SEO
公開日2024年3月14日
更新日2024年05月31日
Webマーケティングとは?基本施策の種類や始め方、担当者の仕事内容、勉強方法を解説
甲斐龍之介
SEOツール「Nobilista(ノビリスタ)」の事業責任者。株式会社IIPにて取締役兼SEO担当者。中小企業庁が設置した経営相談所、福岡県よろず支援拠点にてSEOコンサルタントとしても活動。
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誰もがスマホやパソコンでネットにアクセスする現代では、企業活動を進めるためにネットの活用が欠かせません。
そこで必要な施策が、オンラインで商品やサービスの理解を広めるWebマーケティングです。
Webマーケティングはすでに長い歴史を持っており、その方法論はある程度固まっています。
そのため、基礎的な知識がないと競合他社に遅れを取ってしまうでしょう。
この記事では、Webマーケティングの種類や仕事内容、施策の始め方などを解説しています。
似た言葉であるデジタルマーケティングとの違いや、担当者に向いているタイプなども説明するので参考にしてください。
さらに独学したい人に向け、Webマーケティングの勉強におすすめの本も紹介しています。
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Webマーケティングとは
Webマーケティングとは、インターネットを活用したマーケティングです。
特に、オフラインのマーケティング手法と比べると、下記のような特徴を持ちます。
一瞬で情報を届けられる
インターネットを使えば、世界中どこにでも一瞬で情報が届きます。
郵送や電話、また新聞や雑誌などでは、どうしても時間がかかります。
テレビやラジオは伝達自体は一瞬ですが、番組が放送されるまで情報を届けることができません。
それに対し、ネット配信であれば、いつでも情報を伝達できます。
興味のある人を集められる
一般の広告でも、媒体や番組の内容などから、一定の層に絞り込む事は可能でしょう。
しかし、それ以上に細かく属性を分けて見込み客を集められるのが、Webマーケティングです。
検索ボックスに入力されたキーワードは、その人が持っている興味や関心、知りたいことを明確に示します。
それに応えるコンテンツを作ることで、特定のテーマに興味がある人を効率的に集められるのです。
マーケティング費用を削減できる
多くの人に一斉に情報を伝えられるという事は、それだけ手間やコストも低くなるということです。
WebサイトやSNSの運用には一定のコストがかかりますが、それらは通常の広告に比べれば非常に小さいものでしょう。
広告を出す場合も的確にターゲット層に届けられるため、通常の広告手段よりコストを抑えられます。
マーケティング費用を削減できれば、その分価格を安くしたり、他のサービスにコストをかけられます。
データ分析を活用して施策を最適化できる
一般的なマーケティングでも、一定のデータを集める事は可能です。
しかし、集計作業や効果測定には、どうしても人手がかかってしまうでしょう。
それに対してWebマーケティングでは、活動がそのままデータの収集や分析につながります。
インターネットやパソコンなど、デジタル環境で完結するからです。
アクセス数やコンバージョン率など、全てがリアルタイムか、それに近い時間で取得できます。
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見込み客を迅速に絞り込める
従来のマーケティング手法では、キャンペーンの成果を確実に測定するのは困難です。
時間やコストもかかります。
対してWebマーケティングでは、クリックスルー率(CTR)やインプレッション、コンバージョンなどの指標をリアルタイムで取得できます。
必要な調整をすぐに施せるので、キャンペーンの最適化ができるでしょう。
Webマーケティングとデジタルマーケティングの違い
Webマーケティングとデジタルマーケティングには、下記のような違いがあります。
Webマーケティング | デジタルマーケティング | |
活動目的 | オンライン上が目標 | オフラインの広い目標も含む |
使われる手段 | オンラインで使われるもの | オフラインも対象 |
対象顧客 | 新規顧客が中心 | 既存顧客が中心 |
営業方法 | プル型 | プッシュ型・プル型 |
営業のアプローチ | 新規顧客の検索ニーズ | 既存顧客の課題検索ニーズ |
活動目的
自社のWebサイトへの訪問を通じ、最終的に利益に繋がるユーザーを獲得するのがWebマーケティングの活動目的です。
そこから獲得できる利益も重視されるので、サイト訪問をした顧客の育成や見込み顧客の発掘も目的の1つです。
具体的には、以下の点に焦点が当たります。
一方、デジタルマーケティングでは、Webサイト以外の要素も対象です。
具体的には、以下のような広い目標を含みます。
- ブランド認知の向上
- 顧客ロイヤルティの向上
- 販売促進
- 市場シェアの拡大
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使われる手段
Webマーケティングでは、オンラインでの手法が使用されます。
具体的には、以下のように主にWebサイトに関するものです。
一方、デジタルマーケティングでは、オフラインも対象になります。
具体的には、以下のように多くのチャネルが重複するのが特徴です。
- モバイルアプリや、アプリ内の広告
- 電子メール配信ツール(MA)
- 商談管理ツール(SFA)
- 顧客関係管理ツール(CRM)
- ディスプレイ広告
- テレビやラジオの広告
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対象顧客
Webマーケティングでは、インターネットの利用者が対象です。
以下のようにオンラインで情報を探したり、商品を購入したりする傾向が強い顧客に焦点を当てます。
- 検索エンジンから自社サイトに訪問した人
- SNSから自社サイトに訪問した人
- ネット広告から自社サイトに訪問した人
多くは、名前などの顧客情報が分からない未知の層です。
一方、デジタルマーケティングでは、オフラインを含む幅広いターゲット層が対象となります。
具体的には、以下のように新規の顧客層もありますが、既知の対象が多くなるのが違いです。
- モバイルアプリの利用者
- メールの配信登録者
- 店舗を訪れた人
- テレビやラジオを見た人
営業方法
Webマーケティングでは、オンラインで顧客とのコミュニケーションを強化します。
そのため、利用される営業方法は主に「プル型」です。
プル型では、主にユーザーの行動が基本になります。
例えば、配信した動画コンテンツを見たユーザーが、自らWebサイトを訪問してもらうという方法です。
そのため、どうしても「待ち」の場面が多くなります。
一方、デジタルマーケティングでは既存顧客も対象となるため、利用される営業方法は「プル型」と「プッシュ型」の併用です。
プッシュ型では、主に自社側の行動が基本になります。
例えば、メール配信で情報を伝え、それを見たユーザーが非公開の登録フォームに訪問するという方法です。
営業のアプローチ
Webマーケティングでは、新規顧客の検索ニーズが営業のスタートです。
最初に行うことは、そのニーズに対応したコンテンツを作ることになります。
そこから問い合わせフォームや電子メールなどを通じて顧客との直接的な対話を促進し、最終的に商品やサービスの販売につなげるわけです。
顧客との関係性はWebサイトなどを通じて進められ、販売まで導くことに焦点が当てられます。
一方、デジタルマーケティングでは、既存顧客の課題検索ニーズが主なスタートです。
既につながっている顧客を相手に、商品やサービスの購入、取引の促進などを勧めます。
そのため、顧客データの管理や分析、業務の自動化なども大きな対象です。
Webマーケティングの基本的な施策の種類や事例
Webマーケティングの基本的な施策には、以下のようなものがあります。
これらを組み合わせて効果的なWebマーケティング戦略を構築すると、顧客獲得や売上増加につながります。
検索エンジン最適化(SEO)
自社サイトを検索結果のランキングに上位表示させ、そこから流入を増やす施策です。
長所は、ブランドの認知度が高まり、広告と比較してコスト効率が高いこと。
短所は、SEOが機能するまでに時間がかかることと、検索エンジンのアルゴリズム変更により順位が上下する可能性があることです。
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コンテンツマーケティング
コンテンツマーケティングでは、魅力的なコンテンツを制作し、顧客のニーズを引きつけます。
- ブログ記事
- 漫画
- 動画
- ポッドキャスト
- インフォグラフィックス
上記のようにさまざまな形式があります。
長所は、無料で視聴者を楽しませて教育し、ブランドを構築できることです。
短所は、競争率が高く、効果を発揮するには品質が欠かせません。
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ペイド広告
などの、ペイド広告は、検索エンジンの結果画面やSNSに出す広告のことで、PPCなどが該当します。
コンバージョンを高めるには、以下の打ち手が求められます。
- キーワードの選定
- 広告の作成
- クリック率(CTR)の最適化
- ランディングページのカスタマイズ
ペイド広告の長所は、いち早く掲載されるので時間効率が良いこと。
短所は、人気のあるキーワードを使う場合は費用が高く、広告に懐疑的な人も多いことです。
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SNSマーケティング
SNSを活用し、ブランドの知名度を高め、顧客との関係を構築するマーケティングです。
ここでは、コンテンツの投稿やシェア、フォロワーとの対話などが含まれます。
- X(Twitter)
- TikTok
投稿する際にはそれぞれの特徴を踏まえることが必要です。
長所は、特定の顧客セグメントを対象にすることで、適切な人にメッセージを伝えられます。
人々がコンテンツにコメントしたり、「いいね!」や共有をしたりすると、一気に拡散されるでしょう。
短所は、迂闊な発言をすると炎上するリスクがあることです。
逆に、平凡な投稿をしていると影響力を発揮できません。
効率的な投稿をするには、戦略的な計画と十分な時間が必要です。
SNSはSEOに効果がある?Twitter運用による拡散・流入の影響とは
電子メールマーケティング
電子メールを活用し、顧客とのコミュニケーションを進めるものです。
Webマーケティングの中で最も古く、最も効果的な手法の1つと言えるでしょう。
長所はまず、自社の都合で情報を伝達できるプッシュ型であることです。
リストの対象者と連絡を取れるので、購入を検討する際には優良な関係者となれるでしょう。
短所は、送られてきた電子メールを開かない顧客が多いこと。
顧客に購読を解除されないよう、付加価値を加える方法が難しいことです。
アフィリエイトマーケティング
アフィリエイトマーケティングは、インフルエンサーなどの協力を得て、自社のサービスや商品を既存顧客層にアピールします。
より良い関係を築くには、業界内でよく知られている人物と協力することです。
長所は、インフルエンサーのフォロワーが顧客候補となるので、自分で集客する必要がありません。
短所は、提携先を間違うと上手くいかず、一部のインフルエンサーには不信感も高まっていることです。
コンバージョン最適化(CRO)
訪問者を顧客に変換することを、コンバージョンの最適化(CRO)と言います。
ここをしっかりしておかないと、Webマーケティングが完成しません。
- A/Bテスト
- CTAの最適化
- フォームの最適化
長所は、最適化を進めることで訪問者に対する顧客を増やし、事業を成功に導けること。
短所は、そもそもWebサイトに人が来なければ意味がなく、そのためにも上部で紹介してきた施策が重要となります。
Webプロモーションの種類については、下記の記事で詳しく解説されています。あわせてご確認ください。
参考:Webプロモーションの種類とそれぞれの概要について|株式会社パラダイムシフト
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Webマーケティングの始め方・進め方
Webマーケティングは、下記のステップで始めてください。
ターゲット市場の分析
Webマーケティング戦略を決定する前に、まずはターゲットとなる顧客層を特定し、ニーズや行動パターンを理解しましょう。
ターゲットユーザーを把握する最良の方法は、製品を購入する可能性が最も高いのは誰なのかを考えることです。
- 市場調査
- 顧客インサイト
- 購買習慣
- 社会的地位
- 婚姻状況
上記のような収集を行い、市場を詳細に把握します。
予算を設定する
Webマーケティングを始める前に、必ず予算を設定しましょう。
多くのWebマーケティングは費用対効果が高く、概ね予算内に収まります。
多額の予算がない場合、複数の戦略に投資するのではなく、1つか2つの戦略に集中することをお勧めします。
ターゲット市場と予算が設定できたら、いよいよWebマーケティングの目標設定です。
目標の設定
実行に先立ち、最初にWebマーケティングの目標を明確に設定しましょう。
- Webサイトへのトラフィックの増加
- 問い合わせ数の増加
- ブランド認知度の増加
- オンライン売上の増加
- 顧客の関与の増加
上記のように具体的で測定可能な目標を設定します。
採用できる目標の数は予算によって変わるでしょうが、関連することも多々あります。
例えば、顧客離れの削減は長期的な成功に加え、ブランド認知度や顧客紹介の促進などにも影響を与える可能性があるからです。
コンテンツ戦略の策定
次に、ターゲット市場のニーズに合ったコンテンツを作成しましょう。
ここではまず、コンテンツマーケティングとSEOに注目してください。
特に重要なのは、キーワードの選定です。
ユーザーが検索によく使うキーワードを探してください。
続いて、ウェブサイトの最適化を進めます。
ユーザビリティやページの表示速度、モバイル対応などをチェックしましょう。
余裕があれば、SNSや電子メールなどの活用も検討します。
複数のチャネルを用いることで、より多くの流入を図ることができるからです。
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データ分析と改善
施策を実施したら、必ずその効果を定期的に確認し、データ分析を行います。
Webマーケティングでは、キャンペーンを開始したら終わるのではなく、そこが始まりです。
流入量の変化やコンバージョン率などを調査し、戦略の改善を行いましょう。
例えば、売上を増やしたいならば、その目標に向けたコンバージョンを確認します。
広告のクリックスルー率(CTR)が低かったら、潜在的な解決策を見つけてください。
Webマーケティング担当者の仕事内容と向いている人
Webマーケティングの担当者には、さまざまな性格や能力が求められます。
例えば、以下のようなものです。
これらの特徴を持つ人は、Webマーケティングの仕事に向いています。
仮に全てを持っていなくても、継続的な学習や成長意欲があれば、業務を遂行する上で問題はありません。
創造性と柔軟性
Webマーケティングでは、対象ユーザーの注意を引く魅力的なコンテンツやグラフィック、広告コピーなどが必要です。
それらを考案するには、新しいアイデアを生み出す創造性や、変化する環境に対応する柔軟性が欠かせません。
状況変化を示す好例は、Googleのアルゴリズムです。
アルゴリズムは常に更新されており、新しいバージョンがリリースされるたびにアプローチ方法が変わります。
そうした状況を前向きに捉え、変化を受け入れていく必要があります。
Googleアルゴリズムとは?仕組みやランキング要因、アップデートの歴史を解説
分析力とデータドリブン
創造性と柔軟性は右脳的な役割ですが、Webマーケティングでは左脳的な役割も欠かせません。
それが、分析力とデータドリブンです。
Webマーケティングはキャンペーンをスタートさせた時から、情報がデータとして取得できます。
それを迅速に分析し、改善していくことが重要です。
そこではデータ分析を得意にしており、数字を元に戦略を改善していく能力が求められます。
Googleアナリティクス4などのアクセス解析ツールも、使いこなせることが望ましいでしょう。
GA4 (Googleアナリティクス4)とは?設定方法や導入方法、見方・使い方を解説
コミュニケーション能力
コミュニケーション能力には2つの要素があります。
1つは、チームの内外におけるコミュニケーションです。
クライアントや上司、同僚やフリーランサーなどとの連携において、明確かつ効果的に情報を伝えられる能力が求められます。
もう1つは、対象となる顧客とのコミュニケーションです。
Webマーケティングでは、自社からのメッセージを広め、顧客との信頼関係を構築していくことが欠かせません。
それには、優れたコミュニケーションスキルがなければ難しいでしょう。
技術的知識
Webサイトにおける基礎的知識も重要です。
例えば、次のような技術的な知識が役立ちます。
- HTMLやCSSの知識
- CMS(コンテンツ管理システム)の知識
- SEOの知識
- SNSの知識
ただし、高度なプログラミングスキルなどは必須ではありません。
各所とのコミュニケーションを図る上で、最低限の知識が必要になるということです。
SEOに効果的なHTMLタグの書き方とは?基本構造やエラーがないかチェックする方法
マーケティング知識
Webに限らず、一般的なマーケティング知識を身に付けておくことも重要です。
自社の商品やサービスの特徴、顧客のニーズなどを理解し、それに応じた戦略を立てられるようにしておきましょう。
特に、オンラインに関わる知識は不可欠です。
SNSでの経験や、有料広告の運用などが役に立ちます。
自己学習能力
Webマーケティングの分野は常に進化しています。
新しい技術やツールに素早く適応するには、自己学習能力を持っていることが欠かせません。
- カンファレンスに参加する
- 専門の書籍を読む
- 他のマーケティング専門家と交流する
- 統計などの新しいスキルを学ぶ
上記のようなことを通じ最新のトレンドやテクノロジーを追いかけ、最新の状態に保つようにしておきましょう。
Webマーケティングを志す人にとって、生涯学習は絶対に必須の資質です。
SEO最新ニュース情報が収集できるまとめサイト一覧!日本国内・海外に分けて紹介
プロジェクト管理能力
これらを取りまとめて、最後に重要となるのがプロジェクト管理能力です。
複数のプロジェクトやタスクを同時に管理し、期限を守って成果を出せる能力が求められます。
多くの業界と同じく、Webマーケティングも多面的な分野であり、さまざまなスキルや資質が必要とされます。
そのため、担当者には効率的に時間管理を行える人を当ててください。
Webマーケティングは複雑であり、時間を効果的に管理できない人は圧倒されてしまう可能性があるからです。
Webマーケティングの勉強におすすめの本
ここでは、Webマーケティングの勉強におすすめの本を紹介します。
- マンガでわかるWebマーケティング 改訂版 Webマーケッター瞳の挑戦!
- 沈黙のWebマーケティング ─Webマーケッター ボーンの逆襲
- 現場のプロから学ぶ SEO技術バイブル
- Googleアナリティクス 分析・改善のすべてがわかる本
- SNSマーケティングのやさしい教科書。
マンガでわかるWebマーケティング 改訂版 Webマーケッター瞳の挑戦!
マンガで解説されているので初心者でも分かりやすく、視覚的にも理解しやすい入門書です。
大枠を掴んでから、細かい部分を少しずつ学んでいく方法で効率よく学べます。
具体的な事例が多く掲載されているので、理論に加えて実践的な知識も得られます。
沈黙のWebマーケティング ─Webマーケッター ボーンの逆襲
本書もマンガ形式で、初心者にも分かりやすく書かれた書籍です。
Webマーケティングに加え、上位の概念である一般的なマーケティング情報の記載もあります。
失敗例も多く掲載されているので、どうしたら失敗を避けられるかも分かるようになるでしょう。
現場のプロから学ぶ SEO技術バイブル
Webサイトで実施すべきキーワード戦略やコンテンツマーケティングなど、一般的なSEO対策を紹介した上で、モバイルファースト時代に必要な知識や技術が分かりやすく解説されています。
Googleアナリティクス 分析・改善のすべてがわかる本
Googleアナリティクスをどう使えば良いのか、実践テクニック形式で教えてくれる書籍です。
集客力を高めるには、データを眺めるだけではなく、詳細な分析テクニックを行使していく必要があります。
実際にアナリティクスを活用する人にとってはバイブルになるでしょう。
SNSマーケティングのやさしい教科書。
SNSでビジネスを成功させるための知識や実践が解説されています。
特徴は、Facebook・Twitter・Instagram・LINE・YouTube・TikTokなど、主要なSNSごとに特徴や活用法を紹介していることです。
実際の事例も多数紹介されているので、SNSを活用したい人におすすめです。
SEO対策におすすめの本9選!入門書/ブログ向け/ライター向けなど目的別に書籍を紹介
Webマーケティングに関するよくある質問
最後に、Webマーケティングに関するよくある質問をまとめました。
Webマーケティングは「しんどいから、やめておけ」と言われました
確かに、Webマーケティングを進める上では多くの課題に直面することがあります。
しかし、成長や達成感を得られる可能性もあり、何より現在のネットワーク社会では挑戦しない選択肢はないでしょう。
資格は必要でしょうか?
Webマーケティングにおいて、特定の資格は必要ありません。
ただし、関連する資格は信頼性の向上やキャリアの醸成に役立つ場合があるでしょう。
独学や未経験でも出来ますか?
独学や未経験の方でも実践できます。
その場合はまず、無料のWebサイトやブログ、YouTubeなどから学ぶことがおすすめです。
副業でも出来ますか?
副業としても十分に可能ですが、まずは本業の方で経験を積むことが先でしょう。
本業が別の場合は、自分が運営するWebサイトやSNSでポートフォリオを作成してください。
大手の会社と中小企業で行うべきWebマーケティングは変わりますか?
大手と中小企業では、Webマーケティングのアプローチや戦略に違いが出ます。
まず、大手は広い市場で多数の競合を相手にしますが、中小企業は狭い市場で競合も少ないことが多いです。
また、大手は既に高いブランド認知度を持っていますが、中小企業はそうでもないことが多いでしょう。
さらに、マーケティング予算でも大手と中小企業には違いがあります。
それぞれの企業の特性やニーズに合わせて、適切なWebマーケティング戦略を構築することが重要です。
オススメの販促手法を教えてください
基本となるのは、効果的なターゲティングや魅力的なコンテンツです。
まずはニーズに応えたコンテンツを作成し、広告素材を作成します。
そしてそれらをSNSで拡散するとともに、販促キャンペーンを実施し、集客を図るという方法です。
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