SEO

更新日2024年01月12日

SNSはSEOに効果がある?Twitter運用による拡散・流入の影響とは

甲斐龍之介

SEOツール「Nobilista(ノビリスタ)」の事業責任者。株式会社IIPにて取締役兼SEO担当者。中小企業庁が設置した経営相談所、福岡県よろず支援拠点にてSEOコンサルタントとしても活動

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現在、Webマーケティングにおいて重要なツールになっているのが「SNS」です。
TwitterやInstagramなど気軽に利用できるものが多く、投稿がバズれば多くの人に対して一気にアプローチできます。

そのため、多くの企業サイトが公式SNSを作って情報発信をしています。
ただ、SNSで自分の投稿がシェアやリツイートされても、そのリンクによる被リンクは無効になるため、直接的なSEO効果は期待できません。

それではSNSに取り組む必要がないのではないかと思うかもしれませんが、実はSNSを運用することで、間接的にSEOに好影響を与えることはできます。

本記事では、SNSから得られる間接的なSEO効果SEOに好影響を与えるSNS運用方法を解説します。
幅広い層にアプローチしていきたいサイト運営者の方は、SNSも上手に活用していきましょう。

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SNSによるSEO効果はある?

まず前提として、SNSはGoogleの評価を高めるようなSEO効果は期待できません。
というのも、自社のWebサイトがSNSでシェアされたとしても、SNS投稿に記載されたリンクには自動的にnofollowが付くようになっているからです。
nofollowとは、リンクによるページの評価を無効化するリンクタグを指します。

つまり、SNSで被リンクを獲得できても、リンクによる評価を渡さないようにGoogleに伝えられているのです。

SEOでは他サイトから被リンクを獲得することが効果的とされていますが、SNSの被リンクはWebサイトに張られる被リンクとは異なります。

  • シェアやリツイートを自作自演で集められる
  • バズるなどの影響で被リンクの数が短期間で大きく増減する可能性がある

このような理由から、SNSの被リンクをSEOの評価対象から除外しているのです。
実際に、Googleのジョンミュラー氏が動画にて「SNSはSEOに直接は関係しない」と明言しています。

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SNSから得られる間接的なSEO効果とは

先述したとおり、SNSによる直接的なSEO効果はありません。
それではSNSに取り組む必要がないのではないかと思うかもしれませんが、実は間接的にSEOに好影響を与えることはできます。

ここでは、SNSから得られる間接的なSEO効果を紹介します。

  1. サイテーションを獲得できる
  2. SNSがバズれば有効な被リンクを獲得できる
  3. Webサイトのアクセスを増やせる
  4. 指名検索に繋がる

1つずつ詳しく見ていきましょう。

サイテーションを獲得できる

SNSに取り組むことで、サイテーションを獲得できる可能性があります。
サイテーションとは、第三者からサイト名やサービス名など、自社に関係ある固有名詞が引用されることです。

リンクを飛ばすような被リンクは必要なく、言及されるだけでGoogleからの評価を得やすくなります。

例えば「検索順位チェックツールはNobilistaがおすすめ」のように自社のサービス名やブランド名がSNSで書かれたとします。
この投稿がフォロワーの目に触れることで、認知度が高まり、その結果SEOにも好影響を与えるのです。

なお、当然ですが、サイテーションの内容は好印象のものが望ましいです。
逆に、不祥事や炎上など悪いイメージのサイテーションは、SEOでもマイナスの影響が出る恐れがあるので注意しましょう。

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SNSがバズれば有効な被リンクを獲得できる

SNSの投稿がバズることで、SEOに有効な被リンクを獲得できる場合があります。
前述したとおり、SNSの投稿内容は「nofollow」が自動的に付与されるため、SEOに直接良い影響を与えることはありません。

ただ、SNSの投稿がバズると、多くの人の目に触れることになります。
SNSからWebサイトに多くの流入があれば、自身のサイトやニュースサイトで取り上げてくれる人がいるかもしれません。
記事内に張られるリンクは、被リンクとして有効なので、間接的にSEO効果が期待できる可能性もあるでしょう。

被リンクとは?増やし方や獲得方法の例、SEOとの関係

Webサイトのアクセスを増やせる

たとえSEOで上位表示できない状況でも、SNSを活用すればアクセスを増やすことができます。
SNSの投稿等でユーザーが興味を示した場合、SNSにリンクを張っておけば、Google検索以外からの流入が期待できます。

TwitterやFacebook、Instagram等など流入経路が増えれば、期待できるアクセス数も増えるでしょう。

SNSからの流入とはいえ、アクセスが多いサイトと少ないサイトでは、多いサイトをGoogleが評価すると考えられるため、間接的なSEO効果が期待できるのです。
SEOで成果を出すには最低でも半年以上の期間が必要になるため、同時にSNSをうまく活用することをおすすめします。

SEO対策の効果とは?効果が出るまでの期間や効果の高いSEO施策を紹介

指名検索に繋がる

SNSで拡散されれば、多くの人に会社名やブランド名、サイト名を知ってもらえるきっかけになり、サイトの認知度が上がります。

サイトの認知度が上がれば、Googleでの指名検索をしてもらえる可能性が高いです。
指名検索とは、自社ブランドや商品・サービス名を含むキーワード検索のことです。

例えば「Nobilista」や「ノビリスタ」のように自社のサービスを直接検索されることを指します。
指名検索をされるということは、そのサービスの認知度が高まっている証拠です。

指名検索が増えることで「CVに繋がりやすいユーザーの流入が期待できる」「検索順位が影響されにくい」といったメリットがあります。
結果的にアクセスも増えるため、間接的にGoogleの評価を高めることもできるのです。

指名検索とは?増やし方や指名検索数の調べ方、SEOで重要な理由を解説

各SNSとSEOの関係性

各SNSによってユーザーの年齢層や特徴が異なります。
ターゲットとなるユーザーにピンポイントでアプローチするためにも、各SNSの特徴を知っておくことが大切です。

SNS国内月間
アクティブユーザー
ユーザー層特徴
Twitter4,500万20~30代がメイン・リアルタイム性が高い
・情報拡散力がある
Facebook2,600万30~50代がメイン・年齢層が高め
・実名制によりフォーマルな雰囲気
・ビジネスシーンの活用におすすめ
Instagram3,300万10~20代がメイン・写真や動画が中心
・ハッシュタグの活用が重要
LinkedIn不明就職・転職活動中の
ビジネスパーソンや学生
・実名・顔出し登録
・人材採用や転職に向いている
・誹謗中傷や炎上の懸念が少ない

ここでは、各SNSとSEOの関係性を紹介します。

  1. Twitter
  2. Facebook
  3. Instagram
  4. LinkedIn(リンクトイン)

1つずつ詳しく見ていきましょう。

Twitter

Twitterは日常の出来事をリアルタイムで投稿できる20代〜30代が中心のSNSです。
情報拡散力の高さが特徴で、リツイートされることで自分のフォロワー以外にもアプローチできます。

テキスト情報がメインなので、キャンペーンなどの情報を伝えるのに役立ちます。
実際にTwitterを使いユーザーと直接やりとりする企業もあります。
Twitterでは定期的に役立つ情報を発信して、フォロワーと積極的に交流していくことが運用のポイントです。

実際に、Twitterの運用によって検索順位が上昇した事例を紹介します。
「転職 おすすめ」「転職エージェント」というキーワードはdodaやマイナビのような大手企業が上位を占めているキーワードです。
莫大な予算を使って上位表示を狙っているため、個人ブログの勝ち目がないキーワードともいえます。

その中にmotoさんが運営する「転職アンテナ」というブログが2023年6月時点で2位に表示されています。

企業サイトが優遇されているこのご時世の中で「転職アンテナ」が上位表示できている理由は、Twitterの運用が関わっていると推測できます。
(厳密には、現在転職アンテナは企業運営のサイトです。しかし、企業運営になる前から難関キーワードで上位表示を実現していたため、Twitter運用による恩恵が大きいと考えられます。)

motoさんは、元リクルート社員で転職に関する情報をTwitterで発信しています。
Twitterのフォロワーが12.3万(2023年6月時点)と多いことや転職に関する書籍を出版していることから、E-E-A-Tが担保されているのです。

E-E-A-Tは「経験(Experience)」「専門性(Expertise)」「権威性(Authoritativeness)」「信頼性(Trust)」の4つの頭文字を取った言葉で、現在のSEOではE-E-A-Tが重要視されています。
motoさんはTwitterを通して、特に専門性や権威性を高めることで、個人ブログでは上位表示が難しいと言われているキーワードで上位表示しているのだと推測できます。

このようにTwitterでユーザーにとって有益な情報を発信し続けることで、Googleからの信頼性を高めてSEOにも良い影響を与えることができるのです。

E-E-A-Tとは?Googleが重要視するSEO最重要評価基準を高める施策を解説!

Facebook

Facebookは、SNSの中で最もユーザー数が多い実名制のSNSです。

リアルな人間関係が反映されるため、他のSNSと比べてフォーマルな雰囲気があります。
ユーザー層は30〜50代が多いため、年齢層が高いユーザーをターゲットに訴求したい場合にはおすすめのSNSです。

また、イベントを立ち上げたり、問い合わせを受け付けたりすることもできます。
新しく顧客を増やすというよりも、すでに獲得している固定客に向けて訴求するには最適なSNSと言えるでしょう。

ただし、Facebookの運用によりSEOへ良い影響が出たという事例はありません。
そのため、SEO目的でのFacebook運用はあまりオススメできません。

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Instagram

Instagramは、若年層の利用者が多い写真や動画に特化したSNSです。

飲食店や美容室等の店舗を探す際に、GoogleではなくInstagramを使って探す人も増えています。
そのため、Instagramで流入を増やすには、ハッシュタグ(#)の活用が重要です。

ハッシュタグを活用することで、フォロワー以外のユーザーにもアプローチできます。
Twitterのように拡散力が高いわけではありませんが、若年層のユーザーを対象とする場合にはおすすめのSNSです。

2023年現在、Instagramの運用が直接SEOに好影響を及ぼしたという事例はありません。
現時点でInstagramはSEOの強化に寄与しないので、SEOのために運用するというのは効果的ではないでしょう。

LinkedIn(リンクトイン)

LinkedIn(リンクトイン)は、世界で8億5,000万人以上の登録者を誇る、世界最大級のビジネスSNSです。
原則、実名・顔出し登録が必須で、Facebookのビジネス版と呼ばれています。

人材採用や転職、マーケティング、営業等の新たな機会創出のために欠かせないプラットフォームとして全世界のビジネスパーソンや学生などに幅広く利用されています。
実名・顔出しが必須ということもあり、誹謗中傷や炎上などの懸念が少ない点や、E-E-A-Tに繋がるといった特徴があります。

人材採用や転職等のユーザーをターゲットに訴求したい場合には、おすすめのSNSです。

なお、LinkedIn(リンクトイン)の運用が、SEOの検索順位に直接良い影響を与えたという事例はありません。
ただし、Linkedinのプロフィール情報がGoogleナレッジパネルへの掲載につながるケースもあり、間接的にSEOへより影響を与えるのではないかと考えられています。
人材採用や転職等のユーザーをターゲットに情報発信するためのツールとしては便利ですが、SEOに好影響を与えたいという目的には向いていないでしょう。

Googleナレッジグラフとは?ナレッジパネルとの違いや表示方法、修正方法を解説

SEOに好影響を与えるSNS運用方法

SNSを活用することはSEOに間接的に良い影響を与えますが、ただ単に運用していては効果は薄いです。
ここでは、SEOに好影響を与える効果的なSNS運用方法を5つ紹介します。

  1. 正確な情報を発信する
  2. シェアされやすい内容を発信する
  3. SNSでユーザーと交流する
  4. 更新頻度を増やす
  5. 影響力のあるメディアやインフルエンサーに取り上げてもらう

1つずつ詳しく見ていきましょう。

正確な情報を発信する

当たり前のことですが、SNSでは正確な情報を発信するようにしましょう。
誤った情報発信は、ユーザーが不信感を持ちやすくなるからです。

炎上など悪い意味でのサイテーション獲得になる恐れもあります。
ユーザーに不信感を持たせないためにも、発信する情報の正確性には注意しましょう。

シェアされやすい内容を発信する

SEOに好影響を与えるためには、シェアしやすい内容の発信が必要です。
興味深い話題や豆知識情報など、ユーザーにとって価値の高い内容を発信することでシェアしてもらいやすくなります。

ユーザーが求める価値の高い情報をSNSを通して発信することで、自社の企業ブランドや商品・サービスについて投稿してもらえる可能性が高まります。
一度でもバズると爆発的に情報が拡散され、多くのユーザーに知ってもらうことも可能です。

ただ、どんな情報発信がバズるかは誰にも予測できません。
そのため、質の高い情報をできるだけ多く発信していくことが大切です。

フォロワーがどのような情報を求めているかをしっかり分析して、ユーザーにとって価値高い内容を発信していきましょう。

良質なコンテンツとは何か?Googleの定義や作り方のポイントを解説

SNSでユーザーと交流する

ポジティブなサイテーションを獲得するためには、フォロワーに好意的な感情を持ってもらうことが大切です。
そのためにSNSでフォロワーと積極的に交流していきましょう。

企業のSNSから返信がきたり、いいねがもらえたりすると、好意的に評価してくれる可能性も高まります。
好意的な印象を持ってもらえれば、結果的にサイテーション獲得に繋がります。

新規フォロワーの獲得も必要ですが、既存フォロワーに対して丁寧に対応することも重要です。

更新頻度を増やす

投稿をシェアしてもらうためには質も大切ですが、更新頻度を増やすことも大切です。
ユーザーによってどんなコンテンツが刺さるかは様々なので、より多くの発信を見てもらう必要があります。

また、毎日有益な投稿をするアカウントと月に1・2回投稿する程度のアカウントでは、フォローのされやすさが異なります。
毎日有益な内容を発信しているアカウントなら、投稿を見逃さないためにフォローしておこうと思うユーザーも増えるでしょう。

特にフォロワーが少ないうちは、更新頻度を増やして、新規フォロワーの獲得を目指すことが大切です。

SNSで投稿すること自体は無料なので、できるだけ投稿の頻度を増やしましょう。
そうすれば、新規フォロワーの獲得や潜在ユーザーへのアプローチに繋がります。

影響力のあるメディアやインフルエンサーに取り上げてもらう

影響力のあるメディアやインフルエンサーに取り上げてもらえば、一気に情報を拡散できます。

ただし、影響力のあるメディアやインフルエンサーに取り上げてもらうのはそう簡単ではありません。
もしも予算があれば広告掲載するのも一つの手段です。

予算がない場合は、直接メッセージを送り宣伝してもらうのも効果的でしょう。
もちろん必ず取り上げてもらうとは限りませんが、取り上げてもらえる可能性もあります。
積極的に営業してみることをおすすめします。

SNSとSEOに関するよくある質問

SNSとSEOに関するよくある質問をまとめました。
ぜひ参考にしてください。

  • SNSからの被リンクはSEOに影響を与えますか?
  • SEO対策をする上でSNSを使って集客するのは効果的ですか?
  • おすすめのSNSは何ですか?
  • サイテーションとは何ですか?
  • サイテーションを獲得するにはどうすれば良いですか?

SNSからの被リンクはSEOに影響を与えますか?

SNSでリンクが張られても、直接的なSEO効果はありません。
SNSには基本的にnofollowが設定されており、リンクによるページ評価が行われないからです。

nofollow属性とは?SEO上の役割や使い方、記述・設定方法を解説

SEO対策をする上でSNSを使って集客するのは効果的ですか?

SNSにはGoogle評価を高めるような直接的なSEO効果は期待できません。
ただ、SNSを活用することで間接的にSEOに好影響を与えることはできます。

Google検索とは別のユーザーにアプローチできるので、並行してSNSを活用するのがおすすめです。

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おすすめのSNSは何ですか?

アプローチしたいユーザー層によっておすすめのSNSは異なります。
そのため、アプローチしたいユーザーの年齢層を分析して、適したSNSを活用することをおすすめします。

  • 10~20代の若年層にアプローチしたい→Instagram
  • 幅広い年齢層にアプローチしたい→Twitter
  • 30~50代の高い年齢層にアプローチしたい→Facebook

なお、上記はあくまでメインで活用するべきSNSなので、リソースがある場合は全てのSNSを活用するのがおすすめです。

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サイテーションとは何ですか?

サイテーションとは、第三者からサイト名や企業名等の固有名詞が引用されることです。

例えば、Tiwitter上で「検索順位チェックツールはNobilistaがおすすめ」のように自社サービスやブランドが投稿されることを指します。
被リンクは必要なく、言及されるだけで良いといった特徴があります。

サイテーションとは?SEO効果や獲得方法、数量の調査方法を解説

サイテーションを獲得するにはどうすれば良いですか?

サイテーションを獲得するには、SNSの運用方法を工夫する必要があります。
具体的には以下のような運用がおすすめです。

  • 正確な情報を発信する
  • シェアされやすい内容を発信する
  • SNSでユーザーと交流する
  • 更新頻度を増やす
  • 影響力のあるメディアやインフルエンサーに取り上げてもらう

ただ単にSNSに投稿するのではなく、戦略的に運用することがサイテーション獲得に繋がります。

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