SEO

更新日2024年03月26日

SEOチェキの使い方とは?見方や活用方法、データの信憑性について解説

甲斐龍之介

SEOツール「Nobilista(ノビリスタ)」の事業責任者。株式会社IIPにて取締役兼SEO担当者。中小企業庁が設置した経営相談所、福岡県よろず支援拠点にてSEOコンサルタントとしても活動

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効率的にSEO対策をするためには、SEOツールを活用するのが一般的です。

闇雲にSEO対策をしても、なかなか効果を感じられません。
とはいえ、有料のSEOツールを購入する予算がないという方もいるかもしれません。

そんな方におすすめなツールが「SEOチェキ」です。
SEOチェキとは、URLを入力するだけでSEO対策に必要な項目を調査できるツールです。

キーワード毎の検索順位インデックス数発リンク数など様々な指標を調査できます。
シンプルな操作で多くのデータを収集できるので、とりあえずお金をかけずにSEO対策をしたい方におすすめです。

ただ、SEOチェキをどのように使うのか、どの指標に注目するべきなのか分からない方も多いでしょう。

そこで本記事では、SEOチェキの使い方指標の見方、便利な活用方法データの信憑性について解説します。
大量にキーワードの検索順位を計測したいときにおすすめのツールも併せて紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

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SEOチェキとは

SEOチェキとは、SEO対策に必要な項目を調査できる無料のSEOチェックツールです。
インストール不要・ブラウザ上で利用できます。

調査したいURLを入力すると、キーワード毎の検索順位発リンク数、インデックス数など、SEOに関連する様々なデータが収集できます。

様々なデータが無料で調査できるため、これからSEO対策に取り組む初心者の方におすすめです。

基本的には無料で利用できますが、1日200回までという利用回数制限があります。
ただ、よほどのことがない限り1日200回を超えることはないので、気にする必要はないでしょう。

インデックス数とは?SEOとの関係や無料調査ツール、増えない時の原因別対処法

SEOチェキの特徴

SEOチェキには大きく3つの特徴があります。

  1. 無料で利用できる
  2. 操作が簡単
  3. ブックマークレート機能がある

1つずつ詳しく見ていきましょう。

無料で利用できる

SEOチェキは無料で利用できるSEOツールです。

SEO対策の便利ツールは、基本的に有料のものが多いです。
有料ツールは便利とはいえ「サイト運営でまだ成果が出ていない状況でSEOツールに料金を支払うのは不安」という方も多いでしょう。

SEOチェキは完全無料で利用できるので、まだサイト運営で成果が出ていない方や予算がない方にもおすすめです。

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操作が簡単

SEOチェキはサイトのURLを入力するだけでSEOに関するあらゆるデータを取得できるという手軽さが魅力です。
多機能ツールでありながら、面倒な会員登録やインストールなども不要で、ブラウザ上で利用できます。

競合サイトのURLを入力することで、競合分析にも使えます。
分析結果をもとにサイトを改善することで、これまでよりも高いSEO効果が期待できるでしょう。

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ブックマークレート機能がある

ブックマークレート機能があることもSEOチェキの特徴です。
ブックマークレート機能とは、ブックマークから起動したときに、ブラウザ上で機能を呼び出せる拡張機能です。

調査したいサイトを開いた状態で、ブックマークしたSEOチェキをクリックすると、開いたサイトを自動で調査してくれます。
この機能を使えば、わざわざSEOチェキのサイトを開いてURLを入力する手間が省けます。

ブックマークレート機能は「サイトSEOチェックの検索結果画面右下」から登録します。

自サイトの調査や競合サイトの分析など頻繁に使う方は、ぜひブックマークレート機能をご利用ください。

SEO競合サイトの調査方法とは?他社サイト分析に役立つ無料ツールも紹介

SEOチェキの機能の使い方

それでは、SEOチェキの機能の使い方をご紹介します。
SEOチェキは登録・インストール不要・ブラウザ上で利用できます。

操作もシンプルなので、ぜひご利用ください。

  1. SEOチェキのサイトにアクセスする
  2. 調査したいサイトのURLを入力する
  3. 調査結果を確認する

順を追って詳しく見ていきましょう。

1.SEOチェキのサイトにアクセスする

まずは、SEOチェキのサイトにアクセスします。

2.調査したいサイトのURLを入力する

自社サイトの調査の他に、ライバルサイトの競合調査にも活用できます。
URLを入力したら「チェック!」ボタンをクリックしてください。

3.調査結果を確認する

チェックボタンをクリックすると、調査結果が詳細に表示されます。

SEOチェキの項目の見方と活用方法については、次の章で詳しく解説するのでぜひ参考にしてください。

SEOチェキの項目の見方と活用方法

SEOチェキでは、大きく以下の5つの項目があります。

  1. サイトSEOチェック
  2. 検索順位チェック
  3. キーワード出現頻度
  4. 発リンク
  5. Whois情報

1つずつ詳しく見ていきましょう。

サイトSEOチェック

サイトSEOチェックは、入力したページ(URL)に関するSEOデータが一覧で表示される機能です。
SEOの現状を知りたい方は、まずここから内容をまとめてチェックしてみることをおすすめします。

「基本チェック項目」と「追加チェック項目」の情報が取得できます。
なお、追加チェック項目については次の章以降で詳しく紹介します。

基本チェック項目では、まず「title」「meta description」などメタタグに記載されているものが表示されます。

「title」と「meta description」は、検索結果に表示されるため、クリック率に大きく影響する重要な項目です。
特に検索順位が高いにも関わらずまったくアクセスがないという場合は、タイトルとメタディスクリプションに改善の余地があるといえるでしょう。

なお、meta keywords(メタキーワード)についてはGoogleが公式に「ランキング要素に影響しない」と発表しているため、設定しなくても問題ありません。
また、ページ読み込み時間についてもチェックしておくことをおすすめします。

というのもGoogleは、2018年に「Speed Update」というモバイル検索の検索順位要素として、ページの表示速度を使用すると発表しているからです。
このアップデートはページの読み込み速度が速いほどSEOの評価が高まるわけではなく、遅いページのSEO評価を下げるという内容です。

現時点で早いページはさらに早くする必要はなく、明らかに遅い場合のみ改善する必要があります。

具体的に、ページの読み込みに3秒以上かかっている場合は、改善が必要です。
Googleが行った調査によると、ページの読み込み速度が1秒から3秒に落ちるとユーザーの直帰率が32%も高まるという結果が出ているからです。

・読み込み時間が1秒から3秒に落ちる:離脱率32%上昇

・読み込み時間が1秒から5秒に落ちる:離脱率90%上昇

・読み込み時間が1秒から6秒に落ちる:離脱率106%上昇

・読み込み時間が1秒から10秒に落ちる:離脱率123%上昇

引用:Find out how you stack up to new industry benchmarks for mobile page speed

つまり、ページの読み込み速度が遅いという理由だけで、ユーザーが離脱してしまう可能性が高まってしまうのです。
ページの読み込み速度を改善する方法はいくつかありますが、代表的なものは次の5つです。

  • 画像の最適化(Webp形式に変更など)
  • 不要なプラグインを削除
  • ブラウザキャッシュの設定
  • AMPの設定
  • 高性能なサーバーを利用

できるものからで良いので、少しでも読みこみ速度を早くする工夫をしてみましょう。

Webサイト表示速度の改善方法とは?読み込みスピードを計測するツールや数値の目安を紹介

検索順位チェック

検索順位チェックでは、入力したURLのキーワード毎の検索順位が確認できます。
一度にチェックできるキーワードは最大3つまでです。

「seo 対策 基本」というような複合キーワードの検索順位も確認できます。
調べたいキーワードを最大3つまで入力して「チェック!」ボタンをクリックすると、各キーワードのGoogle、Yahoo!の検索順位が表示される仕組みです。

Googleでは1位〜100位で表示され、それより下の順位は「圏外」、Yahoo!は1位〜10位、11位以下の場合は「11位以下」と表示されます。

なお、以前はGoogleとYahoo!は異なるアルゴリズムを使用していたため、検索順位が違う結果になっていました。
ただ現在は、Yahoo!がGoogleの検索アルゴリズムを採用しているため、検索順位はほとんど同じようになっています。

1度にチェックできるキーワード数は3つまでと少ないですが、自動で検索順位をチェックできるのは魅力的です。
特に上位表示させたいキーワードの検索順位を定期的にチェックして、今後のSEO対策に活かしていきましょう。

検索エンジンの仕組み・特徴とは?Google検索で順位が決まる仕組みを分かりやすく解説

キーワード出現頻度

キーワードの出現頻度では、指定したURLのページに含まれるキーワード(単語)の数とその比率を表示してくれる機能です。
調査したいページのURLを入力して「チェック」ボタンをクリックすれば、出現頻度の高いキーワードから順に表示されます。

例えば、以下のページでは「SEO」という単語が264回使用されており、全体の「3.72%」を占めていることが分かります。

なお、出現頻度が高いからといってSEOで良い影響を与えるわけではありません。
闇雲に対策キーワードの出現頻度を増やすことは、読みづらい文章になりやすく、かえってSEOで逆効果になるので注意が必要です。

ただ、対策キーワードの出現頻度が上位に来ていない場合には、少し増やしてみることをおすすめします。
出現頻度はあくまで参考程度に、ユーザーにとって読みやすい文章かどうかを最優先にコンテンツを作成しましょう。

SEOとキーワード数・出現率の関係性とは?対策キーワード数の考え方を解説

発リンク

発リンクとは、入力したURLからリンクしているページのリンク数のことです。
調べたいURLを入力することで、以下の指標が調査できます。

リンクの数だけでなく、リンク先のタイトルとURL、nofollowの有無まで確認できます。

これらの数値は自サイト内の別ページへ張られているリンク数なので、数が多いほど良いというわけではありません。
内部・外部リンクを適切に使えているかという視点で、確認していきます。

内部リンクに関しては、ユーザーの回遊率を高めるために重要です。
ユーザーがつまずきそうな箇所に内部リンクを設置することで、ユーザーが離脱することなく、自サイト内で疑問や悩みの解消が実現できます。

なお、関連性の低いページの内部リンクを張るのはかえって読みづらいページになるのでご注意ください。

また、外部サイトへのリンクに関しては、公的機関や上場企業など信頼のおけるサイトから引用したデータを使用すれば、Googleからの信頼を得やすくなります。
ユーザーに正確な情報を届けることは、ユーザーの満足度向上にもつながるので、発リンクの内容までしっかり確認しましょう。

発リンクのSEO効果とは?本数・リンク先のチェックツールやデメリット、設置時の注意点を解説

Whois情報

Whois情報とは、指定したURLのドメイン所有者や登録年月日などが記載された情報のことです。
Whois情報を調べるには「Whois情報」タブを選択して、ドメインまたはURLを入力します。

例えば、https://sample.comというサイトのWhois情報を調べたい場合、ドメインとURLはそれぞれ次のようになります。

  • ドメイン:sample.com
  • URL:https://sample.com

ドメインの登録年月日からドメイン年齢を調べることも可能です。

ドメイン年齢とは、文字通りドメインの年齢を指します。
つまり、ドメインがGoogle等の検索エンジンに認識されてから経過した年数のことです。

ドメイン年齢が長いサイトは、検索エンジンから評価されやすくなる傾向にあります。
自社サイトの調査というよりは、競合サイトのドメイン年齢を確認するのに活用するのが一般的です。

ドメイン年齢(ドメインエイジ)とは?調べ方やチェック方法、SEOへの影響を解説

大量のキーワードの検索順位計測なら「Nobilista(ノビリスタ)」

もしあなたが、大量のキーワード検索順位計測をするなら、Nobilista(ノビリスタ)がおすすめです。
Nobilista(ノビリスタ)とは、インストール不要・ブラウザで利用できるクラウド型の検索順位チェックツールです。

SEOチェキでも検索順位のチェックはできますが、1度に3つのキーワード順位しか確認できません。

一方、Nobilista(ノビリスタ)では150〜1,000のキーワードを一括で取得できます。

  • パーソナルプラン(月額990円):
    150のキーワードを登録可能
  • ビジネスプラン(月額1,280~5,990円):
    200~1,000(100単位で選択可能)のキーワードを登録可能
    ※さらに多くのキーワード数で利用可能です。

日々の検索順位変動の推移がグラフで確認できるので、次の戦略も立てやすくなります。
検索順位以外にもキーワードの検索ボリュームやSEO難易度、検索順位の変動など様々な情報を自動的に取得します。

また、PC以外にスマホやタブレット等でも気軽に順位確認ができるのもNobilista(ノビリスタ)の特徴です。
月額990円から利用できる個人向けプランから法人向けプランまで幅広く対応しており、導入しやすくなっています。

そんなNobilista(ノビリスタ)は、現在7日間の無料トライアルを実施中です。
トライアル期間中は無料で機能を使い放題なので、検索順位計測ツールの導入を検討している方は、Nobilista(ノビリスタ)をお試しください。

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SEOチェキに関するよくある質問

SEOチェキに関するよくある質問をまとめました。
ぜひ参考にしてください。

SEOチェキとはなんですか?

SEOチェキとは、SEO対策に必要な項目を調査できる無料ツールです。

調査したいURLを入力するだけで、キーワード毎の検索順位や発リンク数など、SEOに関連する様々なデータが確認できます。
インストール不要・ブラウザ上で利用できるので気軽にご利用ください。

SEOチェキのデータに信憑性はありますか?

SEOチェキはサービス開始から10年以上の歴史あるツールです。
サービス自体は信頼できますが、無料で使えるツールということもあり、全ての情報を鵜呑みにするべきではありません。

有料ツールと比べると、どうしてもデータの信憑性が落ちてしまうのは仕方ありません。
あくまでSEO対策をする上で、参考程度にする使い方が良いでしょう。

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スマホでは使えませんか?

いいえ、SEOチェキはスマホでも利用できます。
なお、スマホに最適化されているわけではないため、やや見にくい場合があります。

SEOチェキはどんな人におすすめですか?

SEOチェキは、SEO対策初心者の方におすすめのツールです。
詳細情報を調べるのには向いていませんが、SEO対策全般の情報を取得できます。

キーワード毎の検索順位を詳細に調べられますか?

一度で3つのキーワードまで検索順位を調べられます。
なお、調べられるのはあくまで現在の検索順位のみで、どのように検索順位が推移してきたかや昨日比などはわかりません。

大量のキーワードの検索順位を詳細に調べたい場合は、Nobilista(ノビリスタ)の利用がおすすめです。
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検索順位以外にもキーワードの検索ボリュームやSEO難易度、検索順位の変動など様々な情報を自動的に取得できるのも特徴です。
月額990円から利用できるので、あまり予算をかけたくない方でも導入しやすいです。

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