調べ方を解説

検索順位が11位~20位の記事

リライトする際は、できるだけ検索順位が11位〜20位の記事を優先しましょう。

検索順位が11位〜20位の記事は、Googleに評価されているものの、上位表示するのには惜しいページです。
検索画面の1ページ目に表示されるか、2ページ目以降に表示されるかでは、クリックされる確率が大きく異なります。

11位〜20位の記事は、あと一工夫すれば10位以内にアップする可能性が高いので、積極的にリライトしましょう。
一方、50位以下の記事に関しては、順位の変動が激しいため、放置して順位が落ち着くのを待ちましょう。

ユーザーの購買意欲が高い記事

先ほども少し紹介しましたが、ユーザーの購買意欲が高い記事や、CTAのクリック率が高い記事もリライトの対象になるでしょう。
ユーザーの購買意欲が高い、CVに貢献しそうな記事であれば、検索順位を改善しアクセスが増えれば、その分CV数も伸ばすことができます。

前述したような散布図を使った方法や、以下のようにブログカテゴリーに絞って、ページごとのCV数を計測してみましょう。

すると、どのような記事を経由してCVに至っているのかが把握できます。
CV貢献度の高い記事のリライトを行なってみてください。

リライト前後の効果測定のやり方

リライトは実施して終わりではありません。
行ったリライトが正しかったのか、リライトの目的が達成できたのかを確認することが大切です。

  • 検索順位が上がったのか
  • クリック率・成約率がアップしたのか
  • ユーザーの滞在時間がどう変化したのか

リライト後もこれらの数値を記録して、どのような変化があったのかを分析します。
検索順位が上がったり滞在時間が伸びていれば、リライト成功なので他の記事でも実践しましょう。

逆に検索順位が下がったり、滞在時間が短くなった場合は、リライトをし直す必要があります。

検索順位を確認する際は、順位チェックツールの導入をおすすめします。
というのも、SEOを行うページ数が増えるほど、ひとつひとつのページの検索順位を確認するのに、時間がかかってしまうからです。

また、順位チェックツールには無料のツールもありますが、調べられるキーワードも限られるので、有料のチェックツールがおすすめです。
特に、弊社のNobilista(ノビリスタ)は、クラウド型キーワード順位チェックツールです。

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リライトして効果が出る・検索順位に反映されるタイミング

リライトを実施してから効果が出るのは、基本的に2日〜1週間後です。
遅くても1週間以内には何らかの変化が表れてくるでしょう。

リライト前とリライト後1週間でどのように検索順位が変化したかをチェックしておきましょう。

仮にリライトを実施してから1週間以上何も変化がない場合は、特に効果がなかったか、リライトしたことをGoogleが認識していない可能性があります。
具体的には、Googleはクローラーというロボットを用いて、Webサイトを巡回していますが、このクローラーがリライト後に該当記事へアクセスしていない可能性があります。

そのような場合、一度GoogleサーチコンソールURL検査から、クローラーの最終アクセス日を確認すると良いでしょう。
以下は弊社サイトのとある記事の「前回のクロール」の日付です。

キャプチャを撮影したのは、2023年11月30日ですが前回のクロールは2023年11月17日ということで2週間近くクロールされていません。
例えば、11月18日以降にリライトを行なっている場合、そのリライトの内容はGoogleは認識できていないでしょう。

これではどんなに良いリライトを行なっても効果は出ませんので、すぐにGoogleからのクロールをリクエストしましょう。

Googleサーチコンソールとは?できることや使い方、登録方法・設定方法を解説

リライトをするときの注意点

定期的にリライトをすることで、検索順位の向上が期待できます。
ただ、リライトのやり方を間違えると、かえってSEOに悪影響を与えるケースもあります。
効果的にリライトをするために、以下の5点に注意しましょう。

  1. 読者ファーストを意識する
  2. すでに検索上位のコンテンツをリライトしすぎない
  3. 不要な記事は削除する
  4. URLは変更しない
  5. 記事の更新部を記載する

読者ファーストを意識する

リライトをする際は、読者ファーストを意識しましょう。

単に加筆だけを繰り返すと、コンテンツ量が増えるだけで読者が読みづらい文章になる可能性があります。
狙いたいキーワードの検索意図から逸れた内容を追記すると、かえって順位が下がってしまうこともあるでしょう。

読みづらい文章や悩みが解決できない文章は、ユーザーがすぐにページから離れてしまい、Googleの評価も下がります。
キーワードから読者の悩みを分析し、悩みを解決できる内容に仕上げることが大切です。

検索意図とは?分類や調べ方、分析に役立つSEOツールを紹介

すでに検索上位のコンテンツをリライトしすぎない

すでに検索上位のコンテンツを大幅にリライトするのは危険です。
上位表示されている記事は、現時点でGoogle側が読者にとって有益と評価しています。
そのため、すでに検索上位の記事のリライトは、逆に順位を下げてしまうリスクが発生します。

最新情報への更新や細かいリライトなら問題ないですが、大幅なリライトはおすすめしません。
前述したとおり、現状で検索結果が11位〜20位の記事を優先してリライトしましょう。

不要な記事は削除する

リライトは、公開されている記事を書き換えるだけではありません。
サイト全体の評価を向上させるためのリライトは、すでに公開されたコンテンツの改善を意味します。
そのため、不要なコンテンツを削除することもリライトに該当します。

特に、サイト内で内容が重複しているようなコンテンツやユーザーが必要としていない記事は、削除しましょう。

URLは変更しない

リライト後、記事のURLは変更してはいけません。
なぜなら、URLを変更すると、過去の順位がリセットされてしまうからです。
つまり、リライト後に新規記事としてGoogleが再評価を行うことになるのです。

リライト後に検索順位を上げるためにも、URLは変更せずにそのまま更新しましょう。

記事の更新日や日付を記載する

記事に公開した日付が表示される場合、リライトを実施した日付を併記または置き換えましょう。

直接的なSEO効果はありませんが、更新日を記載しないとユーザーから古い記事と判断されてしまいます。
特に、期間限定のキャンペーンなどを紹介する際は最新の情報かどうか不安になるでしょう。
読者に不安な気持ちを与えないためにも、リライトを実施したら、更新日を併記または置き換えましょう。

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