SEO

更新日2024年07月08日

Webライターの見つけ方と採用後のマネジメントのやり方とは?高品質な記事を納品してもらうためにできること

甲斐龍之介

SEOツール「Nobilista(ノビリスタ)」の事業責任者。株式会社IIPにて取締役兼SEO担当者。中小企業庁が設置した経営相談所、福岡県よろず支援拠点にてSEOコンサルタントとしても活動

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ブログなどの記事執筆を「優秀なWebライター」に依頼したい。
高品質な記事が書けるWebライターの見つけ方が知りたい。

Webライターを探すには、おもに6つの方法が挙げられます。

  • 記事制作会社
  • ブログや記名記事、SNS、セミナーなどでスカウト
  • 同じWebライターからの紹介
  • 自社の採用ページ、SNSでの採用募集
  • 外部の採用サイトを使った求人募集
  • クラウドソーシングの利用

「ただの」Webライターを探すのであれば、上記いずれの方法でも問題ないでしょう。
しかし、スキルと実力を兼ね備えた「優秀な」Webライターを探しているのであれば、注目したいのは探す方法ではないのです。
この事実を知らずに、Webライターへ外注したり、採用したりすることで、失敗をする依頼者が後を絶ちません。

ということで今回のNobilistaブログのテーマは、優秀なWebライターの探し方そして捕まえ方継続的に記事を依頼するためのコツについて。
ちなみに筆者は、記事を依頼する側とされる側の両方を経験しています。

  • 企業のWeb担当者として、Webライターとやりとりを経験
  • フリーのWebライターとして、記事の外注・依頼を受けていた経験

そんな「ふたつの経験」を持つ筆者が「ふたつの視点」で外注・採用募集のポイントをお話しします。
体験談や経験といったリアルな部分にも触れているので、ぜひ参考にされてください。

記事制作の外注のやり方とは?ライティングマニュアルの作り方と具体例も解説

多くの人が「優秀な」Webライターと出会えていないという事実

記事を書いてもらうのなら、成果を出してくれる、優秀なWebライターに依頼したいもの。
でなければ、思いどおりの結果が出ずに、かけたコストも無駄になってしまいます。

とはいえ、優秀なWebライターと出会うのは、そう簡単ではありません。
有名だから、ネームバリューがあるから、経験豊富だから、報酬が高いから。
実は、このような記載があるからといって、そのWebライターが信用・信頼できる、または成果を出してくれるとは限らないのです。

たとえば、株式会社EXIDEAの「 BtoB 企業に所属する社員106名を対象にした調査」では、記事制作会社への外注の「8割以上」が失敗しているという結果も。
失敗と感じた理由は、以下のとおりです。

  • 記事のテーマに関する専門知識がなかった
  • SEOに関する知識やノウハウがなかった
  • 似たような記事がいくつも納品された
  • やりとりやコミュニケーションがうまくいかなかった
  • スケジュール管理がずさん
  • 外注先から提案などの自発的な動きがなかった
  • マーケティングに関する知識やノウハウがなかった

さらに筆者の体感としては、質の低い記事と気づいていない依頼者も多いように思えます。
たとえば、PV数(閲覧数)は多いもののCV(コンバージョン)につながらない記事はその典型でしょう。

Webライターへの記事外注と採用が失敗する原因

どうして依頼者は、Webライター選びに失敗してしまうのでしょうか。
Webライターへの記事の外注や採用が失敗するのは、4つの原因が考えられます。

  1. 優秀なWebライターかどうかを判断できない
  2. Webライターへの事前の情報共有が十分でない
  3. 優秀なWebライターが集まる契約内容でない
  4. Webライターへのマネジメントが不足している

優秀なWebライターかどうかを判断できない

そもそも、高品質な記事を書けるWebライターとそうでないWebライターの区別がつかなければ、失敗してしまう可能性は高いといえます。

また、有名だから、経験があるからという理由で、外注を依頼または採用をして失敗したケースも、こちらの原因に該当するでしょう。
「依頼者にとって」優秀なWebライターが、見極められていないのと同じことだからです。

このような失敗をしないためには、まず依頼者が以下の点を正しく理解しなくてはなりません。

  • 優秀なWebライターとはどのような人物を指すのか
  • 高品質な記事が書けるWebライターと、そうでないライターを判断するポイント
良質なコンテンツとは何か?Googleの定義や作り方のポイントを解説

Webライターへの事前の情報共有が十分でない

記事を依頼、または採用したWebライターが、思っていたような成果を出してくれなかったというのはよく耳にする話です。
また、Webライター側が、思っていたような作業・契約内容でなく、たまりかねて連絡がとれなくなる(雲隠れする)といったトラブルも聞いたことがあります。

この失敗の根本的な問題は、お互いの認識にズレがあったことでしょう。
Webライター側が、事前に提示している情報にしっかり目を通していない可能性ももちろんありますが、依頼する側の情報提供・共有が不足していた可能性も考えられます。

そこで重要となるのが、Webライターと認識のズレやすい部分を中心に、あらゆる情報を事前に共有してあげることです。

事前に情報を共有するメリットは、これだけではありません。
求める水準に達していないなど、条件とは違うWebライターを応募段階ではじくこともできます。

また、スカウトや直接依頼をする場合でも、Webライターとしては情報が多ければ多いほど、具体的であればあるほど、依頼を受ける・受けないの判断がしやすいです。
いずれのWebライターの探し方でも、情報の提示・共有は重要なことといえるでしょう。

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優秀なWebライターが集まる契約内容でない

優秀なWebライターの視点に立って「契約内容(契約条件)」を設定できている依頼者は、そう多くありません。
これもまた、依頼する側とWebライター側の認識のズレが引き起こした失敗といえるでしょう。

基本的に、契約内容(条件)とWebライターのレベルは、比例しています。
魅力的な契約内容(条件)には、それだけ良いWebライターが集まりやすいです。

優秀なWebライターが、どのような部分に魅力を感じ、さらには応募したくなるか。
逆に、どのような依頼内容や契約内容(条件)を避けようとするか。
Webライターの視点に立って、契約内容や契約条件を考えることもまた、記事の外注依頼や採用を成功させる秘訣といえるでしょう。

求めるレベルのWebライターが募集してくれない場合は、まず契約内容や契約条件、作業内容の抜本的な見直しを考えてください。
さらに、クラウドソーシングや社内で求人募集を出す探し方では、募集要項の書き方にも意識を向ける必要があります。

Webライターへのマネジメントが不足している

せっかく労力をかけて記事を外注、またはWebライターを採用しても、長続きしないという話をよく聞きます。

この原因は、ひと言でいうとWebライターに対するマネジメント不足。
もっというと、Webライターへのマネジメントに対する理解不足ともいえるでしょう。

マネジメントとは、ざっくりいうと「目標・目的を達成するためのサポート・管理をおこなうこと」です。
もちろん、ただ目標・目的を達成すればよい、というわけではありません。
「確実に」であり、できる限り「効率的」で「損失も抑えて」達成する必要があります。

ここでの目標・目的は、Webライターに質の高い記事をより多く執筆してもらうことです。
目標を達成するには、長続きしないという問題を解決しなくてはなりません。

言い換えれば、優秀なWebライターを長く引き留める方法を考える必要があります。
では、長く引き留めるためには、何をしたらよいか。
Webライターは、どのような点に魅力ややりがいを感じて、依頼を受け続けてくれるか。
これを考えて実行するのが、まさにマネジメントです。

長続きしないという失敗を回避するためにも、依頼者はWebライターへのマネジメントについても、よく理解しておくことをおすすめします。

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高品質な記事が書けるWebライターの見つけ方

「優秀なWebライターかどうかを判断できない」という依頼者にまず見てほしいのが、高品質な記事が書けるWebライターの特徴です。

  1. つねに記事の差別化を意識している
  2. 記事テーマに有用なスキルや専門知識、資格を持っている
  3. オリジナリティ性の高い記事が書ける
  4. ターゲットと検索意図の読み解きが得意
  5. 思いやりがある・気配り・気遣いができる
  6. コンバージョンが意識できる
  7. Webライティングの経験がある
  8. Webライターとしての責任感や倫理観がある
  9. プロ意識や熱意があり、つねに勉強・情報収集をしている

Webライターへ記事を外注する際や採用をする際に、優秀なWebライターかどうか判断するポイントや見極め方としてぜひ活用ください。

つねに記事の差別化を意識している

いまGoogleはコンテンツの差別化、つまりオリジナリティを非常に重要視しています。
Googleの公式ガイドラインから見ても、それは明らかです。

・コンテンツは、独自の情報、レポート、研究または分析の結果を提示しているものですか。

(省略)

・コンテンツには、自明の事柄だけでなく、洞察に富んだ分析内容や興味深い情報が含まれていますか。
・コンテンツが他のソースを参考にしたものである場合は、単なるコピーや書き換えではなく、付加価値とオリジナリティを十分に示すものですか。

(省略)

・検索結果に表示された他のページと比較した場合、コンテンツは実質的な価値を提供していますか。

引用:Google

しかし、差別化を意識して記事が書けるWebライターは、実はそう多くありません。
もっというと、差別化を「つねに意識できている」人もまだ少ないのではないでしょうか。

そこで依頼者が注目したいのが、過去の実績記事やテストライティングの結果です。
記事の対策キーワードを実際に検索してみて、上位サイトと差別化されているか、確認してみましょう。

ただ、実績記事があまりにも古かったり、Webライターの現在地によって、上位サイトが違う可能性もあるため、あくまで参考にという点は理解しておいてください。

記事テーマに有用なスキルや専門知識、資格を持っている

書いてほしい記事のテーマにおいて、差別化となるスキルや専門知識、資格を持っているWebライターは非常に貴重です。

また、差別化だけでなく、同じくSEOにおいて重要性が増している「E-E-A-T」という観点でも、まさに魅力的な存在といえるでしょう。
具体的には、以下のようなWebライターが挙げられます。

  • 外国語ができる(情報の幅が広がる)
  • 記事テーマに関する専門知識がある(その業界で働いている人、資格所有者)
  • 記事のテーマについてインタビューや取材ができる人脈を持っている
E-E-A-Tとは?Googleが重要視するSEO最重要評価基準を高める施策を解説!

オリジナリティ性の高い記事が書ける

差別化を意識していても、スキルや知識があっても、実際に記事に反映できなければ意味がありません。
そして、オリジナリティ性の高い記事は、スキルや知識がなければ執筆できないというのも間違いです。

次のようなWebライターの個性を活かしても、オリジナリティ性のある記事を執筆することもできます。

  • おもしろい視点を持っている
  • 人とは違う企画力・構成力を持っている
  • ずば抜けた調査力がある
  • 独自で調査や研究ができる
  • 変わった表現力を持つ

スキルや専門知識、資格を持つWebライターは、報酬額が高い傾向にあります。
Webサイトのテーマやイメージに合うのなら、このような個性あるWebライターを発掘することも、個人的にはおすすめです。

Webライターの個性が見たい場合は、テストライティングを活用します。
その際、事前に個性を見たい旨や求めている個性的な記事像(参考となる記事)を伝えておきましょう。
Webライターによっては、個性を出すことをあえて抑えている可能性があるからです。
のびのびと個性が出せるよう、ぜひ事前に伝えてあげてください。

ターゲットと検索意図の読み解きが得意

ここまで、記事の差別化に強いWebライターを紹介してきました。
差別化以上に、実は重要といえるのが、ターゲットと検索意図を読み解く力です。

とくに、記事の構成からWebライターに任せる場合は、重視したい部分。
個人的には、記事執筆においてとくに難しい部分が、この検索意図を深掘りして読み解くことだと思っています。

検索意図を調査・分析する方法はたしかにあります。
しかし、そこからさらにどれだけ想像を膨らませられるか、この部分はWebライターの力量に依存するといってもよいでしょう。

ところで、どうして検索意図が記事執筆において重要なのか、疑問に思っている依頼者もいるでしょう。
検索意図が重要とされる理由のひとつは「検索意図がわかる=読み手の立場に立った文章が書ける」からです。
たとえば、以下の文章を見てください。

高品質な記事を依頼する際のポイントを紹介します。
高品質な記事が書けるWebライターとは「上位表示できる記事が書けるWebライター」です。
そのため、上位表示のできるWebライターに依頼をしましょう。

とくに問題のない文章にも思えますが、よく考えてみてください。

まず、読み手(記事を見るユーザー)は、記事を優秀なWebライターに依頼したい人です。
この記事を見ているあなたともいえます。
いざ、Webライターを探す際に、上記の情報は役に立つでしょうか。

「で、上位表示できる記事が書けるWebライターってどんな人?どこを見ればわかるの?」

おそらく、このようになると思います。
つまり例文は、検索意図の深掘りができておらず、読み手の「高品質な記事が書けるWebライターを探して依頼したい」という視点が抜け落ちている文章なのです。
これでは、上位サイトに求められている「役に立つ記事」とは言えません。

検索意図とは?分類や調べ方、分析に役立つSEOツールを紹介

思いやりがある・気配り・気遣いができる

思いやりのある人は、気配りや気遣いをする能力に長けています。
言い換えると、他人に対して思いを巡らし、その人に最適な行動を返すことが得意です。

実は、この人を思いやることや気配り・気遣いの能力は、高品質な記事を執筆するうえでも欠かせません。
質の高い記事の条件として記事の網羅性、つまりユーザーの疑問や反論に先回りして答えるというものがあります。

思いやりのある人、気配り・気遣いができる人は、質の高い記事の執筆に必要な能力を持っているといえます。

思いやりのある人、気配り・気遣いができる人の見分け方は、やりとりのメッセージや求人の応募文などに注目してみてください。
依頼者が気になる情報を事前に提示してくれたり、文章を読みやすいよう工夫してくれたり、言葉遣いがていねいだったりと、さまざまな部分において配慮が行き届いています。

コンバージョンが意識できる

コンバージョンが達成される記事、つまり成果を出す記事が書けるかどうかも重要です。

Webライターのなかには上位表示、つまり1位になることやPV数にしか目がいかない人もいます。
しかし、趣味のブログをのぞけば、ほとんどの記事は利益という成果を出さなくてはいけません。

自発的にコンバージョンにつながる文言を入れられる、コンバージョン意識のあるWebライターであるかどうかにもぜひ注目してみてください。

ちなみに個人的な印象では、コンバージョンが意識できる方は、外注でも「ワンチームの意識」を持って対応してくれることが多いように感じます。
つまり「外部の人間」ではなく、いち社員や仲間として利益を追及しようと、自分の役割と最適な立ち回りを考えている方が多いです。

以下のような意識ができるのも、ワンチーム意識のあるWebライターならではでしょう。

  • 依頼者とWebライターのやりとり(修正指示)も一種のコストである
  • 利益(収益)を出さなくてはいけない
  • 費用対効果を考えなくてはいけない

フリーランスや個人事業主のWebライターを除いて、つねにコストと利益を意識できるWebライターはそう多くありません。

そのコンバージョン意識やワンチーム意識は、実績やテストライティングから見ることができます。
コンバージョンに誘導するような文章があるか、CTAがあるかがひとつの基準となるでしょう。
また、自発的に記事のゴールは何か聞いてくる方も、コンバージョン意識があるWebライターの可能性が高いです。

Webライティングの経験がある

Webライティングの経験年数も、また注目したい部分でしょう。
もちろん、経験年数が長ければ、確実に成果が出るというわけではありません。
しかし、Webライターがさまざまなノウハウを持っていることは確かです。

また、経験年数と併せて「自身で実際にWebサイトを運営しているWebライター」や「企業でWebライターとして働いていた方」「個人事業主・フリーランス歴の長いWebライター」は、さらにスキルの高い傾向にあります。

ただ、クラウドソーシングのみでのライティング経験については、注意が必要。
クラウドソーシングのみで経験を積んだ方のスキルは、発注者が提供するレギュレーション(ライティングマニュアル)に依存するからです。

筆者も何度か、クラウドソーシングで依頼を受けたことがありますが、なかには古いSEOや内容の薄いレギュレーションもいくつかありました。
クラウドソーシングのみの経験者は、テストライティングでその実力をよく確かめるようにしましょう。

記事制作の外注のやり方とは?ライティングマニュアルの作り方と具体例も解説

Webライターとしての責任感や倫理観がある

個人的に、責任感や倫理観を持って記事を執筆しているかどうかは、非常に大切なことだと思っています。

責任感や倫理観がないと、どうしても軽い気持ちで記事を執筆してしまいます。
その結果、誤解を招く表現や差別的な表現を使ってしまったり、よく調べずに間違った情報を使ってしまったり。
残念ながら、このような無責任な文章や記事を執筆するWebライターは、まだまだ多いです。

基本的に、署名記事・記名記事でなければ、責任に問われるのは記事を掲載しているメディアやWebサイトです。
ブランドに傷がつくのはもちろん、最悪、責任問題に発展する可能性もあるでしょう。
社会問題にまでなった、キュレーションサイト「WELQ」がよい例です。

自分の書いた文章や記事が、たくさんの人の目に触れるという意識があるか。
情報を発信することに対して、責任感はあるか。

そのため、実績記事やテストライティングで、根拠やエビデンスの不明な情報はないか、雑な印象や適当な印象を受けないか、よく確認することをおすすめします。

プロ意識や熱意があり、つねに勉強・情報収集をしている

プロ意識のあるWebライター、自身の仕事に誇りを持っているWebライターは、自分磨きを欠かしません。

まず、変化の激しいSEOについては、つねに最新の情報を追うようにしています。
さらに、記事のテーマに関することや、執筆にかかわることなど、少しでも関係のありそうな知識を貪欲に取り込む方が多いです。

筆者が聞いたなかでは、以下のような分野にも精通している方がいました。

  • 文章、ライティング
  • マーケティング全般
  • 行動経済学
  • 心理学
  • 脳科学
  • IT全般
  • HTML
  • CMSWordPressなど)
  • 取材・インタビュー・対話について
  • 文学
  • 言語学
  • 古典芸能

Webライターに対して、いま興味のある分野や勉強中の分野を聞いてみるのも、おもしろいかもしれません。

SEO対策の勉強におすすめの本9選!目的別に良書を紹介

(補足)すべてを叶えるWebライターはいない

ここまで、優秀なWebライターの特徴を紹介しました。
ただ、このすべてに当てはまるWebライターは、おそらくいません。
いるのであれば、それこそ並みの報酬では依頼できないレベルです。

実際にWebライターを探す際は、ある程度の折り合いをつける必要があるでしょう。

その際、自サイトの記事で、優先すべき要素とそうでない要素を考えておくと、Webライターを選びやすくなります。
たとえば、自サイトはユニークな視点でかかれた記事が強みだから、多少経験が浅くても、おもしろい視点で記事を書いてくれる人がよいといった感じに。

また依頼する側は、どのような記事が高品質といえるか、質の高い記事の定義も知っておくべきです。
でなければ、実績記事やテストライティングで、本当にスキルのあるWebライターかどうか判断できません。

良質なコンテンツとは何か?Googleの定義や作り方のポイントを解説

Webライターの採用を成功させるポイント

「Webライターへの事前の説明が足りない」「優秀なWebライターが集まる契約内容でない」という失敗をしないためには、採用における7つのポイントを意識しましょう。

  1. 希望の働き方・働くうえで重視していることを聞く
  2. 平均よりも少し高めの報酬額を設定する
  3. 過去に書いた記事を提出してもらう
  4. 募集要項(契約内容、作業内容)を細かく書く
  5. テストライティングをする
  6. レスポンス(返信)は速く
  7. 副業ライターはよく見極める

希望の働き方・働くうえで重視していることを聞く

就活面接のように、Webライターに働くうえでの希望や重視していることを聞くのは、採用後、長く執筆をしてもらうためにもおすすめです。

Webライターにも、やはり個性やタイプがあります。
そして、依頼側との相性が合わなかったり、Webライターに合わない仕事のスタイルやスタンスであれば、どうしたって長続きしません。

たとえば、2週に1記事のペースで記事を依頼する予定が、Webライター側はどんどん記事を執筆して、実績を増やしたい思っていた場合。
最終的には、自分に合った契約条件の方に行ってしまうでしょう。

また、Webライターによっては、得意なことと苦手なことがあります。
契約後にお互い「思っていたのと違う」とならないためにも、事前に共有しておくべきです。

たとえば筆者は、報酬額ももちろん見ていましたが、多少金額が低くても優先していたのが、同じSEO知識を持っているかどうかです。
レギュレーションで「上位サイトをリライトする」だけで終わっていたり、検索意図が自分の思っているものと違ったりと、自分の知っているSEO知識と違う、違和感のある記事構成を出すところとは、取引をしないようにしていました。

また、記事に対して調査の手が抜けず、非常に執筆に時間がかかるタイプだったため、納期を臨機応変に相談してもらえるところも重視していたポイントです。
そして出会った依頼者さんは、納期に間に合わないことがあっても、温かい目(生温かい目かもしれません……)で見守ってくださり、非常に長く、良好なお付き合いを続けさせてくださいました。

平均よりも少し高めの報酬額を設定する

基本的に「報酬額=Webライターのレベル」です。
長い目で見て考えると、平均よりも少し高い報酬額(筆者は「1文字1.5円以上」を推奨)を設定することをおすすめします。
そして、報酬に関して、以下の二択しかないということを理解しておきましょう。

  1. どこよりも高い報酬額で、優秀なWebライターに依頼する
  2. そこそこの報酬額と+αで、初心者・中級者のWebライターを育てる

高い報酬額で、優秀なWebライターに依頼する

優秀なWebライターにどうしても依頼したいのなら、どこよりも高い報酬額を提示しなくてはなりません。

Webライターの報酬額は、おもに以下の点で決まります。

  • 記事のテーマYMYLなど専門性の高いものは高単価)
  • 作業内容(別途取材あり、WordPressへの入稿ありなど)
  • Webライターの経験年数
  • 業界に携わった経歴・専門知識の有無
  • 資格の有無

▼経験年数ごとの報酬額の平均目安

ライター初心者(数か月)1文字「1円以下」
ライター中級者(半年~2年)1文字「1円~2円」
ライター上級者(3年~)1文字「3円以上」

とはいえ、1文字1円以下の案件のほとんどは、基本的に労働と対価が見合っていない印象です。
そのため、筆者は受けたことがありません。

もともと社内ライターだったのもありますが、外注を受ける時点で経験年数はあったので受けずにすんだといってもよいでしょう。
ただ、そういう意味では、スキルのある優秀なWebライターは、まず見向きのしない報酬額といえます。

では、1文字3円以上なら優秀なWebライターも依頼を受けてくれるのかというと、そう簡単な話ではありません。
考えたいのは、報酬額の平均目安よりも、Webライターが月に執筆できる記事の数です。

Webライターによって執筆にかかる時間はさまざまですが、それなりの質を求めるのなら1記事に「5日間~1週間」はかかると考えましょう。
であれば、月に執筆できるのは、せいぜい5~6記事。

この5~6記事のなかのひと枠をもらうには、ほかの依頼よりもその分高い報酬額を提示しなくてはなりません。
もちろん、Webライターは案件を天秤にかけて、基本的には高い報酬額のものを優先して受けます。

つまり、優秀なWebライターへ記事を依頼するには、報酬額バトルに勝つ金額を用意する必要があるといえるでしょう。

そこそこの報酬額と+αで、中級者のWebライターを育てる

「じゃあしょうがないから、報酬額を1文字1円以下にして抑え、経験の浅いWebライターを育てよう!それか平均価格で中級者を採用しよう!」

ここで考えたいのが、このレベルのWebライターのなかには一定数、ラクしてお小遣い稼ぎをしたい副業層がいるということ。
この層で、スキルアップを考えている人は少ないでしょう。
つまり、長続きしない可能性が高いのです。

ラクして稼ぎたい層でなくても、それなりに実績を積みスキルアップしたら、もっと報酬額が高い案件に移動します。
つまり、またいちからWebライターを育てなくてはなりません。

平均よりも少し高い報酬額を設定する意味がわかったかと思います。
高い報酬額で優秀なWebライターを採用できないのであれば、長い目で見てWebライターとして素質のある少しでも優秀な初心者・中級者を、平均よりも高い報酬額で採用し、育て、単価アップで引き留め続けることが最良なのではないでしょうか。

過去に書いた記事を提出してもらう

採用前には、過去の実績も確認することをおすすめします。

このとき、できれば「生原稿」を提出してもらいましょう。
つまり、編集者によって修正がされてない記事です。

実際にメディアにアップされているものは、編集者の手が多く加わっている可能性があります。
実はすばらしい文章でも、そのほとんどは編集者の修正のおかげなんてことも。

そして、どこからどこまでの作業をしたかも尋ねましょう。
構成作りから携わったのか、もしくは構成や見出しなどはすでにあり、書く内容も指示されたうえで執筆をおこなったのか。

記事では、以下のことをおもに確認します。

  • 文章力(読みやすいか、表現はわかりやすいか)
  • 検索意図に適しているか
  • 根拠やエビデンスの不明な情報はないか
  • 基本的なSEOは考慮されているか
  • コンバージョンは意識されているか
  • 文章量(依頼する記事と同じくらいの文章量か)
  • 雑な印象はないか、熱意が感じられるか
  • コピペや上位サイトのリライトなど禁則事項をおこなっていないか

育てる予定の初心者・中級者であれば、最後の禁則事項以外は、すべてクリアできていなくても問題ありません。
テストライティングもあるため、あくまで参考程度に見るようにしましょう。

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募集要項(契約内容、作業内容)を細かく書く

記事を外注する際も、求人採用をおこなう際も、契約・作業内容、募集要項は具体的に、そしてくわしく書くべきです。
そうすることで、契約後の認識のズレをなくし、長く良好な関係を続けることができます。

まずは、Webライターが安心して応募できる、募集要項に書くべき内容や項目を一覧にして紹介しましょう。

①依頼内容Webライターに依頼する作業内容の詳細。
この部分に書いていないことはやってもらえないという気持ちで、
契約書レベルで書き込みましょう。

▼具体的な項目
・依頼する記事のテーマ
・記事の掲載先
・想定している文字数
・作業内容(執筆のみか、構成・見出し作成からかなど)
・情報収集の方法
・修正の有無と回数
・禁止事項
・記事の本数
・想定文字数
(多少の過不足は問題ないか)
②納期・想定稼働時間予定している納期(作業にかかる時間)。
余裕をもって設定することをおすすめします。
また、記事のボリュームやWebライターの経験も考慮してあげましょう。
③報酬報酬と報酬金額の計算方法。
文字単価制か、記事単価制かなどの計算方法や文字単価にについて。
文字数に含めない文字について。
トラブルになりやすいため、契約書を書く気持ちで詳細に書くことをおすすめします。
④応募資格(必須条件)スキルや経験、知識、資格など、応募における必須条件。
平均よりも高い報酬額を設定した場合、応募もその分多くなります。
そのため求める条件でふるいにかけるためにも、応募資格は具体的に、
かつ求めるスキルや要望をしっかりと明記しましょう。
⑤あると良い経験、
能力、スキル、人物像
採用に際して、優遇する経験や能力、スキル、人物。
こちらも要望は、具体的に明記しましょう。
⑥採用スケジュール正式採用、契約完了までのスケジュール。
Webライターがおこなうべきこと、かかる日数など、
全体の流れが明確に想像できるよう、くわしく書きましょう。

筆者がWebライターだったときは、人柄のわかる募集要項によく応募していました。
なぜなら、思いやりのある対応、やりとりをしてくれる依頼者が多かったからです。
それを踏まえて、ぜひ参考にしてみてください。

(例文)

【依頼内容】
SEOを中心にWebマーケティングに関して解説する、お役立ちブログの記事執筆をお願いします。

・掲載サイト「×××」
https://example.com

※文体等は上記サイトの他のページを参考にされてください
※具体的な執筆ルールは、レギュレーションをご覧ください

▼作業内容
弊社からメインキーワードをお渡ししますので、以下の作業をお願いします。

・関連キーワードの調査
・構成作成(見出し作成)
・記事執筆(導入・まとめ・ディスクリプションも含む。装飾は不要です)
・画像選定(<h2>の大見出しごと:指定の有料画像サイトを使っていただきます)
・修正(修正は多くて2~3回程度、ただしライター様都合でそれ以上となる場合もあります)

※記事の入稿は弊社側でおこないます
※記事執筆のための情報収集は、上位10サイト、海外サイト、Q&Aサイト、SNSのコメントなどからお願いします
※以下「禁止事項」の厳守もお願いします
(禁止事項)
・他サイトのコピペ、リライト
・権利の侵害となる行為
・人を不快にさせる表現や攻撃的・差別的な表現の使用
・「ChatGPT」をはじめとした AIツールの利用
・弊社での記事執筆以外で、社内情報・データを無断使用・公開すること

▼記事本数
1記事
※テストライティング後、本採用・契約となったら継続的にご依頼する予定です

▼想定文字数
1記事の目安は5,000文字以上
※あくまで目安であり、検索意図によって変わりますので、超過する分にはかまいません
※下回る場合も、検索意図によってはOKする場合があります。確認したうえで判断します

▼提出方法
Googleドキュメント、またはWordで執筆
ファイルを専用のチャットルームにアップロード

【納期・想定稼働時間】
1週間につき1記事(想定している稼働時間 8時間/日)
※納期については臨機応変に対応します、事前にご相談ください

【報酬】
①構成作成1記事分「8,000円」
②1文字「1.5円~」
③画像選定は1枚につき「30円」
④記事中へのスクリーンショットの挿入1枚につき「50円」


※Webライターのスキル、記事の内容、品質・クオリティ、成果(検索順位・CV)によっては別途、報酬アップやインセンティブも予定しております
※上位表示した際は正式採用後、ご依頼が続いている限り、随時ご報告をいたします
(実績・成果の参考として確認ください。他社や他サイトでの公開・ご使用は禁止します)
※文字単価に含めないものは以下です。
・記号
・引用文、引用元の表記(URL含む)
・見出しやタイトルの文字(構成作成の報酬に含めています)
・内部リンク(関連記事)の表記

【応募資格(必須条件)】
・Webライターの経験が1年以上(クラウドソーシング除く)
・または、クラウドソーシングでのWebライターの経験が3年以上
・または、取材ライター(1年以上実務経験あり)
・最新のSEOに対して理解や学習意欲がある
・Googleドキュメント、Googleスプレッドシート、Word、Excelの使用経験
・個人情報を除いた「職務経歴」を提示できる人(社名は伏せて業種や職種の記載でも可)
・秘密保持契約(NDA)にご契約いただける方
・「禁止事項」を厳守できる方
・修正指示に従っていただける方
※ご納得いただけるよう修正理由は極力明記いたしますが、修正コストの関係上、最終的には修正のご対応をいただける方が望ましいです

【あると良い経験、能力、スキル、人物像】
・長文記事(8,000文字以上)の執筆経験
・記事の実績が提出できる方
※すでに掲載されている記事のURLでもよいですが、可能であれば修正前の生原稿をお願いします
※作業範囲も明記してください

・Webマーケティングに関する知識もある方(マーケターとして活動していた方)
マーケティング、SEO関連の資格所有者
・英語力(海外資料の翻訳・理解が可能なレベル)
・画像の加工
・記事中に挿入するイメージイラストの作成
・長文を読むのが苦でない・読書好き
WordPressでの入稿経験
・読者の立場にたってわかりやすい文章が書ける人
・活発的・積極的にやりとりができる方
※弊社はチャットツールを採用しています。そのため、いつでもご質問大歓迎です。不明な点はお気軽にご相談ください

【採用スケジュール】
①「応募資格(必須条件)」を踏まえた自己紹介・以下の質問を踏まえた自己PR・過去の実績を以下の応募フォームより送信してください

▼質問内容
・得意なこと(例:細かい情報調査、論理的な文章の執筆)
・苦手なこと(例:納期を守ること、テレビ通話によるMTG)
・得意な記事のジャンル
・興味のある分野
・記事執筆において意識していること、大切にしていること
・希望の働き方、仕事において重要視していること
※こちらの質問は記載した内容を保証するものではありません

②「1」を通過した方のみご連絡とテストライティングの詳細をお送りします(3日間以内)
③テストライティングに取り組まれる場合は、その旨と「テストライティングの期日」をご連絡ください(3日間以内)
※期日以内にご連絡がない場合は「仮採用取り消し」となりますのでご注意ください

④テストライティングの記事執筆が完了したら、事前にご連絡している指定メールアドレスへお送りください
⑤受け取りメールを送信後「3日間以内を目安に」採用可否をご連絡いたします(不採用の場合もご連絡をいたします)
⑥採用となった場合は、ご契約内容をお送りしますので、あらためてよくご確認をお願いいたします
※ご契約意思のある方は、その旨を「3日以内」にご連絡ください
※期日以内にご連絡がない場合は「採用取り消し」となりますのでご注意ください

⑦ご契約の完了・正式採用
※契約完了後、レギュレーションと併せて1記事目の依頼内容をお渡しします(初回は納期を長く設定しますのでご安心ください)

SEOの資格9選!取得の必要性や難易度、メリットを解説

テストライティングをする

実績だけでは、Webライターの実力はわかりません。
そのため、テストライティングを実施してみましょう。

テストライティングのテーマは、依頼する記事のテーマに近いものを選択します。

そしてテストライティングの報酬ですが、あえて筆者の個人的な考えをお伝えします。
個人的には、テストライティングの報酬は、通常に近い価格設定をおこなってください。
記事を使用するのが、確定しているのなら同価格です。

Webライティング経験者であれば、テストライティングで報酬が出ない案件はまずスルーします。
もっというと、無報酬は依頼する側のイメージが良いといえません。
信用できないイメージがついてはいけないので、避けることをおすすめします。

見方を変えれば、テストライティングに適正価格が提示できれば、それだけで良い印象を与えられます。
ぜひ、テストライティングの報酬については、視野を広く持って検討されることをおすすめします。

  • 検索意図った構成・内容か
  • 文章はわかりやすく、読みやすく、論理的か
  • 基本的なSEOはできているか
  • ほかの記事と差別化できているか(オリジナリティは感じられるか)
  • 全体的に雑な印象は受けないか(熱意ややる気を感じられるか)
  • やりとりはスムーズか
  • 禁止事項を守っているか

このすべてが完ぺきというのは難しいので、ある程度は育てるつもりでいるのがよいでしょう。

レスポンス(返信)は速く

やりとりのスピードは、速いことに越したことはありません。
やはり、レスポンスが速いとそれだけで、良いイメージを持ってもらえます。

クラウドソーシングを見ても、レスポンスの速さは、Webライターが依頼者を評価するポイントのひとつのようです。

副業ライターはよく見極める

Webライターには、副業ライターと専業ライター(本業ライター)がいます。
そして、先ほどもお伝えしたとおり、副業ライターのなかには、お小遣い稼ぎやラクして稼ぎたいという気持ちのある方が一定数いるようです。

ラクして稼ぎたい副業ライターと専業ライターの違いは、記事の質を高めるための努力や意欲です。

専業ライターはWebライティングで食べていくためにつねに技術を磨き、勉強して知識を蓄えなくてはなりません。
もちろん、Webライティングという仕事が好きな人も多いため、無理に勉強しているというよりも知りたい・気になるという興味の方が強いように感じます。
この点は、やはり記事の質にも、反映されているのではないでしょうか。

また、いまのSEOで上位表示する記事とは、多大な労力がかけられているものです。
Googleも、以下のように言っています。

非常に質の高いMCは、そのページを訪れた人が非常に満足するものでなければなりません。

非常に高い品質とは、高いレベルの努力、オリジナリティ、才能、スキルの証拠である。情報ページでは、正確で、明確に伝えられており、専門家のコンセンサスがある場合には、それと一致するものでなければなりません。

非常に高い品質のコンテンツは、そのトピックやタイプについて、オンラインで利用可能な最も優れたコンテンツの一部であることを意味します

引用(弊社意訳):Google

副業ライターの見分け方は、稼働時間です。
本業があるので、1日の稼働時間が少ない傾向にあります。

ただ、副業ライターの一定数がそうなだけで、真剣にWebライティングをされている、優秀な副業ライターの方も多くいます。
見分け方は、参考程度にとどめてください。

Webライティングとは?基本的な書き方やコツ・テクニック、役立つ本を紹介

Webライター採用後のマネジメントのポイント

最後に「Webライターとの付き合い方が不適切」という失敗を回避するための、Webライターのマネジメントのポイントについて見ていきましょう。

  1. 「進捗管理シート」を作り共有する
  2. コンスタントに依頼できるようにする
  3. レギュレーションは作り込む・定期的に見直す
  4. 最新のSEO知識を共有する
  5. キーワード選定、検索意図の調査をしっかりとおこなう
  6. 記事の良い点をフィードバックする
  7. 報酬額アップ、インセンティブを検討する
  8. 検索順位や記事の順位を共有する
  9. Webサイトを意欲的に育てる
  10. 最低限マナーや礼儀をもって接する

「進捗管理シート」を作り共有する

いま対応している記事や、これまで対応した記事を一覧で見られる「進捗管理シート」を作り共有しましょう。

Webライターがどれほど記事を執筆したかを見える化することで、振り返ったときや記事数が増えていくたびに、一つひとつがWebライターの自信となるからです。

コンスタントに依頼できるようにする

Webライターが待つ時間を、作らせないようにしましょう。
でないと、合間に別の案件を入れてしまう可能性があります。

依頼書や指示書、キーワード調査は先行しておこない、記事の依頼が滞ることがないようにしてください。

レギュレーションは作り込む・定期的に見直す

レギュレーション(ライティングマニュアル)は作り込むことをおすすめします。
レギュレーションに書けたであろう単純な修正があまりにも多すぎると、Webライターも事前に書いてくれないことに対してだんだんと不満を募らせます。

また、Webライターの意見や反応を聞いて、定期的に見直したり、最新の内容に反映させることも重要。
筆者の経験上、このレギュレーションを使い回していたことで、依頼内容や最新のSEOと内容が合わなくなっており、トラブルに発展したケースもありました。

記事制作の外注のやり方とは?ライティングマニュアルの作り方と具体例も解説

最新のSEO知識を共有する

外部のWebライターにも、最新のSEO知識を共有することで、万が一古い知識であってもアップデートしてもらうことができます。

本来はWebライター自身もつねに勉強していると思いますが、古いSEOや間違ったSEOは、記事執筆に大きな影響を与えます。
依頼する側も、ワンチーム精神で共有してみてもよいのではないでしょうか。

キーワード選定、検索意図の調査をしっかりとおこなう

筆者の経験上、依頼する側のキーワード選定が甘かったり、検索意図の調査ができていなかったりといったケースは多々ありました。
これは非常にWebライターを困らせるため、注意してあげましょう。

検索意図とは?分類や調べ方、分析に役立つSEOツールを紹介

記事の良い点をフィードバックする

修正箇所以外にも、記事の良い点をフィードバックするのもおすすめです。
Webライター側も、良かった点を覚えてくれて、次回の記事執筆にも反映してくれます。

また、修正を指示する際は、しっかりと説明も添えるようにしましょう。
修正理由を本質的に理解できるよう、論理的な説明を心がけてください。
修正の意図が正しく理解できれば、同じようなミスもしなくなります。
この修正指示は、いつもの文章より数倍以上、表現に気を付けてお願いするようにしましょう。

修正指示を出したら、責められた、高圧的な態度をとられたなど、意図せずマイナスに受け取られてしまうことがあるようです。
表情がない分、冷たい印象を与えてしまわないよう、いつも以上に細心の注意を払ってください。

報酬額アップ、インセンティブを検討する

上位表示やコンバージョンをした際の成功報酬や報酬単価をアップするなど、インセンティブや報酬額の見直しも定期的に検討してみましょう。
Webライターのモチベーションを上げることは、長くWebライターを引き留めることにもつながります。

検索順位や記事の順位を共有する

報酬単価をアップしたり、インセンティブが難しい場合は、記事の成果を共有することもWebライターから喜ばれるのでおすすめです。

とくに実績がほしい初心者や中級者のWebライターは、報酬アップと同じくらいの価値があります。
たとえば、弊社の順位チェックツール「Nobilista」には「共有URL」という機能があります。

この機能を利用することで、外部のライターに対して、記事の順位情報を簡単に共有することができます。
このようなツールの活用も、ぜひとも検討してみてください。

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Webサイトを意欲的に育てる

Webサイト全体が盛り上がり、ブランド力があがれば、そこで記事を執筆しているWebライターの箔も上がります。
そのため、記事とは別に、Webサイトも意欲的に育てるようにしましょう。

SNSで積極的にブランディングしたり、記事を共有したり、EXPOなどイベントに参加したり。
できることはたくさんあります。

最低限マナーや礼儀をもって接する

筆者がWebライターをしてきたなかで、一番単純にもかかわらず、一番忘れがちなのがこのマナーや礼儀をもってやりとりすることです。

Webライターとのやりとりは、基本的にPCなどの画面越しだと思います。
そうすると、だんだんと相手が人間という感覚がなくなってくるのです。

まさかとは思いますが、残念ながら実際にWebライターとして外注を受けていて、失礼な物言いをする方や高圧的な態度をされる方、礼儀を欠いた方はけっこういました。
もちろん、これはWebライター側にもいえることでしょう。

つねにPCの向こう側にいる相手が、ひとりの人間であり、心があり、生活があることを忘れないようにしたいものです。

Webライター採用・マネジメントに関するよくある質問

Webライターの採用やマネジメントでよくある質問にお答えします。

  • 「1位をとっている」Webライターは優秀なのか?
  • 質の低い記事、スキルの低いWebライターとは?
  • 畑違いのライターや専門知識のないライターは採用してよい?
  • 海外のWebライターの料金相場は?

「1位をとっている」Webライターは優秀なのか?

検索順位1位をとることは、たしかにすごいことです。
しかし、かならずしもそうとはいえない点に注意しましょう。

まず、上位表示しているページは、ドメインパワーサイテーションなど、Webサイト全体の評価からも少なからず影響を受けています。

つまり、Webライターと記事の力だけで、1位になっているわけではないのです。

また、ただ1位といっても、たとえば指名検索は、1位がとれやすいキーワードといえます。
そのため、1位だからといって、優秀なWebライターとは言い切れないという点に、注意しましょう。

ドメインパワーの計測方法・調べ方とは?上げる方法や無料チェックツールも紹介

質の低い記事、スキルの低いWebライターとは?

最初に、意外と依頼する側が質の低い記事に気づいていないことが多い、という話をしました。
ここで逆に、質の低い記事やスキルの低いWebライターについても考えてみたいと思います。

  • 記事で同じ話を何度も繰り返す
  • 上位サイトをただまとめた記事(リライト記事)
  • 検索意図に沿っていない
  • 古いSEO、間違ったSEOをおこなっている
  • 同じようなミスや似たような修正をくり返す
  • 変な日本語、あきらかな自動生成コンテンツ
  • ラクして稼ぎたいという意識がある(副業ライターに一定数いる)

畑違いのライターや専門知識のないライターは採用してよい?

畑違いのライターといえば「雑誌ライター」や「取材ライター」などが挙げられます。
個人的には、即戦力にはなりませんが、SEOの知識を勉強するだけで十分戦力になると思っています。

また専門知識のないWebライターは、調査する時間がかかる前提ならよいのではないでしょうか。
もちろん、できる限り専門知識のあるユニークな情報を持っているWebライターがよいですが、変わった視点を持っていたり、わからない人の気持ちに立って記事が作れるという点はよいと思います。

海外のWebライターの料金相場は?

気になったので、海外のWebライターの料金相場を調べてみました。
※すべてGoogleの変換ツールを利用(2023年5月25日現在の為替レート)

国名と情報元現地単位日本円
アメリカ
※参照:「The Admin Bar
初心者レベルで、
1,000文字(日本語では2,000文字)で
「100~800ドル」
約14,000~111,500円
アメリカ
※参照:「CONTENT ESTATE marketing
初心者レベルで、
500文字(日本語では1,000文字)で
「60~100ドル」
約8,400~14,000円
オーストラリア
※参照:「Prozely
初心者で「1文字0.15ドル」13.65円
カナダ
※参照:「Carmine Mastropierro
1,000 ~ 2,000 ワード
(日本語で2,000~4,000文字)で
「500 ドル以上
約51,000円以上

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※クレジットカードの登録は不要です。   
※トライアル終了後の自動課金はありません。