SEO

2023年1月9日

SEOとURLの関係性とは?SEOに効果的なURLの設定方法を解説

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Webサイトのドメインや、WordPressで記事のスラッグを決める際。

「URLはSEOに影響を与えるのか。」
「URLのつけ方によって、SEO効果は変わるのか。」

そう疑問に持つ方は、多いのではないでしょうか。

結論からいうと、URLはSEO(検索順位)に影響を与えます。
実際に、公式のガイドラインにもURLについては言及されており、さらにGoogle関係者の発言からも、SEO効果があることは確実といえるでしょう。

ということで、今回のNobilistaブログのテーマは「URLとSEOの関係」。
Googleが推奨するURLのつけ方、WordPressでURLを設定する方法などを解説していきます。

また、より理解を深めるために、URLの少しディープな話にも触れてみました。

  • URLとは、そもそも何なのか
  • URLの役割
  • URLの仕組み(URLを構成する各要素)

知らないという方も多いでしょう。
ぜひ最後までご覧ください。

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URLとSEOの関係性

Google関係者の発言(「推奨するURL」で解説)から「URLはSEOに影響を与える」ことがわかっています。
つまり、URLのつけ方によっては、SEO効果が期待できるでしょう。

ただ、URLがSEOに与える影響は「微々たるもの」です。

「今ある記事のURLを、SEOのために変更するべきですか。」
このように聞かれたら、間違いなく「やめた方がいい」と止めます。
つまりは、そのくらい微々たるSEO効果だと考えてください。

とはいっても、これからURLをつけるのならできる限り「Googleが推奨するURL」を意識することをおすすめします。

SEO対策とは?初心者にも分かりやすく上位表示の基本的なやり方を解説

URLとは

そもそも「URLとは何か」について、簡単に触れておきましょう。

「URL(Uniform Resource Locator:パーマリンク)」とは、一言でいうとWebサイトの「住所」です。
Webサイトやその中のページ一つひとつに、識別するためのID(住所)をつけ瞬時に目当てのものを探せるようにしています。

本来は、IPアドレスというものが存在し、IPアドレスがいわば真の住所です。

123.4.567.89

ただし、IPアドレスは上記のように、数字の羅列で構成されています。
これでは、人間の場合、どのようなWebサイトかがわかりません。

「もっとWebサイトを端的に表したものにしよう。」

このような経緯から、任意の単語や数字を使ったURLが誕生しました。
とはいっても、実際にWebページを表示する際は、IPアドレスを使っています。
簡単に、Webページを表示するまでの「URLの役割」を見てみましょう。

Webサイトを表示するまでの「URLの役割」は次のとおりです。

  1. Webサイトをクリック(=「このURLに接続したい」という指令を出す)
  2. 「DNSサーバー(URLとIPアドレスの変換ができるサーバー)」にアクセス
  3. URLに対応した「IPアドレス」をDNSサーバーから取得
  4. 取得したIPアドレスを元に「Webサーバー(Webサイトのファイルを管理するサーバー)」にアクセス
  5. Webサーバーから「Webサイトを表示するためのファイル」を取得
  6. コンピューター言語で書かれたファイルを、人が見られる状態に変換する
  7. Webサイトが開く→閲覧

※「DNSサーバー」や「Webサーバー」から情報を取得する仕組みは、実際はもっと複雑です(今回は割愛)

URLの構成要素

つぎに、URLを構成する要素について解説します。
URLの一つひとつの単語に、どのような意味や役割があるのか。
URLを構成している要素を知ることで、SEOのみならずWebの世界についての理解も深めることができおすすめです。

URLの構成要素は次のとおりです。

  1. スキーム(プロトコル名)【http://やhttps://】
  2. サブドメイン(ホスト名)【任意の文字(www)】
  3. トップレベルドメイン(TLD)【.jp、.com、.net など】
  4. セカンドレベルドメイン、サードレベルドメイン【任意の文字】
  5. ルートドメイン【省略された「.」や独自ドメイン】
  6. サブディレクトリ名(サブフォルダ名)【任意の文字】
  7. スラッグ(ファイル名)【任意の文字】
  8. インデックスページと拡張子【index.php や index.html】
  9. 末尾の「/」(トレイリングスラッシュ)
  10. URL パラメータ(クエリ文字列)【?xxx=yy】
  11. フラグメント(アンカー)【#】

スキーム(プロトコル名)【http://やhttps://】

スキーム(scheme)とは、URLの先頭につく「http://」や「https://」の部分。

URLの仕組みで触れたとおり、Webページを表示するには、ファイルを取得する必要があります。
その際に、どのような方法でファイルを取得するか(=プロトコル)、通信手段を指示しているのがスキームです。

たとえば「https(Hypertext Transfer Protocol Secure:ハイパーテキスト・トランスファー・プロトコル・セキュア)」は、情報を暗号化してやりとりしてくださいという意味。

スキームはプロトコル名ともいわれますが、厳密には「://」を除いた部分がプロトコル名です。
ちなみに、スキームは「http」以外にもあります。

  • file:(ファイルのプロトコル)
  • mailto:(メールのプロトコル)
  • ftp:(FTPのプロトコル)

そして、スキームの次には、Webページの位置を示す要素(=ドメイン)が続きます。

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サブドメイン(ホスト名)【任意の文字(www)】

スキーム後の「://」から次の「/」までの部分を「FQDN(完全修飾ドメイン名:Fully Qualified Domain Name)」といいます。
一般的に「ドメイン」というとこのFQDNや、後述するセカンドレベルドメイン、サードレベルドメインといった独自ドメインを指すことが多いです。

ドメインは、Webサイトやページがある位置を伝える役割を持っています。

FQDNの右にあるドメインほど、領域(規模)が大きいと考えましょう。
これはあらためて、URLを住所にたとえるとわかりやすいです。

https://example.co.jp/

一番右にある「.jp」は県。
次の「.co」は市区町村。
そして「example」が番地です。

県のなかに市区町村があるように、ドメインも入れ子式のツリー構造になっています。

FQDNを細分化して、よりくわしく見てみましょう。
まず、一番左(先頭)にあるURLの要素が「サブドメイン」と「ホスト名」です。

サブドメインとは、ドメインをさらに細分化したドメインです。
わかりやすくたとえると、アパートを想像してください。

「https://co.example.com/」であれば「exampleアパート」の一室「co(=coさんが住む101号室)」がサブドメインといえます。
アパートには複数の部屋があるように、サブドメインも複数作ることが可能です。

https://blog.example.com/
https://recruit.example.com/

上記は「blogさんが住む102号室」「recruitさんが住む103号室」と考えるとイメージしやすいのではないでしょうか。

そして、ときにサブドメインの部分には「ホスト名」が来ることもあります。
つまり、かならずしもFQDNの一番左にあるものが、サブドメインとは限りません。
ホスト名とは、Webサイトがどのサーバーにあるか、サーバーを指定する要素です。

代表的なホスト名といえば「www(World Wide Web)」でしょう。
(厳密にいうと、DNSサーバーによっては、ホスト名じゃない可能性もあります。ただ、ホスト名とサブドメインの話は複雑なので、今回は割愛します。)

「www」には「Webサーバーから探してください」という意味があります。
ただ、最近では「www」を省略しているURL(ネイキッドドメイン)のWebサイトも多いです。

トップレベルドメイン(TLD)【.jp、.com、.net など】

先ほどドメインは、右にある要素ほど領域が大きいという話をしました。
そのため、それぞれの位置ごとに、以下のような名前がついています。

  • トップレベルドメイン(FQDNの一番右のドメイン)
  • セカンド(第2)レベルドメイン(右から2番目のドメイン)
  • サード(第3)レベルドメイン(右から3番目のドメイン)

まず、トップレベルドメインは、FQDNの一番最後尾にある文字列です。

https://example.co.jp/
https://example.com/

上記であれば「.jp」や「.com」が、トップレベルドメインにあたります。
基本的にトップレベルドメインは、ドメインの購入時(またはサーバー契約時)に、決められたものから選ぶことになるでしょう。

また、トップレベルドメインには、それぞれ想定された用途があります。

トップレベル
ドメイン
用途制限
.jp日本のWebサイト
(日本国内に住所のある
個人・団体・組織のみ)
.com商取引事業者×
.netインターネット、ネットワーク関連×
.org非営利組織・団体×
.bizビジネス×
.edu教育機関×
.info情報サイト×
.blogブログ×
.siteWebサイト×

といっても、絶対に想定した使い方をしなくてはいけない、というわけではないのでご安心ください。

ちなみに、トップレベルドメインがSEOに影響を与えることは、現状ありません。
ただ、あまりにもマイナーなトップレベルドメインは、ユーザーによっては警戒される可能性もあるでしょう。

トップレベルドメインごとに金額が違うため、Webサイトに合ったものを選んでください。
一般的なものは「.jp」や「.com」です。

セカンドレベルドメイン、サードレベルドメイン【任意の文字】

一般的に、独自ドメインといわれる部分は、このセカンドレベルドメイン(2LD)やサードレベルドメイン(3LD)でしょう。
一言でいうと、独自ドメインは、Webサイトの名前です。

「example.co.jp」や「example.ac.jp」といったように、トップレベルドメインの前に2文字の単語がついた場合(=属性型ドメイン)。
「サードレベルドメイン」が独自ドメインとなることもあります。

ちなみに「example.○○.jp」といった、属性型JPドメインのほとんどは、使用条件があります。

属性型JPドメイン使用可能なWebサイト
co.jp日本で登記された企業・信用金庫・信用組合。
ed.jp保育園や幼稚園、小中高、特別支援学校など、
18歳以下向けの一部教育機関。
ac.jp「ed.jp」以外の法上の「学校」。
(大学や職業訓練校など)
ne.jp日本国内におけるネットワーク事業者。
go.jp日本の政府機関。行政法人。
or.jp「○○法人」といった日本国内の法人組織や国際機関。

ルートドメイン【「.」や独自ドメイン】

「ルートドメイン」とは、独自ドメインを指すこともありますが、本来は省略された「.」です。
最初にドメインは、ツリー構造をしているという話をしたと思います。

実は、その一番上の階層にあるのが「ルートドメイン」。
つまり、すべてのドメインをまとめているドメインです。

ただ、URLを見るとトップレベルドメインのあとに「.」はありません。
なぜなら、省略されているからです。

試しに、以下のようにURLのトップレベルドメインの次に「.」を入力してみてください。

【ルートドメインなし】https://co.nobilista.com/ja/
【ルートドメインあり】https://co.nobilista.com./ja/

ルートドメインありは、よく見ると「.com」の後ろに「.」があります。
しかし、どちらも同じページが表示されるはずです。

サブディレクトリ名(サブフォルダ名)【任意の文字】

スキーム、ドメインと続き、その次に続く要素が「サブディレクトリ(サブフォルダ)」です。

ディレクトリはフォルダともいうとおり、入れ物といえます。
記事(=ファイル)をたくさん持つカテゴリページなどは、まさにディレクトリの代表的な例でしょう。

https://www.example.com/seo/book

たとえば、上記のURLなら「exampleというドメインのWebサーバーにある、seoというディレクトリのなかのbookというファイルをください。」という指示を行っています。

ディレクトリ名は、基本的にカテゴリ名などを参考に、任意の単語をつけることが多いです。

スラッグ(ファイル名)【任意の文字】

ドメインの次や、ディレクトリの次に来るのが「スラッグ(ファイル名)」です。
スラッグはファイル名ともいわれるとおり、見たいファイル(ページや記事)を指名するために使われます。

https://www.example.com/seo/book

上記であれば「book」がスラッグです。
スラッグは、ページごとに設定しましょう。
たとえば、WordPress であれば、初期設定によって自由に変更することができます。

インデックスページと拡張子【index.php や index.html】

インデックスページは、ドメインを指定した際に表示する代表ページ(基本的にトップページ)です。

そして、拡張子は記事やページなど、ファイルの種類です。
いずれも、基本的に省略されます。

https://example.com/index.html
https://example.com/

末尾の「/」(トレイリングスラッシュ)

URLの末尾につく「/」は、トレイリングスラッシュといいます。

トレイリングスラッシュがある場合は、ディレクトリを。
ない場合は、ファイルを表しています。

このとおり、トレイリングスラッシュの有無によって探すものが変わります。

  • トレイリングスラッシュが「ある」場合
    ディレクトリを探す(表示されるのはインデックスページなど)
  • トレイリングスラッシュが「ない」場合
    ファイルを探す

ちなみに、もし探しているファイルやディレクトリがなければ、自動でトレイリングスラッシュあり(なし)で、再度探してくれます。

URLに「?(はてな)」がついていることがあります。
気になった方も、多いのではないでしょうか。

この?以降の部分を「パラメータ」といいます。
パラメータは主に、フィルター機能や並べ替え、サイト内検索、流入数やユーザーの追跡といった計測を行うための要素です。

【パラメータなし】
https://example.com/blog/women/dresses/blue.html

【パラメータあり】
https://example.com/blog/women?category=dresses&color=blue

パラメータの要素には、それぞれ次の意味があります。

  • ?(パラメータの開始)
  • category(パラメータ名)
  • =dresses(値)
  • &(別のパラメータがある場合の接続記号)

フラグメント(アンカー)【#】

スラッグやパラメータのあとにある「#」が、フラグメント(ハッシュやアンカーリンク)です。

目次のジャンプ機能や、ページの右下にある「TOPへ戻るボタン」をURLにした際に「フラグメント」がついています。

Googleが推奨するURLとは

SEO対策(とくに内部対策)において、URLは「簡潔でユーザーフレンドリーなものをつける」というのが基本です。
ただ、Googleが推奨しているURLは、それだけではありません。

そこで、Googleの公式ガイドラインをはじめ、Google関係者の過去の発言、最新情報を参考に、URLをつける際に意識したいことをまとめてみました。

ただ、一点覚えておきたいのは、あくまでGoogleが「推奨」するURLであることです。
推奨したURLにしなければ、上位表示ができないということではありませんので、参考程度に見ることをおすすめします。

  1. 「https://」を使用する(常時SSL化)
  2. コンテンツを表した単語にする
  3. SEOキーワードを盛り込む
  4. 将来性のあるURLにする
  5. ローカライズ(日本語URLに)する(ただし注意点あり)

「https://」を使用する

URLの先頭にあるスキームには「http://」と「https://」があるという話をしました。
通常、何もしないとスキームは「http://」になります。

これからWebサイトを立ち上げる方。
サーバーを契約される方。
独自ドメインを購入する方。

いずれの方でも、基本的にWebサイトは「https化(常時SSL化※(Secure Sockets Layer))」することをおすすめします。
(※ 厳密にいうと、現在は「TLS:Transport Layer Security」が主流なので「TLS化」ですが、昔のなごりでSSL化ということが多いです。)

なぜなら、Googleはセキュリティの高い「https://」を推奨しているからです。
もっというと「https://」は、ランキング要因、つまりSEOへの影響があります。

Google はランキング シグナルとして HTTPS を使用することにしました。

現在のところは、ウェブマスターが HTTPS に切り替えるための移行期間として、このシグナルのウェイトを非常に小さく設定しています(グローバル クエリの 1% 未満にしか影響せず、高品質のコンテンツなど他のシグナルよりウェイトが小さい)。

しかし、誰もがウェブを安全に利用できるよう、すべてのウェブサイトの所有者に HTTP から HTTPS への切り替えをおすすめしたいと考えているため、今後このウェイトは大きくする予定です。

引用:ランキング シグナルとしての HTTPS

この後、この「https://」をランキング要因とする「セキュアサイト システム」は「ページ エクスペリエンス システム」に統合されました。
統合といっても、なくなったわけではありません。

2014 年に発表されたこのシステムは、(その他のすべての条件が同等である場合に)HTTPS で保護されたサイトを Google のランキング システムで上位にするように設計されたシステムです。

このシステムは、HTTPS の使用がまだ一般的ではなかった時期に、サイトを保護する取り組みを推奨することに貢献しました。

以降このシステムは、Google のページ エクスペリエンス システムに組み込まれています。

引用:廃止されたシステム

また、現在「https」でないページには「保護されていないサイト」という表示がでます。
ユーザーによっては、文言を見て不安に感じる方もいるでしょう。

「https://」は費用がかかります。
ただ、最近ではサーバーを契約をする際に、無料や低価格で「常時SSL化」を行ってくれるところもあるため、ぜひ検討してみてください。

常時SSL化(https)はSEOに効果あり!SEOとの関係性やSSL化されていないサイトがどうなるのか解説

コンテンツを表した単語にする

URLのディレクトリ名やスラッグには、コンテンツを端的に表した言葉や単語を使いましょう。
とくに、以下のようなURLはおすすめしません。

  • 関連性のない数字や文字の羅列
  • 誤解を招く単語
    (パン屋のメニューページにもかかわらず、ディレクトリ名を「/letter/」など)

わかりやすいURLは、ユーザビリティというだけでなく、SEOにも影響を与えます。
くわしくは後述しますが、検索エンジンもページの内容を判断するために、スラッグやディレクトリ名を見ているそうです。

複数の単語を使う場合。
単語と単語の間は「-(ハイフン)」を使って区切るようにしましょう。

https://example.com/letterwedding
https://example.com/letter-wedding

ちなみに、ハイフン以外で単語を区切るのは、極力おすすめしません。たとえば「_(アンダースコア)」は、たしかにGoogleからSEO的な問題はないといわれています。
一方で、リンクの下線と重なるという欠点があるため、ハイフンよりも若干ユーザビリティに劣るといえるでしょう。

https://example.com/letter_wedding

Googleが推奨するとおり、無難なのはやはりハイフンを使うことです。

SEOキーワードを盛り込む

URLにSEOキーワードを盛り込むことで、SEO効果が得られます。
Googleのジョン・ミューラー(John Mueller)氏も、以下のように発言。

上記のツイートでは「URLに含まれるキーワードの効果は、インデックスされた後はほとんどないため、SEOではなくユーザーのためになるURLを考えましょう」という内容。
この発言から、URLの単語や言葉を、検索エンジンも見ているということがわかりました。

また、キーワードを盛り込むことは、ユーザビリティの観点からも推奨できます。
なぜなら「Microsoft」の論文や「BACKLINCO」の調査で、よく知るドメインや認知できる単語(検索したキーワードなど)があるURLは、CTRが高いという結果が出ているからです。

8. URLs that contain terms similar to a keyword have a 45% higher click-through rate compared to URLs that don’t contain a keyword.
(意訳:キーワードに似た単語を盛り込んだURLは、キーワードを含まないURLと比較して、クリック率が45%高くなります。

引用:Here’s What We Learned About Organic Click Through Rate

ジョン・ミューラー氏は、キーワードを盛り込むことに対して「かならず行うようにというほどでもないが」といっていますが、意識してスラッグやディレクトリ名をつけるのは、大切だと思います。

検索順位とクリック率の関係とは?平均CTRの目安と向上させるための具体的なノウハウ

将来性のあるURLにする

Googleが推奨していることではありませんが、半永久的に使えるURLを考えるようにしましょう。
というのも、基本的にURLは一度つけたら変えることができません。
なぜなら、GoogleのSEO評価(検索順位)は、URLに紐づけられているからです。
つまり、URL(ディレクトリ名やスラッグ)が一文字でも変われば、これまでの評価が無くなりまっさらになると考えましょう。

だからこそ、URLは長く使えるものにします。
たとえば、以下の例をみてください。

【2023年最新】英語を学ぶ際におすすめのテキスト・本10選
https://example.com/english/book-10-2023

そして、想像してみましょう。
1年ほど経ち、記事の更新(リライト)をし、タイトルも「2024年」や「11選」に変更。
しかし、URLの「10」や「2023」は、気軽に変えることはできません。

URLを見て記事の内容が古いと思われないためにも、将来性のあるURLを意識してつけるようにしましょう。

ローカライズ(日本語URLに)する(ただし注意点あり)

URLを設定する際、基本は「半角英数字」です。
もちろん、特殊文字(「,」「:」「;」「スペース:空白」「“”」)も避けましょう。

ただ、昨今のGoogleでは、URLもローカライズすることを推奨しています。
URLにおけるローカライズとは、URLを現地の言葉つまり日本語にすることです。
一般的には「日本語URL」といわれます。

ひと昔前は、日本語URLの方がSEO効果が得られると人気だった時期もありました。
ただ、今はいくつかの問題から、日本語URLを使う人はそれほど多くありません。
日本語URLを検討している方は、紹介する注意点を理解したうえで、判断するようにしましょう。

まず困ったことに、日本語(ひらがな、漢字、カタカナ)は、URLの文字コード(ASCII)に対応していない文字です。
Googleは、ローカライズを推奨しつつも、文字コードに対応していない文字は使わないよう言及しています。(この時点で矛盾しています……)

そして、ローカライズする場合。
必要に応じて「UTF-8 エンコード」を使用することも言及しています。
UTF-8 エンコードとは簡単にいうと、ASCIIとの互換性がある文字コードです。
こちらは日本語に対応していますが、見た目がこのようになります。

【コピペ前】
https://example.com/english/おすすめの本

【コピペ後】
https://example.com/english/%E3%81%8A%E3%81%99%E3%81%99%E3%82%81%E3%81%AE%E6%9C%AC

この「%」以降が、日本語をUTF-8 エンコードした部分です。
ご覧の通り、URLが長くなるうえに、文字化けのようで、印象はよくありません。
ユーザーによっては、不信感を与えるでしょう。

たとえば、SNSにURLを貼り付けた際や、URL自体をアンカーテキストにした際は、このURLがユーザーの目に触れることになります。

また、文字数制限のあるSNSも注意が必要です。
文字数制限には、貼り付けたURLの文字数も含まれます。
さきほどのURLであれば、日本語の部分だけでも54文字。
限られたなかで、URLに50文字以上も使ってしまうのは、もったいないといえるでしょう。

もちろん、URLバーにある時点では、日本語で表示されるため、この時点では日本語URLの方がユーザビリティは高いといえます。
このとおり、Googleは日本語URLを推奨していますが、現状の問題点をよく理解したうえで検討を行いましょう。

アンカーテキストとは?SEOに最適な書き方や役割を解説

Googleが推奨しないURLとは

続いてGoogleが推奨しないURLを紹介します。

  1. キーワードを過剰に入れる
  2. 極端に長いURL
  3. 階層が深すぎるURL構造
  4. 大文字と小文字の混在は避ける

キーワードを過剰に入れる

推奨するURLで、SEOキーワードを盛り込むことを推奨しました。
しかし、過剰に盛り込むのはいけません。

https://example.com/seoseoseo/seoseo-1

上記のようなURLは、スパムだと疑われる可能性があります。
ユーザーが見て、ページの内容がなんとなくわかるもの。
または、意味のある言葉をディレクトリ名やスラッグにはつけましょう。

極端に長いURL

ディレクトリ名やスラッグを含め、URLは全体的に簡潔にしましょう。
スラッグであれば、理想は1~3単語です。

https://example.com/present/girl

「BACKLINKO」の1,180 万件におよぶ大規模な調査では、上位サイトのURLは、下位サイトよりも短く、簡潔だということがわかっています。

BACKLINCO”Here’s What We Learned About SEO”

上位サイト(10位)のURLの平均文字数は次のとおり。

BACKLINCO”Here’s What We Learned About SEO”

ちなみに、BACKLINCOの調査では、Googleの上位10サイトのURLは「平均66文字」だそう。
とはいっても、Googleの公式ガイドラインページを見てもわかるとおり、長いからいけないというわけでもありません。

https://developers.google.com/search/docs/fundamentals/seo-starter-guide?hl=ja

GoogleのURLは、いずれもけっこう長めです。
Googleのジョン・ミューラー氏も、URLの長さが直接SEOに関係することはないといっています。
つまり、悪意のある長さ(スラッグの単語が10個並ぶなど)でなければ、問題はないということかもしれません。

階層が深すぎるURL構造

URLが長くなるもう一つの原因として、URL構造(ディレクトリ構造)が挙げられます。
ディレクトリは「/」で区切られるため、ディレクトリの階層が深いとはつまり「/」の数が多いとも言い換えられるでしょう。

【階層が浅い】
https://example.com/present/girl-limited
(「/」が2つ=第2階層=階層が浅いURL構造)

【階層が深い】
https://example.com/present/kids/girl/limited/t-shirt//blue/size-xs
(「/」が7つ=第7階層=階層が深いURL構造)

上記のURLだと「present」ディレクトリのなかに「kids」ディレクトリがあり、さらにそのなかに「girl」というディレクトリがあり……と箱の中に箱と「size-xs」のファイル(ページ)にたどり着くまで、いくつものディレクトリのなかを潜る必要があります。

深くない階層は、ユーザーに良いだけではありません。
Webサイトを認知する役割のクローラーも、比較すればやはり単純なURL構造の方が回遊しやすいといえます。
階層が深く、複雑なURLは、少なからずSEOに影響を与えると考えましょう。

また、検索エンジンは同じ階層や同じディレクトリ内といった、ページの関連性や関係性をURL構造から見ている可能性が高いです。
だからこそ、戦略的にURL構造を設計しなくてはなりません。

ディレクトリが深過ぎる場合は、適宜パラメータを使ったり、カテゴリを見直したりして、ディレクトリ階層を浅くします。
また、トップページから数クリックでたどり着けるようにすることも大切です。
リンク階層を浅くすることで、ユーザーはもちろん、クローラーの回遊もしやすいWebサイトとなります。

もちろん、トップページから無秩序にすべてのページへリンクをつなげるなど、ユーザビリティに乏しいURL構造は、たとえ単純でも良い効果は得られません。
あくまで「ユーザーがわかりやすいかどうか」を念頭に考えるべきです。

大文字と小文字が混在するURL

ディレクトリ名とスラッグは、大文字と小文字を区別します。

https://example.com/english/book
https://example.com/English/book
https://example.com/ENGLISH/book
https://example.com/english/Book
https://example.com/english/BOOK

つまり、上記はすべて別のページだと、検索エンジンは認識します。
混在していると「大文字と小文字どっちだっけ?」と管理面でおすすめしません。

作業エラーの元となるため、ディレクトリ名やスラッグを決める際は、大文字・小文字のどちらかに統一しましょう。

ちなみに、スキームやドメインは、大文字と小文字を区別しません。
ためしに「https://co.nobilista.com/ja/」のスキームやドメインを、大文字と小文字にしてみました。

hTTps://co.nobilista.com/ja/
HTTPS://co.nobilista.com/ja/
https://co.Nobilista.com/ja/
https://co.NOBILISTA.com/ja/
https://co.nobilista.COM/ja/
https://CO.nobilista.com/ja/

上記はすべて同じページに飛びます。
ただ、よほどの理由がないのであれば、スキームもドメインもあえて半角英数字から変える必要はないでしょう。

WordPressでURLを設定する方法

記事などのURL(スラッグ)を、自分の好きな文字列にする方法をご紹介します。
ブログやアフィリエイトサイトで多く使われる「WordPress」を例に、手順を一つひとつ見てみましょう。

  1. パーマリンクの設定(初期設定を推奨)
  2. 記事の投稿画面で「スラッグ」を変更

パーマリンクの設定(初期設定を推奨)

まずは「パーマリンク設定」を行います。
とくにWordPressを入れたばかりの方は、初期設定として最初に行ってください。

WordPressのメインメニューの「設定」を選びます。
その中の「パーマリンク」をクリック。

デフォルト設定では「基本」の「https://example/?p=123」になっています。
こちらは、パラメータと数字が入る設定です。

画像を見てわかるとおり、パーマリンクの種類はいくつかあります。
ブログであればおすすめは、URLがシンプルになる「投稿名」でしょう。
「sample-post」の部分が、自由につけられるスラッグ部分です。

カテゴリがある場合は、カテゴリ名を表示するURLもおすすめです。
「カスタム構造」を選択し「%category%」と「%postname%」を選ぶことでURLに反映します。

記事の投稿画面で「スラッグ」を変更

WordPressの投稿画面を開きましょう。
右のメニュー(ない場合は、右上の歯車のマークをクリック)を「投稿」にします。
「URL」という部分にある、URLをクリックしましょう。

パーマリンクという文字の下に、テキストが入力できる欄が出て来ます。
希望の文字列を入力してください。

下書き保存し、公開後にURLを確認しましょう。
公開後すぐであれば、修正しても問題ありません。

ただし、それ以降は絶対に編集してはいけません。
現在のGoogleの評価がなくなり、さらにこれまでの内部リンク外部リンクも外れ、リンク切れになってしまいます。

どうしても変更したいということでしたら、次の注意点をよく読んで行うようにしましょう。

被リンクの増やし方とは?良質な被リンクの獲得方法や事例を紹介

URL変更時の注意点

URLを変更したいと思ったとき。
パーマリンク設定やスラッグから、URLを安易に変えるのは絶対にいけません。

変更した時点で、検索エンジンからの評価がすべてなくなります。
もちろん、同じ順位に戻る保証もないです。
とくにWordPressは、気軽に変えられそうですが、間違っても触らないようにしましょう。

どうしてもURLを変更したいという場合は「リダイレクト」を行ってください。
リダイレクトを行うことで、検索エンジンからもらった評価を、ある程度引き継ぐことができます。
リダイレクトの方法には、さまざまな種類があるため、Webサイトに合った方法を選んで行うとよいでしょう。

URLとSEOは多少の関係はあるものの、SEO効果自体は微々たるものです。
そのため、URLのつけ方について、神経質になる必要はありません。

ただ、SEOの評価はURLごとに紐づけられています。
一度決めたURLは、安易に変えることはできないという点をよく覚えておきましょう。

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