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更新日2024年04月19日

ビッグキーワードとは?ミドル・スモールキーワードとの違いやSEO上位表示する方法を解説

甲斐龍之介

SEOツール「Nobilista(ノビリスタ)」の事業責任者。株式会社IIPにて取締役兼SEO担当者。中小企業庁が設置した経営相談所、福岡県よろず支援拠点にてSEOコンサルタントとしても活動

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検索ボリュームが月間で1万回以上と多いキーワードをSEO業界では「ビッグキーワード」と呼びます。

今回の Nobilistaブログではこの「ビッグキーワード」について解説。
ビッグキーワードの定義や意味はもちろん、対策するメリットデメリットもしっかり学んでいきましょう。
また、ビッグキーワードで上位表示する方法にも触れています。
ビッグキーワードで1位を目指すか検討中の方は、ぜひお読みください!

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ロングテールキーワードの選び方とは?SEO上のメリット・デメリットや見つけるのに役立つツールを紹介

ビッグキーワードとは

ビッグキーワードとは、月間検索ボリュームが「1万回以上」と検索ボリューム数の多いキーワードのこと。
たとえば、月間検索数 1万~10万回の[seo][末端 冷え性][映画 上映予定]や月間検索数 10万~100万回の[スマホケース][転職][東京 観光]といったものが挙げられます。

ただし、検索数は明確な定義があるわけではないので、1万回という数字はあくまで目安と考えましょう。
ビッグキーワードには、検索ボリュームの数以外にも以下のような特徴があります。

  1. 競合性が高い
  2. 検索意図が漠然としている・複数ある
  3. 上位表示コンテンツはWebサイトの「E-E-A-T」が高い

競合性が高い

ビッグキーワードは月間検索数が多い、つまり多くの人に検索されるキーワードといえます。
その分、上位表示をねらうライバルサイトも多いのが特徴です。

実際にビッグキーワード[seo]とスモールキーワード[seo コンサル 選び方]、それぞれの検索結果に表示されるWebサイトの数を見比べてみましょう。

検索結果に表示されたWebサイトの数は、以下のとおりです。

  • ビッグキーワード[seo]:約 2,240,000,000件
  • スモールキーワード[seo コンサル 選び方]:約 1,660,000件

ビッグキーワードの方が、圧倒的にWebサイトの数が多いとわかるでしょう。
このようにライバルの多いキーワードをSEOでは「競合性が高い」「キーワード難易度が高い」といいます。

つまりは、競合性の高いビッグキーワードで上位表示するには、同時にこの多くのライバルサイトに負けない良質なコンテンツ作りが求められると考えてください。

さまざまな検索意図を持つユーザーが調べる

ビッグキーワードは、さまざまな検索意図を持つユーザーが使用します。
検索意図とは「なぜ検索をしたのか」といった検索の動機や目的、きっかけのことです。

  • 「SEO」という言葉の意味を知りたい
  • SEO対策の方法を知りたい
  • SEOの効果について知りたい

このように、簡単な推測でもさまざまな検索意図の可能性が出てきました。
また、検索意図から想像できるユーザー像も複数考えられます。

そのためビッグキーワードのコンテンツは、幅広い検索意図に応えられる、網羅性の高いものであることが多いです。

検索意図とは?分類や調べ方、分析に役立つSEOツールを紹介

上位表示コンテンツはWebサイトの「E-E-A-T」が高い

現在、ビッグキーワードで上位表示しているコンテンツの多くは、大手メディアや企業・組織団体のホームページです。
Webサイト全体における「E-E-A-T」が高いところ、ともいえるでしょう。

E-E-A-Tとは、「経験(Experience)」「専門性(Expertise)」「権威性(Authoritativeness)」「信頼性(Trust)」の略です。

Googleが検索アルゴリズムを評価する際に使う「検索品質評価ガイドライン」に記載されている概念で、コンテンツの信頼性を見るポイントを示しています。
試しに、ビッグキーワードの上位サイトを 2つほど見てみましょう。

①キーワード[東京 観光]の上位サイト(2023年9月5日時点)

検索順位Webサイト名(運営元)
1位近畿日本ツーリスト
2位楽天トラベル
3位GO TOKYO
(※公益財団法人が運営するメディアサイト)
4位ウィラートラベル
(※高速バス、夜行バスを運営する会社によるメディアサイト)

②キーワード[転職]の上位サイト(2023年9月5日時点)

検索順位Webサイト名(運営元)
1位マイナビ転職
2位エン転職
3位DODA
4位リクナビNEXT

いずれのビッグキーワードも、上位を占めるのは E-E-A-Tの高い Webサイトです。

基本的に E-E-A-Tは、YMYLのコンテンツジャンルで重視される要素。
YMYL(Your Money or Your Life)とは、コンテンツを見るユーザーとその周囲の人々の人生に影響を与えるジャンルを指します。
たとえば、病気や食事、健康といった人体にかかわることや、保険や不動産といったお金にかかわることなどです。

ただし、ビッグキーワードの場合はジャンル関係なく、E-E-A-Tが重視されている傾向にあるといえるでしょう。

E-E-A-Tとは?Googleが重要視するSEO最重要評価基準を高める施策を解説!

ミドルキーワードやスモールキーワードとの違い

ビッグキーワードとミドルキーワード、スモールキーワードの違いは、検索ボリュームです。

SEOの対策キーワードは、検索ボリューム数ごとに 3種類に分けられます。
それが今回のテーマ「ビッグキーワード」と「ミドルキーワード」「スモールキーワード(ロングテールキーワード)」です。

キーワードの分類検索ボリューム数の基準
ビッグキーワード1万回以上
ミドルキーワード1,000回以上
スモールキーワード
(ロングテールキーワード)
1,000回以下

上記の検索ボリューム数は、一般的な基準です。
明確な定義があるわけでなく、あくまで目安として考えましょう。

ビッグキーワードとの違いは、検索ボリューム数だけではありません。
前述したビッグキーワードの特徴と、反対の性質を持っている点もミドルキーワード、スモールキーワードとの違いです。

特徴における違いビッグキーワードミドルキーワード
スモールキーワード
流入数
(キーワードによる)
中~小
競合性
検索意図幅広い限定的
順位変動の影響力中~小
コンバージョン率(CVR)
(キーワードによる)
検索ボリュームの調べ方とは?無料ツールを用いたGoogle検索ボリュームの調べ方を解説

ビッグキーワードで上位表示するメリット

ビッグキーワードでの上位表示は、競合性が高く、一般的に難しいとされています。

その分、上位表示した際にはどのようなメリットがあるでしょうか。
おもに考えられるのが以下の 2つです。

  1. キーワードによっては流入数が爆発的に増える
  2. Webサイトやブランドを多くの人に認知してもらえる

キーワードによっては流入数が爆発的に増える

検索するユーザーの多いビッグキーワード。
上位表示できれば、もちろん Webサイトへの流入数も爆発的に増えます。

ただし、キーワードによる点は注意しましょう。
昨今の検索結果(SERPs)には、リスティング広告以外にも強調スニペットや「関連する質問」など、さまざまなコンテンツ(SERPコンテンツ)が表示されます。

その結果、増えているのが「ゼロクリックサーチ」と呼ばれる現象。
検索結果に出る情報で満足してしまい、ユーザーが検索を終えてしまうというものです。

ビッグキーワードのなかには、ゼロクリックになりやすいキーワードも多くあります。
たとえば、ビッグキーワード[ブラックフライデー]はその代表例でしょう。

ブラックフライデーとは何か、いつ開催されるのか、おもな疑問が検索結果で解決できるようになっています。

ただ、SEOツール「Semrush」の調査(2022年)によると、ゼロクリックは「PC検索 で約 25%」「スマホ検索で約 17%※」とまだ少ない状況です。
(ビッグキーワードでの検索に限らず)

さらには、ビッグキーワードにはさまざまな検索意図を持つユーザーが訪れるため、SERPコンテンツですべての疑問に応えることは、まず難しいでしょう。
そう考えると、依然としてビッグキーワードでの上位表示には、流入数が増えるメリットがあるといえます。

検索順位とクリック率(CTR)の関係とは?1位と2位のアクセス数の差は?

Webサイトやブランドを多くの人に認知してもらえる

検索するユーザーが多いということは、それだけ人の目に触れるということです。
つまり、より多くの人に Webサイトやブランドを知ってもらえる可能性があります。

また、ブランド名は知らないけど、ロゴは覚えてるという経験がある方は多いでしょう。
現在の検索結果には、ロゴ(ファビコン)と Webサイト名が表示されるため、視覚的にユーザーの記憶に残るというメリットもあります。

もし、ブランド認知度を高めたいという目的があるならば、長期的にビッグキーワードの攻略を目指しても良いかもしれません。

ビッグキーワードの対策をするデメリット

ビッグキーワードを対策するデメリットやリスクについても、よく理解しておきましょう。
おもに以下の 3つが考えられます。

  1. 対策に時間がかかる・すぐに結果が出ない
  2. キーワードによってはコンバージョン率が低い
  3. 順位変動による影響が大きい

対策に時間がかかる・すぐに結果が出ない

具体的な方法は後述しますが、ビッグキーワードの対策には時間がかかります。
なぜなら、Webサイト全体で E-E-A-Tを高める必要があるからです。

この E-E-A-Tを高めるには、たとえば以下のような対策をおこないます。

つまり、E-E-A-Tが不足しているうちは、いくらビッグキーワードを対策しても上位表示はできません。
ビッグキーワードは、長期的に対策していくものだと理解しておきましょう。

SEO対策の効果とは?効果が出るまでの期間や効果の高いSEO施策を紹介

キーワードによってはコンバージョン率(CVR)が低い

ビッグキーワードだからといって、コンバージョン率(CVR)が高いとは限りません。

キーワードによっては、コンバージョン率が低いケースもあります。
なぜなら、以下の理由があるからです。

  • ユーザーの行動意欲が低い段階だから
  • 訴求力の高いコンテンツになりづらいから

どういうことなのか解説します。

ユーザーの行動意欲が低い段階だから

ビッグキーワードのコンバージョン率が低いのは、そもそもユーザーの行動意欲(購買意欲)が低い段階だからです。

基本的に検索とは、悩みや疑問を解決、または願望を叶えたい欲求が強まりおこなわれます。
以下の[転職]と検索する流れは、その代表例でしょう。

  1. 「転職したいな。」(漠然とした課題)
  2. 「職場で嫌なことがあった、やっぱり転職したい。」(きっかけ・心の変化)
  3. [転職]で検索(漠然とした悩みの解決)
  4. [転職サイト おすすめ 第二新卒]などで再検索(さらなる疑問の解決)

この悩みや疑問、願望がはっきりしているほど、さらには解決したい(叶えたい)欲求が強いほど、行動意欲は高まります。
たとえば「4」のような具体的な検索になるほど、転職の意思が固まっている状態、または転職への気持ちが強い状態といえるでしょう。

しかし、ビッグキーワードのほとんどは「3」の段階。
つまり、以下のように漠然とした悩みや疑問、願望であることがほとんどです。
この段階のユーザーに、具体的な解決策や転職サイトなどのサービス紹介をしても、必要性や価値を感じてもらえず興味を持ってもらえないでしょう。

このように、コンバージョン率が低いひとつ目の理由は、ビッグキーワードの多くでユーザーがコンバージョンする段階にいない(コンバージョンとの距離が離れている)ことが挙げられます。

訴求力の高いコンテンツになりづらいから

コンバージョンを増やすには、コンテンツの訴求力を高める必要があります。

そのためには、安さを重視するユーザーに安さをアピールするといったように、ユーザーニーズを満たす「売り」をコンテンツに盛り込まなければいけません。
しかし、ビッグキーワードのユーザーニーズは、検索意図と同じく不明瞭です。

たとえば、スモールキーワード[seoツール 安い]のユーザーニーズは「安いSEOツールを探している」とはっきりしています。
安さを強くアピールすることで、訴求力の高いコンテンツになるでしょう。

一方、ビッグキーワード[seo]は、ユーザーニーズが不明瞭です。
ニーズがわからなければ、どのような訴求が効果的か、そしてコンバージョンにつながるかもわかりません。

このとき、すべてのニーズに訴求すればよいのでは、と考える人もいるでしょう。
しかし、そのようなコンテンツは「なんでもできます」のように特徴のない、中途半端な訴求となることが多いです。
もちろん、コンバージョンにつながる確率も低いでしょう。

このように、ビッグキーワードのコンバージョン率が低いのは、訴求力の高いコンテンツになりづらいというのもひとつの理由です。

コンバージョン率(CVR)とは?計算方法/求め方や平均値の目安、改善方法を解説

順位変動によるクリック率(アクセス)への影響が大きい

ビッグキーワードのみの対策は、順位変動のリスクが大きいため注意が必要です。
キーワードによっても異なりますが、基本的にクリック率(アクセス数)は、検索順位がひとつ下がっただけでも大きく変わるといわれています。

検索順位クリック率
1位13.94%
2位7.52%
3位4.68%
4位3.91%
5位2.98%
6位2.42%
7位2.06%
8位1.78%
9位1.46%
10位1.32%

seo Clarity “CTR Research Study” (2021)

ビッグキーワードのみに注力し、仮に上位表示ができたとしましょう。
もしそれだけに利益を依存していたら、順位変動の際に大きな影響を受けるのは確実です。

検索順位とクリック率の関係とは?平均CTRの目安と向上させるための具体的なノウハウ

ビッグキーワードで上位表示をする方法

ビッグキーワードで上位表示するには、ひと言でいうと E-E-A-Tを高める必要があります。
そのためには、以下の条件をクリアしなければなりません。

  • 関連キーワードでの上位表示
  • 良質なコンテンツの蓄積
  • 高い知名度と認知度の獲得
  • 高い外部評価の獲得

ざっくりまとめると、Webサイトの専門性を高めるために、ビッグキーワードだけでなく、そこに紐づく関連キーワードも網羅すること。
そして、権威性を高めるために、オンライン・オフライン問わず知名度や認知度の向上・外部評価の獲得に力を入れることが必要です。

なかでも、おこなっていきたいSEO戦略「ロングテールSEO」と「トピッククラスター」をここではご紹介しましょう。

ロングテールSEO

ビッグキーワードで上位表示するには、関連するキーワードも網羅する必要があります。

たとえば「ダイエット」で上位表示したい場合。
以下のような関連するキーワードも対策しなくてはなりません。

  • ダイエット 運動
  • ダイエット レシピ
  • ダイエット サプリ
  • 痩せる 食事
  • 痩せたい
  • 太もも 痩せ
  • 二の腕 痩せ
  • 脂肪 燃焼
  • 皮下脂肪 落とし方
  • ファスティング(断食)
  • ケトジェニック

ただし、上記はいずれも検索ボリューム数の多いビッグキーワードです。

そこでおこないたいのが、ロングテールSEOです。
ロングテールキーワードは、検索ボリューム数が 1,000以下のものを基準に探すとよいでしょう。
対象のキーワードを見つけるおすすめの方法は、以下の 3つです。

ロングテールSEOの方法や注意点を含め、くわしくは以下の記事をご覧ください。

ロングテールSEOとは?メリットや対策キーワードの見つけ方・選び方を紹介

トピッククラスター

ロングテールSEOをおこなうことで、ロングテールキーワードのコンテンツやミドルキーワードのコンテンツが少しずつ充実してきます。
そろそろビッグキーワードの記事を作りたいと思ったときにおすすめしたいのが、内部リンクを使った「トピッククラスターモデル」です。

トピッククラスターでは「ピラーページ(ピラーコンテンツ)」と複数の「クラスターページ」というグループで、キーワード同士の関連性やユーザビリティを高め、SEOの相乗効果をねらいます。

ピラーページは、ビッグキーワードのような幅広い検索意図に簡潔に応えた、まとめ記事のようなものです。
検索意図には広く浅く触れ、具体的な内容は内部リンクを設置し、クラスターページへと誘導します。

一方、誘導先のクラスターページは、ロングテールキーワードのような特定の検索意図に深く応える、詳細記事のようなものです。
これまでに作った、ミドルキーワードやロングテールキーワードのコンテンツで問題ありません。

なお、このときクラスターページからも、ピラーページへの内部リンクも設置しましょう。
相互にリンクさせることで、関連性を強める効果が期待できます。

つまり、トピッククラスターは、ビッグキーワードの記事と関連する複数のミドルキーワード、ロングテールキーワードの記事を末広がりに内部リンクでつなげる施策です。

たとえば[ダイエット]であれば[ダイエット 運動][ダイエット サプリ][ダイエット 食事]といったキーワードのコンテンツを内部リンクでつなげます。

ただし、これらもまたビッグキーワードです。
[ダイエット 運動]であれば、さらにミドルキーワードやロングテールキーワードに内部リンクさせ、重ねてトピッククラスターをおこなう必要があるでしょう。

より具体的なトピッククラスターの方法は、以下の記事をご覧ください。

トピッククラスターとは?SEO的なメリットや作り方の例、おすすめツール、導入時の注意点を解説

基本的なSEO対策も重要

もちろん、大前提として基本的なSEO対策も忘れてはいけません。
むしろ、最重要ともいえるでしょう。
なかでも以下は、E-E-A-Tを高めるうえで、とくに欠かせない要素といえます。

ロングテールSEOもトピッククラスターも、基本的なSEO対策ができているからこそ効果が期待できるものです。
あらためて、基本的なSEO対策の見直しをおすすめします。

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SEO対策とは?初心者にもわかりやすく上位表示の基本的なやり方を解説

【補足②】認知拡大や評価の獲得など外部対策も必要

ここまで、自サイトでできる施策を中心にご紹介してきました。

ただ、E-E-A-Tのひとつ「権威性」については、サイト外における対策も必要だと考えられています。
権威性とは、Webサイトや運営者が専門領域において、どれだけ知名度(ネームバリュー)や影響力があるかを示したものです。

たとえば、権威性を高める施策として以下のようなものがあります。

  • SNSや動画の運用(積極的な情報発信)
  • プレスリリースの配信
  • ウェブマガジンやニュースサイトなど外部メディアでの紹介
  • 広告の利用
  • 関連イベント・フェス・EXPOへの参加
  • セミナーや講座、研修の開催
  • 関連する団体・組織への加盟
  • 関連する賞や資格の取得
  • 被リンクの獲得
  • サイテーションの獲得
  • 口コミサイト、掲示板での評価促進・獲得
  • Googleビジネスプロフィールの運用ローカルSEO

なお、この知名度や影響力はネット上だけでなく、オフラインでの評価も含まれていると考えられています。
よって、権威性を高めるには、オフラインでの活動などにも力を入れなければなりません。

権威性の対策には、企業のブランディングのように時間と手間がかかるものです。
リソースが空き次第、対策することをおすすめします。

SEOの権威性の意味とは?高める方法やGoogle検索における必要性を解説

ビッグキーワードに関するよくある質問

ビッグキーワードを調べる方法は?

基本的には検索ボリューム数(月間検索数)が調べられるSEOツールを利用します。

おすすめは「Googleキーワードプランナー」と「aramakijake」です。
いずれも無料ツールなので、具体的な検索数がわからなかったり、ひとつのキーワードしか調べられなかったりと制限はありますが、ビッグキーワードを調べるだけなら十分でしょう。

例として、キーワードプランナーを使った、ビッグキーワードの調べ方をご紹介します。

「Googleキーワードプランナー」にアクセスしたら、左にある【新しいキーワードを見つける】をクリックします。

続いて、検索欄にビッグキーワードか調べたい単語や関連する単語を入力してください。
単語が青色に変わったのを確認したら【結果を表示】ボタンをクリックします。

関連するキーワードが表示されるので【月間平均検索ボリューム】の列を見ます。

検索ボリューム数の目安でご紹介したとおり「1万以上の単語」はビッグキーワードと考えてよいでしょう。

検索ボリュームの調べ方とは?無料ツールを用いたGoogle検索ボリュームの調べ方を解説

キーワードプランナーの競合性が「低」というビッグキーワードがあるのはなぜ?

Googleキーワードプランナーには「競合性」という項目があります。

ビッグキーワードにもかかわらず、競合性が「低」なのに疑問を感じた方も多いでしょう。

キーワードプランナーの競合性は、リスティング広告における競合性です。
多く広告が出稿されているキーワードは競合性が高くなり、そうでないキーワードは競合性が低くなります。

ビッグキーワードにはコンバージョンしづらいものもあるため、検索意図によっては広告が少ない、つまり競合性が低いビッグキーワードもあるということです。

リスティング広告とSEOの違いとは?使い分け方や相乗効果を発揮する併用方法を解説

SEOキーワードの種類にはどのようなものがある?

ひとつは今回ご紹介した「ビッグキーワード」「ミドルキーワード」「スモールキーワード(ロングテールキーワード)」の 3種類。
こちらは、検索ボリューム数ごとに分類した際のSEOキーワードの種類です。

そして、ほかにも「クエリタイプ」と呼ばれるものもあります。
大まかな検索意図ごとに SEOキーワード分類した際の種類で、クエリタイプは検索意図の分析に便利です。

以下の記事では、2つのクエリタイプに触れています。

検索意図とは?分類や調べ方、分析に役立つSEOツールを紹介

ビッグキーワード・ミドルキーワード・スモールキーワード、どれから対策すべき?

基本的に、まずは対策のしやすいスモールキーワード(ロングテールキーワード)をおすすめします。
その次に、ミドルキーワードの対策を進めます。

ビッグキーワードは、目安として Webサイトが以下の基準に達したら、対策を検討するとよいでしょう。

  • 記事数が「100記事」近く
  • 月間のアクセス数が「5,000回」以上

とはいえ、いずれのキーワードでも上位表示するには、良質なコンテンツと定期的なブラッシュアップ(リライト)の 2つのサイクルが欠かせません。
よくあることですが、作ったコンテンツは放置しないようにしましょう。

そのためにも、日ごろから各 SEO数値をよくチェックされることをおすすめします。
とくに検索順位は、リライトの判断基準ともなる重要な数値です。

弊社の検索順位チェックツール「Nobilista」では、大幅な順位変動をメールでお知らせする「順位変動アラート」機能をご利用いただけます。

また、クラウド型なので、スマホやタブレットからいつでも順位チェックが可能。
ほかにも、以下のような多彩な機能を搭載しています。

  • キーワードの月間検索ボリューム数
  • 想定 CTR(クリック率・アクセス数)
  • 検索順位の比較
  • 強調スニペットなど検索結果への表示状況
  • キーワードの対策における難易度
  • メモ機能
  • 競合サイトとの順位比較

※その他の機能は「Nobilistaの機能」をご覧ください。

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