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SEO
公開日2023年3月9日
更新日2023年08月18日
甲斐龍之介
SEOツール「Nobilista(ノビリスタ)」の事業責任者。株式会社IIPにて取締役兼SEO担当者。中小企業庁が設置した経営相談所、福岡県よろず支援拠点にてSEOコンサルタントとしても活動。
サイト運営をしていると新サービスや新規事業の開始に伴い、現在運営中のサイトとは別のサイトを作る必要が出てくるケースがあります。
その際に、サブドメインとサブディレクトリのどちらを選択するかという疑問が生じるでしょう。
サブドメインとは、独自ドメインの前に新たな文字列を追加したドメインのことです。
それに対して、サブディレクトリとは、独自ドメインの下層に作られたディレクトリ(またはフォルダ)のことです。
一見似ていて変わりのないように思われますが、サブドメインとサブディレクリでは役割やSEO評価の観点で違いがあるため、使い分けが必要になります。
この記事では、サブドメインとサブディレクトリの違いやメリット・デメリット、使い分け、どっちがSEOに有利かを解説します。
複数サイトを運用予定の方は本記事を参考に、サブドメインとサブディレクトリどちらにすべきか判断しましょう。
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サブドメインとは、独自ドメインの前に新たな文字列を追加したドメインのことです。
それに対してサブディレクトリとは、独自ドメインの下層に作られたディレクトリ(またはフォルダ)のことです。
そもそもドメインは、インターネット上でネットワークを特定する文字列のことで、インターネットの住所のようなものを指します。
ここでは「https://co.nobilista.com」というURLを例にドメインとサブドメイン・サブディレクトリをそれぞれ紹介します。
ドメインの中で、自由に設定するドメインを「独自ドメイン(ルートドメイン)」と言います。
ドメインや独自ドメインについて理解できたところで、サブドメインとサブディレクトリについて深掘りしていきます。
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サブドメインとは、独自ドメインの前に新たな文字列を追加したドメインのことです。
上記のようにドメインの前にある「co.」がサブドメインになります。
例えば、ヤフー株式会社が運営する複数サイトでもサブドメインが利用されています。
ヤフーショッピングなら「shopping」、Yhaoo!ニュースなら「news」がサブドメインになります。
企業サイトでは、サービスごとにサブドメインが利用されるのが一般的です。
サブドメインの主なメリットは以下の2つです。
サブドメインで異なる内容を扱っていても、同じドメインで運営していれば、ユーザーに信頼感を与えることができます。
別のドメインで運用すると運営元がわからず、せっかくのブランディングを活かせない可能性があります。
複数のブランド・サービスを展開する企業は、サブドメインを利用するのがおすすめです。
また、ドメイン費用がかからない点もサブドメインのメリットです。
サブドメインは新規でドメインを取得するわけではないので、ドメインの購入費用がかかりません。
特に複数のブランド・サービスを持つ企業の場合、ドメイン取得のコストがかからないのは大きなメリットになるでしょう。
ただ、サーバーによっては設定できるサブドメイン数に制限があったり、追加料金がかかる場合があるので、契約前にご確認ください。
サブドメインの主なデメリットは以下の2つです。
サブドメインはドメインの取得費用がかかりませんが、SSL証明書の発行費用がサブドメイン単位でかかります。
SSL証明書は、インターネット上のデータ通信を暗号化する「SSL化」のために必要な証明書です。
SSL証明書の費用は種類によって異なりますが、数万円〜20万円程度かかるのが基本です。
サイトの安全性を確保するために必要な経費ですが、高額な費用がかかる点はデメリットと言えます。
サブドメインはサブディレクトリとは異なり、メインサイトとは別サイトの扱いになります。
そのため、サブディレクトリと比べてSEO評価を得るために時間がかかります。
また、別サイト扱いになることで、アクセス解析の手間がかかってしまうのもデメリットです。
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サブディレクトリは、独自ドメインの下層に作られたディレクトリ(またはフォルダ)のことです。
そもそも、ディレクトリとはサイトの階層構造を意味しており、サブディレクトリは独自ドメインの下の階層に作られます。
上記2つのURLを比較すると、ドメインの後ろに「/seo」が追加されていますが、/seoの部分がサブディレクトリとなります。
サブディレクトリを活用すれば、同じドメインの中に様々なページやメディアを作成することができます。
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サブディレクトリの主なメリットは以下の2つです。
サブディレクトリは、独自ドメインのSEO評価を直接引き継ぐことができます。
そのため、独自ドメインのドメイン評価が高い場合は、サブディレクトリで作成したコンテンツも上位表示されやすくなります。
また、運用コストが低いこともサブディレクトリのメリットです。
サブディレクトリはメインサイトと同じサーバーを利用するため、新たにサーバーを契約する必要がないからです。
複数のサブディレクトリを運用しても、1サイト分のコストしかかかりません。
サイト立ち上げ時の設定も不要なので、コスパ良く複数のサイト運営ができます。
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サブディレクトリの主なデメリットは以下の2つです。
サブディレクトリは、Googleペナルティの影響を受ける可能性があります。
メインサイトとサブディレクトリのサイトは連動性があるコンテンツであり、ペナルティの影響も同じように受ける仕組みになっているからです。
どちらか一方のサイトのペナルティが他方のサイトにも悪影響を与えてしまうので、十分注意してください。
また、サブディレクトリではサイト内のコンテンツが重複しやすいです。
同じドメイン内に似た内容のページやコンテンツが複数存在すると、どちらか1ページしか表示されないこともあります。
内容が重複するコンテンツが複数あるのは、SEOにも悪影響です。
キーワードやコンテンツの管理をして、重複コンテンツの発生を防ぎましょう。
サブドメイン・サブディレクトリの違いについて、SEO効果の観点から解説します。
順番に詳しく見ていきましょう。
サブドメインは基本的に新規サイトとして扱われます。
そのため、メインサイトのSEO評価をそのまま引き継ぐことはできません。
サブドメインにもメインサイトのURLが含まれているため、ユーザーに対してのブランディング効果は当然あります。
ただ、Googleからの評価が一からになるので、SEO評価を高めていくのには時間がかかります。
SEOとURLの関係性とは?SEOに効果的なURLの設定方法を解説
サブディレクトリは、独自ドメインのSEO評価をそのまま引き続くことができます。
近年、Googleが検索順位を決めるアルゴリズムに、サイトのドメインパワーが大きく影響しています。
そのため、メインサイトのドメインパワーが高ければ、サブディレクトリの新しいコンテンツでも上位表示しやすいです。
実際に、Googleから高く評価されているWebサイトを持つメディアや企業が、そのドメインのサブディレクトリを貸し出す「サブディレクトリ貸し」が急増しています。
ただ、メインサイトがGoogleからペナルティを受けている場合は、サブディレクトリのサイトにも悪影響を及ぼすのでご注意ください。
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サブドメインとサブディレクトリどちらを使うかによって、SEOに与える影響の違いはほとんどありません。
ただ、それぞれの役割に沿って使い分けることで、SEOで少しでも有利にサイト運営を進められます。
ここでは、サブドメインとサブディレクトリの使い分けについて解説します。
それぞれ順番に詳しく見ていきましょう。
メインサイトとテーマが異なる場合は、サブドメインの利用がおすすめです。
サブディレクトリで同じサイト内に様々なテーマのコンテンツが混在してしまうと、SEOで評価されづらいからです。
同じサイト内に「美容」「クレジットカード」「VOD」「キャンプ」など複数ジャンルのコンテンツがあると、Googleにサイトの専門性(E-E-A-T)が低いと判断される恐れがあります。
SEOでの評価も上がりづらく、なかなか上位表示できなくなってしまうので、メインサイトと異なるテーマを扱う場合はサブドメインを利用しましょう。
また、YMYLジャンルのコンテンツもサブドメインでの運用がおすすめです。
YMYLとは「Your Money Your Life」の頭文字を取った略称で、命や健康に影響を与える可能性があるコンテンツを指します。
YMYLジャンルは、誤った情報が流れると社会的に悪影響を及ぼす可能性があるため、Googleもシビアに順位付けしています。
特に専門性・信頼性が求められるジャンルになるので、サブドメインで独立されることで、順位が付きやすい場合があります。
E-E-A-Tとは?Googleが重要視するSEO最重要評価基準を高める施策を解説!
メインサイトのテーマと似ている場合は、サブディレクトリがおすすめです。
サブドメインの運用はSSL証明書などの費用がかかる上、サイト管理の手間も増えるからです。
また、SEOの観点から見ても、メインサイトのSEO評価をそのまま引き継ぐサブディレクトリの方が有利になります。
上記を除いては、基本的にサブディレクトリでの運用がおすすめです。
サブドメイン・サブディレクトリに関するよくある質問をまとめました。
ぜひ参考にしてください。
サブドメインとサブディレクトリのどちらがSEOに有利・不利ということは基本的にありません。
なぜなら、サブドメインとサブディレクリにはそれぞれの役割があり、役割に応じた使い分けをすることがユーザーやSEOに対して良い結果を生むからです。
実際にGoogle検索セントラルでも、サブドメインとサブディレクトリについて以下のような記載があります。
ご自身にとって整理や管理が最もしやすくなる方法を選んでください。
引用:Google検索セントラル
インデックス登録や掲載順位に対する影響は特にありません。
ただ、独自ドメインのドメインパワーが高い場合は、SEOの評価をそのまま引き継ぐサブディレクトリの方が有利になります。
そのため、メインサイトとテーマが大きく異なる場合やYMYLジャンルを除き、サブディレクトリを選択することをおすすめします。
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サブディレクトリ貸しとは、Webサイトを持つ企業がそのドメインのサブディレクトリを貸し出す仕組みです。
すでにGoogleから高い評価を得ている企業のドメインを利用すれば、SEO的にも評価を得やすく・成果に繋がりやすくなります。
サブディレクトリ貸しは、貸す側と借りる側どちらにもメリットがあり、Win-Winの関係で成り立っています。
Win-Winの関係が成り立っているサブディレクトリ貸しですが、Googleは基本的に推奨していません。
ドメインがペナルティを受けると、親ドメインもペナルティを受けるなどのリスクがあるので注意が必要です。
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