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2022年11月24日

記事構成案の作り方とは?SEO記事のプロットを作るコツや初心者におすすめのテンプレート

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記事の執筆で欠かせない「構成案(プロット/アウトライン)」。

「ブログや記事の構成案は、どのように作ったらいい?」
「プロットには何を書くと、早く、効率よくライティングできる?」

ここでは誰もが構成を考えられるよう、基本的な記事構成案の作り方を紹介しています。
この簡単な「6ステップ」に沿って作れば、初心者でも記事の構成作成はマスターしたと言ってもよいでしょう。

ただし、記事の上位表示やお問合せ、商品の購入といった目標達成(CV)を考えているのであれば、さらに手をくわえる必要があります。
そこで当ページでは、基本的な構成の作り方とともに「成果を出す記事」にするための構成作成のコツやポイントもご紹介。

また、ブログやアフィリエイト、メディアサイトとサイト問わず使える、記事構成作成用のテンプレートも用意しています。
ダウンロードして使えるため、ご自由に活用ください。

SEOライティングのコツとは?初心者にも分かりやすく書き方の手順を紹介

【ダウンロード可】記事構成のテンプレート

最後に、記事の構成作成時に使えるテンプレートをご紹介します。
記入例を参考に、ダウンロードしてぜひお使いください。

【記事構成案テンプレート】

記事構成案テンプレートの内容は次の通りです。

  • ターゲットキーワード(メインキーワード)
  • 関連キーワード(サジェストキーワード)
  • 記事タイトル(文字数自動計測)
  • メタディスクリプション(文字数自動計測)
  • 導入文
  • 見出し(h2~h4まで)
  • 本文の概要欄
  • 補足(特記事項、メモ用スペース)
  • コメント(やり取りにおける修正案、疑問点)
  • 人物像(ターゲット)
  • 記事のゴール(CV)
  • 締切期限
  • 最終確認日
  • 進捗(選択式)

お手数ですが、テンプレートのダウンロードは以下の方法で可能です。
(ファイル自体は「閲覧のみ」の制限がかかっており、そのまま記入することができません)

テンプレートをダウンロードする手順は次の通り。

  1. 以下URLをクリックする
    (この時点で「閲覧のみ」の制限がかかっているため、ダウンロードしてからお使いください)
  2. 【ファイル】をクリック
  3. 【ダウンロード】でお好みのファイル形式を選ぶ

【記事構成案テンプレート】

こちらのテンプレートを使えば、誰でも構成案を作ることができます。
個人のアフィリエイトサイトはもちろん、企業のブログサイトやメディアサイトの記事制作における外部ライターとのやりとりなどにも、ぜひお気軽にお使いください。

記事構成案とは

記事の構成案(プロット/アウトライン)とは、記事の内容をざっくりと表した「見出し」と「執筆内容」からなる企画書のようなもの。
上位表示したいキーワードとその検索意図、さらにはお問合せや購入につながるよう戦略的な構成を組むことが求められます。

構成案が利用されるシーンとしては、外部のWebライターに記事執筆を依頼する際が多いでしょう。
この場合は、記事のイメージを共有したり、記事の方向性が間違っていないか確認する手段として主に使われます。

基本的に構成を作るのは、Webサイトの管理を行い、さらに商品やサービスについても把握しているWebディレクターが望ましいですが、必要な情報を提供してWebライターが作るというケースも少なくありません。

スプレッドシートで作られた構成案のイメージは次の通りです。

ちなみに、構成案のスタイルは、人や企業によってさまざまです。
これまでWebライターをしてきた経験上では、大見出しと触れて欲しい内容がざっくり書かれた簡易的な構成案もあれば、参考にしてほしい資料やサジェストキーワード、検索意図の記載など細かく求められる構成案もありました。

つまり究極、見出しがあり、それぞれの執筆内容がわかれば、構成案は完成です。
といっても、個人のブログやアフィリエイトサイトであればそれでも問題ありませんが、やはり「企業」対「外部Webライター」といったシーンであれば、それなりに作り込むことをおすすめします。
なぜなら、次で解説するように、記事の構成案がないと「さまざまな問題」の発生が予想されるからです。

事前に記事構成を作る重要性

構成案を作る前に「なぜ記事の執筆で構成案は必要なのか」を知っておきましょう。
当たり前のように、記事執筆時に構成案を書くのは、もちろん理由があるからです。

  1. 何を書くのかが明確になり「執筆がしやすい」
  2. 「話の流れ」や「テンポの良さ」が確認しやすい
  3. 「論理の破綻」「矛盾」に事前に気づける
  4. 「論理の破綻」「矛盾」に事前に気づける

何を書くのかが明確になり「執筆がしやすい」

「さっそく執筆するぞ!……で、何から書けばいいかな。」

このように、思いつきでいきなり執筆をするのは、かなり無謀といえます。

記事の構成案を考えるというのは、「何を書くのか」を明確にする作業。
つまり、やるべきことが明確になるため、たびたび「何を書く?」と思考が止まらず、テンポよく記事の執筆ができるようになります。

また、調べるべき情報や、記事のボリュームから執筆にかかる工数も予想できるため、スケジュールの管理という点でも、構成案を作るのはおすすめです。

「話の流れ」や「テンポの良さ」が確認しやすい

記事の始めから終わりまで、読み飛ばされない記事は理想といえます。
そんな、読み飛ばされない記事を執筆するには、わかりやすい話の流れやテンポの良さを意識しなくてはなりません。

そこで構成案を作れば、記事全体を俯瞰して見ることができます。
同じような話が何度も出て来たり、戻って内容を確認しないとわからないといった、テンポの悪さにも構成を作ることで、いち早く気づくことができるでしょう。

「論理の破綻」「矛盾」に事前に気づける

記事が長くなればなるほど、論理の破綻や矛盾に気づきにくくなります。

何が言いたいのか、かわからない。
記事全体がぼんやりしている。
言っていることが、ところどころ違う。

このような記事では、読者が離れるどころか、上位表示もできないでしょう。
また、記事が完成したあとの修正となると、その労力は構成案の段階で気づく以上のものとなります。
つまり、事前に構成案を作るということは、修正の手間を減らすという意味でもおすすめ。
見出しという早い段階での軌道修正であれば、修正コストもそこまでかかりません。

執筆後の「イメージと違うから全文書き直して」が防げる

「ちょっとイメージと違うな。」
「思ってた感じと違った。」
「やっぱり、一から書き直してほしい。」

これは、企業とフリーランスのWebライター間で多いトラブルの一つです。
このあと、ずるずると修正のやり取りが続くといった非効率な事態を防ぐためにも、事前に記事の構成案を作り、このまま記事を執筆しても問題ないか、よくすり合わせることをおすすめします。

記事構成の作り方

それでは、本題である記事構成案の作り方を見ていきましょう。
といっても、まず記事執筆には、以下のような流れがあることを覚えておきましょう。

  1. キーワード選定
  2. 記事構成案の作成(検索意図の推測と見出し化)
  3. 記事の執筆
  4. 記事の投稿

この工程は、企業のブログサイトでも、個人のアフィリエイトでも同様です。
今回は理解を深めるため、【1】のキーワード選定にも軽く触れたあとに、くわしい構成案の作り方を解説します。

  1. キーワードの検索意図を推測し、書き出す
  2. 読み手に伝えるべきこと(必要な情報)を書き出す
  3. 情報を整理する
  4. 見出しを考える
  5. 構成の流れを整える
  6. 見出しごとに「本文の概要」を書く

(準備)ツールを使い「SEOキーワード」を選定

「記事制作の工程」にも書いたとおり、記事の執筆にはまず「キーワード選定」が必要です。
キーワード選定には大きく、ターゲットキーワードと関連キーワードの二つがあります。

キーワードとは、人々が検索する際に入力している単語や言葉のこと。
キーワードは、専用のツールから調べることができます。

サイトのターゲットと関係のあるキーワードを選んだり、逆にツールで出てきたキーワードから、CVにつながりそうなユーザーを見つけたりすることが、キーワード選定の主な作業です。

では、このキーワード選定が完了し、上位表示したいターゲットキーワードと関連キーワードが揃っている前提で、構成案の作り方を見ていきましょう。

SEOキーワード選定のやり方・コツとは?初心者に役立つ便利ツールも紹介

【STEP1】検索意図を推測し、書き出す

選んだキーワードと関連キーワードの検索意図を推測し、箇条書きでかまいませんので簡単に書き出してみましょう。

検索意図とは、検索をして「何が知りたいか」という部分です。
たとえば「SEOライティング」というキーワードの検索意図を推測してみましょう。

  • SEOライティングとは何か「知りたい」
  • どのように書けばよいか「知りたい」
  • SEOライティングができるようになる方法を「知りたい」

検索をするには、かならず何かしらの理由やきっかけがあります。
それは悩みであったり、疑問であったり、願望や叶えたいといった欲求であったり。

このように、上位表示したいキーワードを検索する人が、何を求めていて、それに対してどのような記事を書けば読んでもらえるか、それを考えるのが「検索意図の推測」という作業です。

ここが不十分だと、的外れな内容を書いたり、情報が足りず質の低い記事ができあがったり。
検索意図の推測がどれほどできるかで、記事の質が大きく変わるというのをよく覚えておきましょう。

そんな検索意図ですが、推測をする方法はいくつかあります。
ただ、まずは検索した人になりきって「何が知りたいか」「どのような背景があってこのキーワードを調べたか」を自分自身で考えてみましょう。

そのうえで、以下の方法を使ってさらに検索意図を推測します。

  • キーワードを実際に検索して、上位10サイトに書かれていることを参考にする
  • Q&Aサイト(Yahoo知恵袋など)にキーワードを入力して質問内容を調べる
  • SNSのコメントを参考にする

推測した内容は、最終的に書き出すようにしましょう。
このとき、検索意図からわかる人物像も推測しておくと、より深い内容の記事を書くことができおすすめです。

検索意図
・何に悩んでいる?
・何が知りたい?
・何を叶えたい?
・SEOライティングって何?
・ほかのライティングとどう違うの?
・SEOライティングができるようになりたい
・SEOライティングの書き方
・SEOライティングを勉強したい、勉強する方法

検索意図から
推測できる人物像
・検索した背景
・現在の状況
・叶えたい
・なりたい理想の姿
1. SEOライティングを自分でしたい(まったく知識のない初心者)
 ┗ 自分でできるよう、SEOライティングの方法と基礎を知りたい)

・企業のWeb担当者
→担当者になったばかりで、SEOライティングの知識をつけたい。
・Webライター
→仕事の幅を広げるために、SEOライティングのスキルを身につけたい。
・ブログやアフィリエイトサイト運営者
→収益化・上位表示のためのSEOライティングができるようになりたい。

2. SEOライティングを知っておきたい初心者
 ┗ 外部のWebライターに依頼予定で自身も知識をつけておきたい)

・Web担当者
→SEOライティングが必要になり、外部のWebライターに依頼予定
執筆ルールやマニュアル作成の参考になる記事を探している。

【STEP2】「伝えるべきこと」を書き出す

次に、検索意図の知りたいことに対して「伝えるべきこと(必要な情報)」を書き出します。
言い換えれば、どのようなことを書けばそのキーワードを検索した人に満足してもらえるかを考えましょう。

検索意図 伝えるべきこと(必要な情報)
SEOライティングって何?・SEOライティングの意味
・SEOの意味
SEOライティングはなぜ必要?・SEOライティングの効果
・SEOライティングの重要性
ほかのライティングとどう違うの?・SEOライティングの特徴
・ほかのライティングとの違い
SEOライティングができるようになりたい・SEOライティングの書き方、手順
・SEOライティングの勉強方法
(効果のある、効率が良い、無料でできる方法)
SEOライティングの書き方は?SEOライティングの書き方、手順
SEOライティングを学びたいSEOライティングの勉強方法
(効果のある、効率が良い、無料でできる方法)
SEOライティングが学べる本でおすすめは?SEOライティングを学ぶ際におすすめの本

【STEP3】情報を整理する(グルーピング)

伝えるべきことの情報を整理します。
伝えたいことが重複しているものや、書くことが似通っている場合は、情報をまとめるといったグルーピングを行います。

たとえば、以下の3つを見てください。

  • SEOライティングの意味
  • SEOライティングの特徴
  • ほかのライティングとの違い

いずれも「SEOライティングがどんなものか知りたい」という疑問に対する解説のため、一つにまとめても問題ないでしょう。
また「SEOライティングができるようになりたい」という検索意図は、書き方や勉強方法の解説で叶うため、重複を避けるためにもここでは削除すべきです。

検索意図
(知りたいこと、疑問、願望)
伝えるべきこと
(必要な情報)
SEOライティングはなぜ必要?
ほかのライティングとどう違うの?
・SEOライティングの意味
・SEOの意味
・効果(重要性)
・特徴、ほかのライティングとの違い
SEOライティングができるようになりたいSEOライティングの書き方、手順
SEOライティングができるようになりたい
SEOライティングが学べる本でおすすめは?
・SEOライティングの勉強方法
(効果のある、効率が良い、無料でできる方法)
・SEOライティングを学ぶ際におすすめの本

【STEP4】見出しを考える

書き出した検索意図と伝えるべきことを参考に、箇条書きでよいので「見出し」を作ります。
見出しには、自然な形で上位表示したいキーワードを盛り込むよう意識して作成しましょう。

見出し盛り込みたいキーワードと
サジェストキーワード
SEOライティングとは?SEOライティング、とは
SEOライティングのコツ・ポイントSEOライティング、コツ
SEOライティングが勉強できる本SEOライティング、本

【STEP5】構成(プロット)の流れを整える

わかりやすい話の流れを意識して、見出しの順番を整えます。

とくに、読者がもっとも知りたいこと、まず伝えるべき情報やとくに重要な情報は最初に持ってくること。
また、読者の人物像から最適な順番を考える事も大切です。

たとえば「SEOライティング 書き方」の記事で以下のような構成を作ったとします。

  1. SEOライティングを勉強する方法
  2. SEOライティングの書き方
  3. SEOライティングとは

こちらは、NGな構成の例。
なぜなら「SEOライティング 書き方」と調べる人は、SEOライティングについてまったく知識のない初心者だからです。

そのため、まずSEOライティングとは何かを伝えることが正解
でなければ、わかりづらい記事と思われるか、欲しい情報がないと判断され、別のサイトに行ってしまう可能性があります。

このように、話の流れや展開が意識できていないページは多いです。
これは、私がある食材のアレンジレシピを調べていたときのこと。
ページを開いてまず一番に来たのが、食材の栄養素の話。
しかも、とても長く、この時点で別のサイトに行くことも考えましたが、ひとまずは踏みとどまりました。
しかし、いくらスクロールしても、肝心のアレンジ方法に辿り着きません。
スクロールバーからページの終わりが近づいているのがわかり、それでも欲しい情報は来ず、いよいよおかしいなと思いはじめたとき。
「2ページ目へ」という文字が出て、記事は終わっていました。

読者に一番に伝えるべき情報は何か、読者が一番に知りたい情報は何か。
見出しの順番を整えることは、ユーザビリティの点からも、意識することをおすすめします。

【STEP6】見出しごとに「本文の概要」を書く

見出しごとに、どのような本文になるか想像できるよう、執筆内容を書きましょう。
できる限り具体的に書くことで、記事の流れをイメージしてもらいやすくなります。

とくに「このような検索意図があるから、このような内容を書きます」であったり「このような情報を求めているから、このようなことを伝えたいです」といった説明の仕方をするようにしましょう。
意味があることが伝わり、構成に対する説得力が増します。

メインキーワードがすでにある状態で、関連キーワードの発掘と構成案の作成、記事執筆(SEOライティング)を行う場合は、以下の記事もおすすめです。

SEOライティングのコツとは?初心者にも分かりやすく書き方の手順を紹介

記事構成の質を高めるポイント

ご紹介した記事構成の作り方は、一番簡単かつスタンダードな方法です。
もちろん、これでも問題はないのですが、より記事の質を高めたい、競合サイトに負けたくないという方は、もうひと手間かけることをおすすめします。

  1. 記事の目的(ゴール)を明確にする
  2. 「潜在ニーズ」が叶う要素を盛り込む
  3. 導入文には記事の「ベネフィット」を入れる
  4. どこにもない情報を盛り込む(独自性や新規性を考える)
  5. 競合サイトと違った角度で構成を作る
  6. 記事は「やってみる→改善」のサイクルが基本

記事の目的(ゴール)を明確にする

Webサイトを運営しているのであれば、何かしらの目的(ゴール:CV)があるはずです。

商品やサービス、ブランドを認知してほしい。
Webサイトからの購入やお問合せを増やしたい。

ただ読んでもらえる記事ではなく、読んだあとに目的が達成されるような記事にするには、目的を意識して構成を考える必要があります。

読者が不快にならず、自然な形で商品が宣伝できるよう考えたり、記事の構成を戦略的に設計してサービスに興味を持つよう展開を考えたり。
読者が満足する記事構成もたしかにすばらしいですが、自サイトの利益を追うことも忘れないようにしましょう。

「潜在ニーズ」が叶う要素を盛り込む

潜在ニーズとは、表に出ている欲求(=顕在ニーズ)の裏に隠れた「真の願望」です。

たとえば、SEOライティングというキーワード。
SEOライティングとは何か知りたい、書き方を知りたい、勉強したいというのは顕在ニーズです。
しかし、なぜSEOライティングの書き方が知りたいのでしょうか。

最初にも話しましたが、検索をするには何かしらの理由やきっかけがあります。
そしてこの場合、書けるようになりたいという顕在ニーズの裏側には、このような願望があるのではないでしょうか。

  • 会社のWebサイトで利益を上げて高い実績を残したい
  • フリーランスのWebライターとして働きたい
  • Webライターとしてもっと仕事がほしい

簡易的に出したものですが、これが潜在ニーズです。
そして、潜在ニーズは、本来叶えたいと思っている理想の姿。
つまり、この潜在ニーズを叶えてあげられる構成案を考えることで、読者により刺さる記事となります。

潜在ニーズを知るには、検索意図をヒントに人物像を徹底的に深掘りします。
一番シンプルなのは、なぜと問いかけること。

なぜSEOライティングを書けるようになりたいのか。
フリーランスのWebライターになりたいから。
なぜフリーランスのWebライターになりたいのか。
家で仕事ができ、自分の時間で仕事ができるから。
なぜ、家で仕事ができたほうがよく、自分の時間で仕事ができるようにしたいのか。

このとおり、実はさきほど挙げた潜在ニーズも、もっと深掘りができます。
理想は、なぜと問いかけられないレベルまでやること。
しかし時間がかかるため、ほどほどにして構成に反映するとよいでしょう。

導入文には記事の「ベネフィット」を入れる

導入文は、本文の前に置かれる文章です。
導入文には、読者が続きを読みたくなるような、工夫(フック)を盛り込みましょう。
たとえば、このようなフックがあります。

  • 「そうそう、そうなの!」と共感できる(自分事と思えること)
    例)「ずっとアフィリエイトに興味があったのですが、ツイッターなどのSNSでもうアフィリエイトは稼げないというツイートがあり、真意が不明なまま一旦保留にしていました。けれどもあるきっかけで、思い切って始めたところ、まったくそんなことはなくて……。」
  • 求める情報がありそうと感じられる
    例)「SEOライティングの書き方を5ステップで紹介します。」
  • 意外な情報、続きが気になる
    例)「このSEO対策をしたら、高確率で順位が下がります。実際に施策をしてPV数が減ってから、回復させるまでにしたこと、効果があったことを紹介します。」
  • 読後の姿が想像できる(見える化)
    例)「このページの勉強法を実践することで、TOEIC700点は問題なく獲得できます。実践した方の感想とTOEICの点数はこちら。」

せっかくサイトを開いたのに、何も情報を得られなかった。
おそらく、検索した人が一番避けたいことであり、検索エンジンが順位を落とす一番わかりやすい理由でしょう。

そのため、導入文では求める情報があることをまずは伝えるべきです。
また、この記事を読むことでどうなれるか、具体的な姿が想像できる一文も効果的。
それが記事を読む理由となり、読者の背中を押してくれるでしょう。

この導入文を考えるうえで、意識したいのが「ベネフィット」です。
よくメリット(特徴、売り)と混同される言葉ですが、メリットによって得られるすばらしい体験や良い変化を指します。

ブログなどの記事であれば、ページを最後まで読むことで「読者はどうなれるか」「何を知ることができ、その結果どのようなことができるか」がベネフィットといえます。

たとえば「SEOライティング」の記事を例にすると、このようになります。

SEOライティングの本を一冊読むのと同じくらいの基礎知識が、このページにまとまっています。
これを読めば、SEOライティングの基礎はマスターしたと言ってもよいでしょう。
また、クラウドソーシングなど、SEOライティングの案件に応募しても、問題なく対応できます。

この記事のベネフィットは、SEOライティングについて知識が手に入ることです。
それも、本一冊分の基礎がマスターでき、SEOライティングの案件も受けられるレベル。

このように、作る構成のベネフィットが何か明確だと、導入文でより読者を惹きつけることができます。
また、特徴的なベネフィットは、それだけで記事の差別化にもつながるでしょう。
お気づきの方もいるかもしれませんが、先ほど紹介した潜在二ーズ。
このベネフィットと潜在ニーズをうまくマッチさせると、より効果的な記事となります。
潜在ニーズを叶えられそうなベネフィットを記事で提供できないか、ぜひ一度考えてみましょう。

どこにもない情報を盛り込む(独自性や新規性を考える)

記事の構成案を考える際に、上位サイトを参考にするかと思います。
注意したいのが、参考にはしても、それが正解とは思わないこと。
構成を作る際は、ユニークな情報を盛り込むなど、差別化を意識してください。

たしかに上位サイトは、検索エンジンが高く評価しているサイトです。
しかし、かならずしも満足度の高いページが上位に来ているわけではないことを知っておきましょう。

それに、すでにある情報をただまとめても、似たり寄ったりの記事ができあがるだけです。
競合サイトに勝つ記事を目指すのであれば、この記事にしかない何かを見つけましょう。

競合サイトと違った角度で構成を作る

先ほどの独自性や新規性の話にも通ずる部分ですが、専門家に記事を依頼したり、特別な取材を行ったりしなくても、オンリーワンの記事は作れます。

それが、違った角度(アプローチ)の記事構成を作ることです。

たとえば「SEOライティング」というキーワードであれば、検索意図からも基本的にSEOライティングの書き方を紹介する記事となるでしょう。
そこで視点を変えて、別のアプローチを試みます。
それがこちら。

  • SEOライティングとは
  • SEOライティングの基礎とやってはいけないこと○選
  • SEOライティングの勉強を○○でするな!

やってはいけないことをベースに、SEOライティングの基礎がわかるという記事です。
検索意図からわかる人物像が興味のある内容で、さらに他サイトとの差別化も行えます。
上位サイトを見て、たとえば網羅性が高く情報量で勝ち目がないと判断したら、違った角度の構成を考えるのも一つの手。
似たような記事を作って埋もれてしまうよりも、断然効果が期待できるでしょう。

SEO競合サイトの調査方法とは?他社サイト分析に役立つ無料ツールも紹介

記事は「やってみる→改善」のサイクルが基本

ここまで、記事構成の作り方についていろいろな解説をしました。
ただ、一番大切なことを伝えていなかったので、最後に紹介したいと思います。

一番大切なこと、それは「記事は改善ありき」ということです。

記事の構成案一つとっても、さまざまなノウハウがあります。
しかし、実のところ本当に上位表示するか、成果が出るかは、実際に記事を投稿しなければわかりません。

もっというと、同じテーマを扱っている、同じくらいに立ち上げられたWebサイトでも、順位に差が出ることもあります。
つまり、それほどGoogleの検索アルゴリズムは繊細で、複雑ということなのでしょう。

だからこそ、記事はまず作ってしまう。
そして、数値が伸びなければ改善をする。
このサイクルを回すのが基本であり、一番成果が出やすい方法です。

数値を追うのは、GoogleサーチコンソールやGoogleアナリティクスと一緒に、キーワードごとの順位が計測できる、キーワード順位チェックツールの活用も視野に入れてください。

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