SEO
公開日2024年3月25日
更新日2024年03月25日
【2024年最新】SEOトレンド予測|今後注目するべきトピックとは?
甲斐龍之介
SEOツール「Nobilista(ノビリスタ)」の事業責任者。株式会社IIPにて取締役兼SEO担当者。中小企業庁が設置した経営相談所、福岡県よろず支援拠点にてSEOコンサルタントとしても活動。
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今回のNobilistaブログでは、最新のSEO傾向から「SEOのトレンド」を大予測。
2024年のSEOを成功へと導く、注目のSEOトピックをご紹介します。
- サイトのテーマ性(テーマテクノロジー)
- 寄生サイト問題(サブディレ貸し)
- 事業者ドメイン優遇と個人ブログの立ち位置
- ショート動画のSEOとSERPs
- SGEの普及とSERPs
- AI生成コンテンツの評価
- GA4とアクセス解析ツール
- レビュー アップデートの日本語展開はいつ?
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SEO対策とは?初心者にも分かりやすく上位表示の基本的なやり方を解説
サイトのテーマ性(テーマテクノロジー)
2022年10月、遂にGoogleが提供する公式のSEOガイドラインに、E-E-A-T(経験、専門性、権威性、信頼性)の説明が付け加えられました。
つまり、E-E-A-Tを意識したコンテンツ作りが、SEOの基本事項になったと言えます。
なかでも「専門性」は、Webサイト全体を俯瞰したSEOが必要です。
そこでWebサイト全体で専門性を高めることが、今後のSEOでは重要となるでしょう。
これはどれだけ専門性の高さをGoogleに伝えられるか、とも言い換えられます。
専門性とサイトのテーマ性
E-E-A-Tの「専門性(Expertise)」とは、コンテンツの専門性を評価するものです。
ただし、人が目視で専門性を確認しているわけではありません。
Webサイト上の様々な評価要素(シグナル)を参考に判断しています。
その、いち要素と考えられているのが「サイトのテーマ性(テーマテクノロジー)」です。
サイトのテーマ性が一貫しているほど、専門性が高いと認識されます。
テーマを絞った特化型のWebサイト作り
サイトのテーマ性を一貫させる主な方法は、Webサイトのテーマを絞ることです。
つまり、対策キーワードのジャンルを絞ることとも言えるでしょう。
たとえば、弊社Nobilistaブログは「SEO」や「Webマーケティング」というテーマに特化させるため、そのジャンルに絞ったキーワード選定をしています。
もしここに、ペットやダイエットといった関連性の低いテーマのコンテンツがあれば、Webサイトのテーマ性(専門性)は薄まるでしょう。
Webサイト全体を俯瞰して、サイトのテーマ性を薄めるコンテンツはないか確認をおすすめします。
Googleのサイトテーマ理解を助けるSEO
Googleがサイトテーマを理解しやすいよう、最適化するのもおすすめです。
たとえば、以下のようなことが挙げられます。
- SEOキーワードと関連キーワードのコンテンツ内での使用
- 関連するコンテンツ同士の内部リンク構築(トピッククラスター戦略)
- 同じテーマ性のサイトからの被リンクやサイテーション
- 関連する構造化データの作成
Webサイトのテーマ性を一貫させることを意識して、専門性を高めてみましょう。
トピッククラスターとは?SEO的なメリットや作り方の例、おすすめツール、導入時の注意点を解説
寄生サイト問題(サブディレ貸し)
現在、E-E-A-Tの「権威性(Authoritativeness)」が、コンテンツの品質以上にSEOにおいて重要視されていることがわかりました。
以前から、企業の公式サイトや大規模サイトなど、権威性の高いWebサイトばかりが上位表示されていると感じていた方は多かったと思います。
そしてそれは、正しかったと言えるでしょう。
その決定打となったのが、SEO界隈で問題視されている「寄生サイト」です。
サブドメイン・サブディレクトリとは?どっちがSEOに有利?違いやメリット・デメリット、使い分けのやり方を解説
寄生サイト(サブディレ貸し)とは
寄生サイトとは、高い評判を持つWebサイトのサブディレクトリやサブドメインを間借りして、質の低いアフィリエイトコンテンツを上位表示させる行為です。
ここで言う「高い評判」とは、おそらく権威性の高さでしょう。
Googleは現在、E-E-A-Tを重視しているため、それを逆手にとった手法と言えます。
この寄生サイトをGoogleは「サイトの評判の不正使用」と表現。
2024年3月には、新しいSEOスパムとして「Google ウェブ検索のスパムに関するポリシー」にも記載が追加されました。
「寄生サイト」は蔑称で、他にも「サブディレ貸し」や「ホスト貸し」「サイト貸し」と様々な名称があります。
ただし注意したいのは、サブディレ貸し行為自体は問題でない点です。
たとえば「はてなブログ」や「アメブロ」といった無料ブログもまた、サブディレクトリやサブドメインを第三者が間借りする、サイト貸しに当てはまります。
寄生サイトの問題は、上位表示しているアフィリエイト記事が、ユーザーの役に立たない、信頼性の低い低品質コンテンツだということです。
寄生サイトは、Webサイトの所有者にも一定額の間借り代や報酬が支払われます。
当人達にとってはおいしい話かもしれませんが、これは検索ユーザーを騙す行為です。
まさに令和のブラックハットSEOと言えるでしょう。
ブラックハットSEOとホワイトハットSEOの違いとは?代表的な手法一覧
E-E-A-TがSEOに与える影響の大きさ
この寄生サイトによって、改めて確実になったことがあります。
それが権威性のSEOに対する影響力は、想像以上に大きいということです。
筆者が見かけた寄生サイトの例を紹介しましょう。
泌尿器科クリニックのサブディレクトリに作られた、サプリのアフィリエイト記事です。
一見、記事はまともで、低品質コンテンツには見えません。
ただし、よく見ると以下のような不審点やGoogleの言う良質なコンテンツの定義には当てはまらない部分が多くあります。
- 泌尿器科とは関係のないサプリの紹介
- 記事の執筆者は不明(クリニック医師の監修など関与の明記もなし)
- コンテンツ数はたったの2記事(いずれもアフィリエイト目的の記事のみ)
- クリニック名の明記がされていない(画面下部の小さなクレジット表記のみ)
- 良質な被リンクも特になし
SEO知識をお持ちの方なら、まずこれで上位表示していることに驚くでしょう。
このようなコンテンツにもかかわらず、競合性の高い、しかもYMYLジャンルのキーワードで上位表示しています。
つまりはそれだけ、権威性がSEOに与える影響力が大きいということです。
Webサイトの権威性を高める
Googleは、すでにこの寄生サイトの対策に乗り出しています。
現在は、寄生サイトを持つWebサイトのための猶予期間であり、5月には新しいスパムポリシーが適用されるようです。
とはいえ、依然として権威性の影響力は大きいままでしょう。
GoogleはWebサイトの権威性が過剰に評価されていることではなく、あくまで低品質コンテンツが上位表示していることを問題視しているからです。
今後のSEOでは、権威性にも積極的に目を向ける必要があると言えます。
SEOで権威性を高める具体的な方法については、以下の記事をご覧ください。
SEOの権威性の意味とは?高める方法やGoogle検索における必要性を解説
事業者ドメイン優遇と個人ブログの立ち位置
個人ブログは、個人が有利なキーワード選定や個人ならではのコンテンツ制作など、個人の強みを活かせるSEOができるかどうかが、今後は重要となるでしょう。
Googleは信頼性のあるコンテンツ、E-E-A-Tを非常に重視しています。
そしてE-E-A-Tを突き詰めると、どうしても事業者ドメイン(認知度の高い企業や大規模なWebサイトなど)が有利にならざるをえません。
「権威性」はその筆頭でしょう。
では今後も、個人ブログが上位表示されることはないのでしょうか。
これについては「No」と言えます。
なぜなら検索エンジンは、常にユーザーが求める検索結果を提供しようとするからです。
個人ブログが求められる検索キーワード(検索意図)でコンテンツを作るか、ユーザーに求められる個人ブログになれば上位表示は可能でしょう。
そこで個人ブログは、個人の強みをどれだけ活かせるかが今後重要となります。
具体的には、以下の2つを意識しましょう。
- 戦略的なキーワード選定
個人であることが有利なキーワードを選ぶ - 事業者ドメインとの明確な差別化
個人にしか作れないコンテンツの制作
戦略的なキーワード選定
まずは、個人であることが求められるSEOキーワードを選ぶことです。
たとえば、商品やサービスのクチコミやレビュー、体験談といった個人の経験や実体験が求められる検索意図のキーワードが挙げられるでしょう。
実際、マイボイスコム株式会社の調査(2023年)によると、商品・サービス購入時にクチコミやレビューといった個人の経験や体験を参考にする人は全体の約55%だそう。
つまり、商品やサービス購入時に個人のコンテンツが求められていると考えられます。
ここで注目したいのが、ロングテールキーワードです。
ロングテールキーワードにはニッチな検索意図が多く、実際に経験した人にしか答えられない、つまり個人の強みを活かせるようなキーワードが多くあります。
個人ブログほど、ぜひロングテールSEOを意識しましょう。
ロングテールSEOとは?メリットや対策キーワードの見つけ方・選び方を紹介
事業者ドメインとの明確な差別化
事業者ドメインとの差別化は、個人(自分)にしか作れないコンテンツを考えることです。
たとえば、以下のようなコンテンツが挙げられるでしょう。
- 感想やクチコミ・レビューなど「個人の経験・実体験」を活かす
記事の例)【実体験】一人暮らしウォーターサーバー導入のリアルな金額!最安値は… - 独特な視点やアイデアによる「ユニークで独創性の高い」コンテンツ
記事の例)浄水型ウォーターサーバー?水道水?友人と当てっこした結果おすすめは… - フォロワーへのアンケート調査、コラボ企画・対談など「個人の人脈」を活かす
記事の例)名水百選の場所に住む友人が「おいしい」と言ったウォーターサーバー5選 - 『実際に行ってみた/○○してみた』など「フットワークの軽さ」を活かす
記事の例)【検証】安いお米が劇的に変化!水がおいしいウォーターサーバーおすすめ5選
さらに、個人だからできる細やかなコンテンツ作りも、大きな差別化となります。
- 細かい製品情報の充実
- わかりやすさを意識したオリジナル図表の挿入
- 構造化データの作成
このような、ユーザーや検索エンジンに対する細やかな配慮や気遣いは、企業サイトや大規模サイトでは手が行き届かず、見落とされることが多いです。
ぜひコンテンツの細部にまで目を向けてみてください。
ここで朗報をひとつ。
あるユーザーがSNSで、事業者ドメインの優遇傾向に対する投稿をしました。
Googleはそれに対し、サイト規模やブランドの認知度に関係なく、純粋に質の高いコンテンツが上位表示されるよう、改善に取り組むことを約束してくれています。
この言葉を信じるのなら、個人ブログの未来は明るいです。
個人ブログの価値とは何かを考え、これからも良質なコンテンツを作っていきましょう。
ショート動画のSEOとSERPs
2024年は、ショート動画の露出が検索結果(SERPs)に増えるかもしれません。
キーワードの検索意図によっては、ショート動画の作成と動画SEOを検討しましょう。
現在、動画コンテンツの市場が伸びています。
2024年の今年には、おおよそ1兆円に到達する見込みであり、その勢いは今後も続くでしょう。
そのなかでひときわ注目を集めているのが、TikTokやYouTubeショート、Instagramリールといったショート動画です。
TikTokなどショート動画は、Z世代のような若者向けコンテンツの印象が強いと思います。
しかし、博報堂の調査によれば、昨今は若年層にとどまらず、年齢層が拡大。
さらに検索エンジンのような使われ方もされ始めているとのことです。
たしかに筆者も、Z世代ではありませんが、YouTubeを開いたらそのままトップに表示されたショート動画を数本見ていたり、観光地を探す際にInstagramリールを使ったりということが最近増えています。
2023年に検索結果へのショート動画表示が開始
その時流に乗ってか、2023年にはGoogleのモバイル検索結果にショート動画が表示されるようになりました。
以下は[オムレツ]と検索した際のショート動画欄です。
どれくらいの検索結果に表示されているかは不明ですが、需要が高まればショート動画が上位表示されることも増えるでしょう。
ショート動画の作成と動画SEO(VSEO)
そこで考えられるSEOのトレンドが、ショート動画です。
ショート動画を制作することで、検索結果での露出を増やせる可能性があります。
ショート動画の良さは、とにかく手軽に見られることでしょう。
腰を据える必要がなく、タイパ重視の現代においてその相性は抜群です。
また、コンテンツが短い分、最後まで見てもらえる可能性も高いと言えます。
現状、ショート動画がどのような仕組みで表示されるかは、明確になっていません。
ただ、近い存在として「動画SEO(VSEO)」の対応が参考になると思います。
詳しい方法は、以下の記事をご覧ください。
動画SEOの効果とは?GoogleやYouTubeで動画を上位表示させる方法を解説
単純明快で簡潔なコンテンツが評価される時代に
Googleは常に、ユーザーに使ってもらえる検索エンジンを目指しています。
つまり、その時代のユーザー行動を先読みすることは、SEOで先手を打つことにも繋がるでしょう。
昨今のユーザー行動を突き詰めると、ショート動画のような単純明快で簡潔な「ショートコンテンツ」や「タイパ系コンテンツ」が人気ということがわかります。
そこで考えられるのが、簡潔で単純明快なコンテンツがSEOでも評価される可能性です。
たとえば、以下のような「要約」が、今後SEOのトレンドになるかもしれません。
- 各章にその章の内容をまとめた概要文を掲載(箇条書きによる要約文など)
- 記事の最初に内容を要約したショート動画やアニメーションの挿入
- 記事の文章に積極的な「要約画像」の挿入(情報をわかりやすくまとめた図やイラスト)
- 記事の内容を要約した漫画の掲載
今ユーザーが求めているコンテンツはどんなものか、に注目してみましょう。
SGEの普及とSERPs
ChatGPTのように、Google検索にも生成AIが導入される動きがあります。
今後は、生成AIを意識したSEOにも注目しましょう。
Googleの検索結果(SERPs)は、ここ数年で大きく変化しました。
特にWebサイト以外のコンテンツ、強調スニペットや関連する質問といったSERPコンテンツは、Webサイトへの流入にも大きな影響を及ぼしています。
いわゆる「ゼロクリックサーチ」です。
実際、米国のSEOツール提供会社「Semrush」の調査によると、モバイル検索の約57%とPC検索の約25%はゼロクリックサーチだということがわかっています。
SERPコンテンツで満足してしまい、Webサイトにアクセスしないまま検索を終えてしまうユーザーがそれだけいるということでしょう。
そしてその傾向は、今後さらに加速するでしょう。
その最大の理由が「SGE(Search Generative Experience)」の展開です。
SGEとは?展開後ゼロクリックサーチが増加する?
「SGE」とは、生成AIが検索結果の情報を要約し回答する、SERPコンテンツです。
要するに、ChatGPTのような回答が検索結果にも表示されると考えましょう。
SGEが展開された検索結果は、まず上部に生成AIによる回答が表示されます。
丁度、強調スニペットがあった位置と考えましょう。
回答は、生成AIが検索結果のWebサイトを参考に要約したものです。
回答文の矢印をクリックすると参照サイトが表示されます。
SGE展開によって、ゼロクリックサーチはさらに増えるでしょう。
また画像の通り、検索結果のファーストビューはほとんど生成AIの回答で埋まります。
上位表示以上に「参照サイトに選ばれるかどうか」が重要になるかもしれません。
強調スニペットとは?表示の出し方や種類、メリット、非表示にする方法を解説
日本語検索へのSGE展開に向けてできる準備
SGE展開に向けたSEOは、今後のトレンドとなるでしょう。
たとえば、以下のようなものです。
検索エンジンのコンテンツ理解を促す方法として代表的な施策が「構造化データ」です。
Googleは、さまざまな構造化データを次々に導入しています。
生成AIと構造化データの直接的な関係はわかりませんが、構造化データの情報が利用される可能性は高いでしょう。
SGEはまだ試験運用段階であり、展開はされていません。
2024年中に展開予定とされていますが、詳しいことは不明です。
「Google Search Labs」でお試しできるため、ぜひ実際に体験してみると良いでしょう。
AI生成コンテンツの評価
生成AIをコンテンツ制作に活用する人が増えています。
その生成AIによって作られたコンテンツ「AI生成コンテンツ」もまた、SEOのトレンドといえるでしょう。
ただし、AI生成コンテンツには、注意すべき点も多くあります。
改めてAI生成コンテンツのSEOにおける立ち位置を確認しましょう。
生成AIを使ったコンテンツ制作はペナルティの対象?
そもそも、AI生成コンテンツは、SEOにおいて問題ないのでしょうか。
これについてはGoogleが、使用自体の問題はないと明言しています。
AI生成コンテンツでも、それが良質なコンテンツであれば問題なく上位表示されるべきだというのがGoogleの見解のようです。
AI生成コンテンツで上位表示は可能?
「それなら遠慮なく、生成AIにコンテンツ制作を丸投げしてしまおう!」
そう考えた方は注意が必要です。
現状、生成AIにコンテンツ制作を丸投げしても、良質なコンテンツはできません。
改めて生成AIの問題点を振り返ってみましょう。
- ありきたりな内容になる
- 学習データに依存する
- 誤った情報が含まれている場合がある(ハルシネーション)
- 他の生成AI利用者が作ったコンテンツと似たり寄ったりの内容になる
さらにGoogleによる、良質なコンテンツかどうかの問いかけを見てみましょう。
・コンテンツは、実体験や深い知識(たとえば、実際に商品やサービスを使用したり、ある場所を訪れたりした経験に基づく特別な知識)を明確に示していますか。
引用:ユーザーを第一に考えたコンテンツに焦点を当てる
・コンテンツには、自明の事柄だけでなく、洞察に富んだ分析内容や興味深い情報が含まれていますか。・コンテンツが他のソースを参考にしたものである場合は、単なるコピーや書き換えではなく、付加価値とオリジナリティを十分に示すものですか。
引用:Google – コンテンツと品質に関する質問
ご覧の通り、生成AIのみでは上記をクリアできる良質なコンテンツは作れません。
最悪、低品質コンテンツと判断される可能性もあります。
SEOに効果的な生成AIの活用方法
現状、生成AIは効率化といった補助的な使い方が最適でしょう。
生成AIをコンテンツ制作に活用する際は、以下を意識してください。
- E-E-A-Tを高める内容をコンテンツに盛り込む
- 他サイトとの差別化やオリジナリティ性を加える
- AI生成コンテンツは必ず「人」が情報の正確性を確認する
- 検索意図に応えているか、ユーザーの視点に立って自分でも考える
AI生成コンテンツは、たしかにSEOのトレンドです。
ただしその使い方を誤らないようにしましょう。
良質なコンテンツとは何か?Googleの定義や作り方のポイントを解説
GA4とアクセス解析ツール
ユーザー行動をどれだけ詳細に把握できるかも、今後のSEOで重要となるでしょう。
そこでSEO成功のカギとなるのが、アクセス解析ツールといったSEOツールです。
ユーザーが求めるコンテンツを作るには、もちろんユーザーが求めているもの(検索意図)を細部まで深掘りしなければなりません。
ユーザー行動をどれだけ分析できるか、とも言い換えられるでしょう。
そこで今後は「データドリブン」なSEOがさらに加速すると考えられます。
データドリブン(Data Driven)とは、簡単に言うとデータに基づいて物事を判断したり、戦略や行動を決定することです。
Googleアナリティクスが「GA4」にバージョンアップ
2023年7月、Googleアナリティクスは「UA」から「GA4」へとバージョンが変更。
GA4の注目すべき変更点は、計測方法です。
より詳しく一人ひとりのユーザー行動を把握できるようになりました。
このバージョンアップからも、Googleがより一人ひとりに適したコンテンツ制作を望んでいることがわかります。
GA4 (Googleアナリティクス4)とは?設定方法や導入方法、見方・使い方を解説
アクセス解析ツールなどのSEOツールが「SEOを制す」
上質なデータが、SEOを制す時代が来ています。
より詳しいユーザー行動データが手に入れば、さらに検索意図を深掘りできるでしょう。
検索意図が明確になれば、それだけユーザーの求めるコンテンツが作れます。
そこで注目したいのが、SEOツールです。
今のSEOツールを見直すことも、SEO成功に繋がります。
改めてSEOツールの選び方に問題はないか、確認してみましょう。
なお、検索順位チェックツール乗り換えをご検討の際は、ぜひ弊社「Nobilista(ノビリスタ)」を候補に入れてください。
検索順位を追いたいキーワードは、コピーペーストで簡単に移行できます。
最新のSEO機能も随時追加中。
詳しくは以下のリンク先をご覧ください。
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レビュー アップデートの日本語展開はいつ?
アフィリエイトサイトは、今後さらにコンテンツ品質が重視されると考えましょう。
日本語検索の「レビュー アップデート(旧 プロダクト レビュー アップデート)」が近いかもしれないからです。
アフィリエイトへの影響が大きい「レビュー システム」とは
- おすすめ商品の紹介
- クチコミやレビューといった商品の感想・体験談
- 商品同士の比較
- 人気商品をランキング形式で紹介
このようなコンテンツをGoogleはレビューコンテンツと呼びます。
基本的にはアフィリエイトコンテンツと考えましょう。
その質の高いレビューコンテンツを評価するシステムが「レビュー システム(旧 プロダクト レビュー システム)」です。
レビュー アップデートが完了すると、検索順位が大きく変動すると予想されています。
2023年に英語圏以外で「レビューアップデート」
注目したいのは、2023年に英語圏以外へのレビューアップデートが開始されたことです。
その際、日本語検索への展開はありませんでしたが、日本語検索へのレビューアップデートはそう遠くないと予想します。
以上、8つのSEOトレンドを紹介しました。
ユーザーの検索ニーズは、時代と共に変わります。
それに合わせてGoogleの検索アルゴリズムとSEO対策も変わるため、最新のSEO情報を入手し、時代に沿った最新のSEO対策を行っていきましょう。
Googleコアアップデートとは?2024年最新情報や歴史・履歴、対策を解説
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