SEO

更新日2024年04月16日

SEO対策の提案書の作り方とは?提案力の高い資料を作るためにすべきことも解説

甲斐龍之介

SEOツール「Nobilista(ノビリスタ)」の事業責任者。株式会社IIPにて取締役兼SEO担当者。中小企業庁が設置した経営相談所、福岡県よろず支援拠点にてSEOコンサルタントとしても活動

詳細を見る

公的機関におけるセミナー実績

ソーシャルメディア

 

SEO提案時に欠かせないものといえば「提案書(提案資料)」です。
一般的には、SEO対策会社SEOコンサルタントが提案内容をわかりやすく伝え、顧客の理解を助けるために作成します。

今回のNobilistaブログでは、良いSEO提案書作りのコツをご紹介します。

良い提案書は、ただ提案内容を伝えるだけではありません。
提案内容をより魅力的に見せ、顧客獲得に繋げる効果も期待できます。
その良い提案書の特徴がこちら。

  • まずSEOの基本事項について触れている
  • 専門用語には意味を補足している
  • 「なぜその提案なのか」根拠や理由がわかりやすい
  • 数値やデータが使われており「説得力が高い」
  • SEO実施後の様子や状況がイメージできる
  • SEOで得られる成果がイメージできる
  • サポート体制にも触れている
  • かかる費用の金額設定に納得のいく説明がある
  • 情報のビジュアル化に努めている

初めてSEOの提案書を作る方でも効果的な提案書が作れるよう、わかりやすく解説しているのでぜひ最後までご覧ください。

なお、当記事はSEO対策会社やSEOコンサルタント向けの内容です。
「良い提案をしてほしい」「SEOの依頼を考えている」という方は、SEO対策会社・コンサル会社の選び方や悪質なSEO業者の特徴を紹介している、以下の記事をご覧ください。

東京・大阪のSEO対策会社・コンサル会社おすすめ比較ランキング!選び方や代理店ごとの評判を解説

大手企業も続々導入中!

多機能型 検索順位チェックツール「Nobilista(ノビリスタ)」

Nobilistaは、365日完全自動で大量の検索キーワードの順位を計測するSEOツールです。
※7日間の無料トライアル実施中

Nobilistaの詳細を確認する

SEO対策の良い提案の条件とは

良い提案書の前にまず「良い提案」とは何か考えてみましょう。
そもそも提案自体、顧客が良いと思える内容でなければ、良い提案書にはなりません。

顧客にとって良い提案とはひと言でいうと、顧客のためになる提案です。
たとえば、以下のような提案が挙げられるでしょう。

  1. コンバージョン達成や利益獲得にも目が向けられた提案
  2. Webサイトごとの分析データに基づいて考えられた提案
  3. 自サイトの強みを活かす「戦略的なSEO」の提案
  4. 最新のSEO状況やSEOのトレンドを取り入れた提案
  5. 顧客の要件(予算や納期など)を考慮した提案

コンバージョン達成や利益獲得にも目が向けられた提案

良いSEO提案は、上位表示だけでなく、コンバージョン達成や利益獲得といったSEOの最終目的(ゴール)にも目が向けられています。

しかし、上位表示がゴールとなってしまっているWebサイトは意外と多いです。
そういったWebサイトのほとんどは、コンテンツを作ることに終始しており、コンバージョンに繋げる文言やCTAボタンといった訴求ポイントがありません。

それでは成果が得られず、顧客のためになる提案とはいえないでしょう。
コンバージョン達成や利益獲得まで考えられた提案こそ、良い提案といえます。

コンバージョン率(CVR)とは?計算方法/求め方や平均値の目安、改善方法を解説

Webサイトごとの分析データに基づいて考えられた提案

Webサイトの状態や現状の課題、ビジネスの内容、競合他社のSEO状況など。
Webサイトごとに、やるべきSEOや優先すべきSEOは変わります。

ただ、Webサイト一つひとつを分析するのは時間がかかり、たしかに大変です。
SEO分析はほとんどせず、型にはまったSEOを提案をするといったSEO対策会社SEOコンサルタントがいるのも頷けます。

そのためWebサイトを丁寧に分析し、分析データに基づいて考えられた提案は、まさにオーダーメイドのようであり、そうでない提案と比べても良い提案といえるでしょう。

SEO分析とは?解析手順や見るべき項目、おすすめツールを紹介

自サイトの強みを活かす「戦略的なSEO」の提案

戦略的なSEOかどうかも、良い提案の条件といえるでしょう。

SEOで上位表示するには、競合他社との競争に勝つ必要があります。
そこで他サイトとどう差別化するか、独自性を出すかなど、他サイトに負けないSEO戦略を考えなければなりません。

競合他社をよく分析し、Webサイトやビジネス、企業だけが持つ強みを見つけること。
さらに、その強みをどうSEOに活かすか考えられている提案は、良い提案といえるでしょう。

最新のSEO状況やSEOのトレンドを取り入れた提案

良い提案には、最新のSEO状況やSEOのトレンドが考慮されています。

古いSEO知識では、最悪Googleからペナルティを受ける可能性もあるでしょう。
Googleから一度ペナルティを受けると、復旧に時間がかかるだけでなく、他のコンテンツにもマイナスの影響を及ぼします。

そうなっては、もはや顧客のためになる提案とはいえません。
先々の将来のことを考えて、継続的にSEO成果が得られる、最新のSEO提案こそ良い提案といえるでしょう。

【2024年最新】SEOトレンド予測|今後注目するべきトピックとは?

顧客の要件(予算や納期など)を考慮した提案

顧客の要望をひとつでも多く満たしている提案も、良い提案といえます。

その要望の基本は、顧客が提示する「要件」です。
要件には、たとえば予算や納期、リソースなどが挙げられるでしょう。

要件を大きく無視した提案を無理に推し進めても、結局望む成果は得られません。

予算やリソース不足でSEOが継続できなくなったり、無理な対応によるトラブル発生やクオリティが大きく下がったりなど、このような話は実際よくあります。
そのため要件を考慮することが、SEOの成果獲得に繋がる、良い提案といえるでしょう。

とはいえ顧客がSEOにかかる費用や時間、人的リソースを把握していなかったり、誤って認識しているケースも多いです。

そこで予算や納期がオーバーする場合は、一度理由を説明してみましょう。
説得力のある説明ができれば、納得してもらえる可能性もあります。

提案力を高めるために顧客に聞くべきこと

良い提案には、質の高いヒアリングが欠かせません。
提案書を作る前に聞いておきたい、質問内容を改めて見てみましょう。

  1. SEOに取り組む理由や目的
  2. 把握している現状の課題や問題点
  3. ビジネスにおけるターゲット
  4. 他社にはない自社だけの強み
  5. 予算感、納期、社内の運用体制(リソース)
  6. 主な収益経路と利用している広告媒体

SEOに取り組む理由や目的

顧客は何のためにSEOを行いたいのか。
SEOでどのような成果を得たいのか。

適切な提案のためには、SEOに取り組む理由や目的をまずは明確にしましょう。
答えによって、事前のSEO分析で見るべき項目や提案すべきSEO施策が変わります。

把握している現状の課題や問題点

良い提案のためには、事前に解決すべき課題や問題点を全て洗い出す必要があります。
そこで顧客が認識している課題や問題点を事前に確認しておきましょう。

このときエンドユーザーと直接関わっている、営業やカスタマーサポートといった部署の人々にもヒアリングすることをおすすめします。

ダイレクトにやりとりをしているからこそ、気づける点もあるからです。

たとえば、CTAボタンに気づいていないユーザーが多いことをカスタマーサポート担当者がエンドユーザーとのやりとりでいち早く気づく、という話は少なくありません。

ビジネスにおけるターゲット

ビジネスにおけるターゲットを正確に把握しておくことも大切です。
たとえば、キーワード選定でそのキーワードを狙うかどうかは、検索意図から推測できる検索ユーザー像とビジネスにおけるターゲット像が近いかどうかで判断します。

なお、ビジネスのターゲットは憶測ではなく、顧客リストやエンドユーザーとのやり取りを行う部署へのヒアリングなど、正確なデータを参考に推測しましょう。

SEOキーワード選定のやり方とは?初心者に役立つ無料ツールや手順を解説

他社にはない自社だけの強み

すでにお伝えしたとおり、SEOでは差別化にも目を向ける必要があります。
他サイトに勝つSEO戦略を考えるためにも、自社だけの強みを事前にヒアリングし、明確にしておきましょう。

予算感や納期、社内の運用体制(リソース)

想定している予算や納期、社内の運用体制も事前にヒアリングします。

実行できるSEOを考える際の参考となるからです。
実際、費用やリソース不足でSEOが継続できなくなるケースはよくあります。

また納期によっては、SNSリスティング広告などSEO以外のWeb集客施策の提案を検討する必要もあるでしょう。

主な収益経路と利用している広告媒体

主な収益経路や利用している広告媒体など、SEO以外の集客手段もヒアリングします。
SEO提案時の参考となるからです。

たとえば、収益経路から購買意欲の高いターゲットユーザーを推測したり、成果を出している広告の文言をコンテンツ内のCTAボタンに使用してみたり。
SEO提案に活かせる、思わぬヒントが転がっているかもしれません。

良いSEO提案書の特徴

良い提案をしても、それが良い提案だと理解してもらえなければ意味がありません。

そこで提案書の出番です。
提案内容をよりわかりやすく、魅力的に伝えるためのポイントやコツを紹介します。

  1. まずSEOの基本事項について触れている
  2. 専門用語には意味を補足している
  3. 「なぜその提案なのか」根拠や理由がわかりやすい
  4. 数値やデータが使われており「説得力が高い」
  5. SEO実施後の様子や状況がイメージできる
  6. SEOで得られる成果がイメージできる
  7. サポート体制にも触れている
  8. かかる費用の金額設定に納得のいく説明がある
  9. 情報のビジュアル化に努めている

まずSEOの基本事項について触れている

良い提案書ではまず「SEOとは何か」といったSEOの基本事項に触れます。
顧客とのSEOに対する認識を揃える必要があるからです。

ただそのすべてが常に、自分の認識している知識と同じとは限りません。
いざ認識のすり合わせを行ったら、古い知識だったり、誤った知識だったり。
また、漠然とした知識を曖昧に理解したままということもあります。

よくあるのは、SEOを行っても「1位にならない」と相談する顧客の話。
SEOを上位表示のための特別な手法やテクニックだと、誤って認識しているケースです。

トラブルやクレームに直接発展することはありませんが、このようなすれ違いは小さな不信感や不満を蓄積させるため、あまり好ましくありません。

提案書にはまず、認識を揃えておきたいSEO知識を記載しましょう。
事前に触れておきたいSEOの基本事項は、たとえば以下のようなものです。

  • SEOとは何か
  • 上位表示を目指す理由
  • SEOの効果や成果が得られるまでの時間
  • 最新のSEO傾向(とくに良質なコンテンツが重視されている点)
SEO対策とは?初心者にも分かりやすく上位表示の基本的なやり方を解説

専門用語には意味を補足している

同様の理由でSEOの専門用語を使う際は、その意味も補足しましょう。
認識している専門用語の意味が、必ずしも同じとは限らないからです。

SEO用語には実は明確な定義がないものも多く、曖昧なままネット上で広まった言葉や海外産SEO用語と日本産SEO用語が混在し、明確な区別が難しい言葉もあります。

たとえば「テクニカルSEO」という言葉。
具体的に、どのような施策内容を思い浮かべるでしょうか。
実は人によって答えが異なります。
そもそも「テクニカルSEOって何?内部対策では?」という方もいるかもしれません。

このように人によって認識が異なるSEO用語は多いです。
混乱を避けるためにも、専門用語には意味の補足を付け加えましょう。

SEO用語集|Web・マーケティング担当者は必読

「なぜその提案なのか」根拠や理由がわかりやすい

良い提案書は、論理的に話が展開されます。
とくに提案の根拠や理由がわかりやすく、明確かどうかはポイントのひとつでしょう。

実際「今はコンテンツSEOが主流なんです。だから検討してみてください。」と提案の根拠や理由が漠然としていると説得力がありません。

顧客の心に響かないだけでなく「本当に成果は出るのか」と不安も残ります。
そこで論理的なSEO提案書を作る際には、以下の流れを意識してみてください。

提案書の展開
①SEO分析の結果を報告御社のWebサイトをSEO分析したところ「記事のほとんどが30位~50位」という課題を見つけました。
②SEO施策の提案この課題を解決するために再度「コンテンツSEO」と「コンテンツのリライト」を提案します。
③SEOを行わない場合の損失を見せる現在、コンテンツSEOが正しくできていないため、○○○といった流入数を取りこぼしていることになります。
④SEOによって期待できる成果を見せる逆にコンテンツSEOが成功することで、流入数が○%増えると考えられます。
実際、御社とビジネスの近いWebサイトの過去のSEO成功事例を見ると○○○といった成果を出していますよ。

ご覧の通り、根拠や理由が明確だと納得感があります。
また成功イメージもわきやすく、顧客の提案に対する意欲も高まるといえるでしょう。

なお②は「損失」を強調することをおすすめします。

人は得よりも、損失を避けたい心理の方が強く働くからです。
いわゆるプロスペクト理論の「損失回避性」と呼ばれるもの。

このような行動経済学(心理学)のテクニックもぜひ活用してみてください。

コンテンツSEOとは?やり方・手順や施策事例、メリット、便利ツールを解説

数値やデータが使われており「説得力が高い」

良い提案書の根拠や理由には、積極的に数値やデータが用いられます。
そうすることで提案書の説得力が高まるからです。

SEO提案書でよく利用される数値やデータの例は以下のとおり。

  • SEOツールの分析データ
  • 独自調査の結果
  • 同じジャンルやビジネスでの過去のSEO成功事例
  • 競合他社のSEO状況

提案の理由や根拠には、このような具体的な数値やデータを積極的に使用してください。

なお、日頃から国内・海外のSEO情報やSEOニュースを確認しておきましょう。
提案時に活用できる、最新のSEO分析データや調査結果を収集できるからです。

SEO最新ニュース情報が収集できるまとめサイト一覧!日本国内・海外に分けて紹介

SEO実施後の様子や状況がイメージできる

不安や疑問など不明瞭な部分を残さない提案書もまた、良い提案書です。

たとえば、提案したSEOの内容を説明する際は、一連の作業工程まで細かく伝えます。
理想は、顧客がそのSEOを行った後の様子や状況をイメージできるレベルだと考えましょう。

提案したSEOに対する解像度が高いほど、顧客の安心感に繋がります。
ほかにも以下のような点にも触れると、顧客の不安や疑問の解消に役立つでしょう。

  • SEO施策の具体的な取り組み方法と流れ
  • SEOツールやコンテンツ作成シートといったツールの紹介と使い方
  • コンバージョン達成(利益獲得)までの流れ
  • SEO実施に関わるメンバーの人材と人数
  • 一般的なSEO効果の見られ方(成果が出るまでの順位傾向)
  • 特定の期間や段階的に達成したい目標数値KPI
SEO対策のKPI設定の手順と指標を紹介!オウンドメディアのKPIツリーの作り方とは?

SEOで得られる成果がイメージできる

「提案したSEOを実施すると、どれだけの成果が得られるのか?」
これは顧客が最も気になる部分でしょう。

そこで良い提案書ではSEO実施後にどのような効果が期待できるか、得られる成果をイメージできるシミュレーションを示すことが多いです。

たとえば、代表的なデータに「検索順位別のクリック率」があります。
検索ボリューム数で計算すると、上位表示でこれだけの人にクリックされ、コンテンツを閲覧してもらえるということが伝えられます。

もちろん、SEOはやれば絶対に成果が出るというものではありません。
あくまで仮説ということを伝え、SEOの不確実性もよく理解してもらいましょう。

検索順位とクリック率(CTR)の関係とは?1位と2位のアクセス数の差は?

サポート体制にも触れている

良い提案書では、その後のサポート体制についても触れられています。

もちろん顧客の安心に繋がるからです。
たとえば、以下のような説明があると顧客の安心感も高まるでしょう。

  • 進捗報告の方法や頻度
  • SEO報告会の有無
  • SEO月次レポート作成の有無
  • 成果が見られない場合の対応策

かかる費用の金額設定に納得のいく説明がある

金額設定に対して、納得のいく説明を添えているのも良い提案書の特徴です。

相見積もりで他社と比較した際に、高くても納得のできる理由が説明できているかどうか。
たとえば、以下のような説明があれば顧客も納得しやすいといえるでしょう。

「自社のコンテンツSEOは、すべて社内の専属Webライターが記事を執筆します。
自社Webライターを採用するのは、昨今はコンテンツの質が重視されているからです。
そのため、Webライターとも密な連携が必要となっています。」

外注のWebライターを採用する方が安価なことも多いですが、やはりどうしても密な連携が取りづらく、途中で連絡が取れなくなるなどトラブルも多いためおすすめしません。
弊社では迅速に、そして確実に成果を出すためにもWebライターの質にこだわり、この金額設定となっています。」

情報のビジュアル化に努めている

わかりやすさも、良い提案書の特徴でしょう。

たとえば、文字情報を減らし、情報のビジュアル化に努めている点。
具体的には、図解やグラフを中心とした提案書です。

「この情報をビジュアル化できないか」と常に考えて提案書を作りましょう。
さらに以下もわかりやすい提案書の特徴といえます。

  • 文字情報は重要な箇所のみ
  • まず結論を伝える
  • 1ページで伝えたいことは1つに絞る(ワンスライド・ワンメッセージ)

SEO提案書作りに役立つSEOツール

SEOツールを有効に使うことで、提案書の説得力を高めることができます。
ここからはSEOの提案書作りにおすすめのSEOツールを見ていきましょう。

テクニカルSEO:Googleサーチコンソール

テクニカルSEO提案時に活用したいのが、Googleサーチコンソールです。
たとえば、以下のような提案で役に立ちます。

Googleサーチコンソールでは、インデックス数やコアウェブバイタルの状態がわかるグラフがあり、そのデータを提案書に盛り込むことで、視覚的にも改善の必要性を伝えることができます。

Googleサーチコンソールとは?できることや使い方、登録方法・設定方法を解説

コンテンツSEO:キーワードプランナー

コンテンツSEO提案の中心はキーワード選定です。

どういったキーワードを対策すべきか。
優先して対応すべきキーワードはどれか。

理由もなく「このキーワードを対策しましょう」と言われても説得力がありません。
そこで活用したいのが「キーワードプランナー」です。

キーワードの競合性や検索ボリューム数を調べることで、説得力のある対策キーワードの提案が行えます。

【無料あり】キーワードツールおすすめ10選!Google検索ワード調査ツールの使い方と注意点

SEO内部対策:高評価

内部対策チェックツール「高評価」は、基本的なSEO内部対策を無料でチェックできるSEOツールです。
たとえば以下のことがわかります。

提案書作成時に、SEO内部対策の状況を一つひとつ確認するのは大変です。
このようなSEOツールを有効活用するとよいでしょう。

SEO外部対策:Ahrefs(エイチレフス)

SEO外部対策は、主に被リンクサイテーションに関するSEOです。

外部対策の提案時におすすめのツールが「Ahrefs(エイチレフス)」。
有料と無料ツールがあり、無料ツール「被リンクチェッカー」では簡易的にどのようなWebサイトから被リンクを得ているかがわかります。

また、スパムリンクの確認にも利用できるでしょう。
被リンクチェッカーでわかる情報は、以下の通りです。

  • ドメインレーティング(入力したWebサイトのドメインパワー)
  • 被リンクの総数
  • 被リンク元サイトの数(ドメイン数)
  • 被リンク元サイトのドメインレーティング
  • 被リンク元ページのタイトルとURL
  • アンカーテキスト
  • 被リンクページのタイトルとURL
【無料アリ】被リンクチェックツール5選!リンク元の調べ方やSEO活用例

ローカルSEO(MEO):MEO検索順位チェッカー

ローカルSEOMEO)はローカル検索において、ローカルパック(Googleマップ)での上位表示を目指す施策です。

ローカルSEO(MEO)の提案では「MEO検索順位チェッカー」を活用しましょう。
以下の3つの情報を入力するだけで、Googleマップ上の検索順位を簡易的に確認できます。

  • 地域名(ビジネスの地域エリア)
  • Googleビジネスプロフィールのビジネスアカウント名(完全一致のためコピペ推奨)
  • 検索キーワード

ローカルSEO(MEO)の達成度や競合他社も把握できるため、提案書の説得力を高める際におすすめです。

MEOツールおすすめ比較!無料で使える口コミ・順位チェックツールを紹介

検索順位計測:Nobilista(ノビリスタ)

リライトの提案など様々なSEO提案で欠かせないデータ「検索キーワードの順位」。
キーワード順位の計測には「Nobilista(ノビリスタ)」をご検討ください。

とくにWebサイト全体で、どの順位帯の記事が多いかをグラフ化する機能は、どれだけリライトできる記事があるかといったコンテンツ改善の提案に役立ちます。

また、Nobilistaの「共有URL」機能を使えば、顧客と計測画面を共有することも可能。
検索順位の資料作りが不要となります。

検索順位チェックツールに多い、PC立ち上げ(手動更新)の手間もありません。
さらにはスマホやタブレットからの順位チェックも可能です。

継続的に計測しなければならない数値だからこそ、毎日の順位チェックや計測が手軽なNobilistaをぜひご検討ください。

クレカ登録不要で7日間使い放題

公式サイトで詳しく確認する

7日間0円トライアル実施中!

※クレジットカードの登録は不要です。   
※トライアル終了後の自動課金はありません。