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更新日2023年08月07日

無料コピペチェックツールおすすめ7選!仕組みやチェックのやり方、一致率・テキスト間判定の目安も紹介

甲斐龍之介

SEOツール「Nobilista(ノビリスタ)」の事業責任者。株式会社IIPにて取締役兼SEO担当者。中小企業庁が設置した経営相談所、福岡県よろず支援拠点にてSEOコンサルタントとしても活動

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コピペチェックとは、納品された原稿などが、他の記事をコピーして作成されていないかを調べることです。
SEOの観点からも、コピペで作成されたコンテンツがWebサイト内にあることは悪影響を及ぼします。

著作権侵害で訴えられるリスクが高い上に、Googleペナルティや企業の信用を大きく損ねる危険性があります。
特に制作会社業務委託のライターに記事制作を外注している場合は、公開前にコピペチェックをすることが重要です。

とはいえ、作成した記事を目視でコピペされているかどうかを確認するのは難しいです。
コピペチェックは無料チェックツールを使うことで簡単にできます。

この記事ではコピペチェックの必要性やり方無料のおすすめチェックツール7選を紹介します。
SEOで低評価を受けないためにも、本記事を参考にコピペチェックを行いましょう。

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コピペチェックとは

コピペチェックとは、納品された原稿などが、他の記事をコピーして作成されていないかを調べる作業のことです。

そもそもコピペとは「コピー&ペースト」の略称で、既にネット上に公開されているテキストをコピーして、別のコンテンツ内に貼り付けることを指します。
他の記事をそのままコピーして、自サイトのコンテンツ内に貼り付けることはGoogleも推奨していません。

もしコピペが発覚するとGoogleペナルティの対象となり、検索順位が大きく下がる恐れがあります
それだけでなく、コピペ元のサイトから著作権侵害で訴えられるリスクもあります。

このような事態になると、サイトへのアクセスが減るだけでなく企業としての信頼を損ねてしまうでしょう。
他の記事をそのままコピーすることはもちろんコピペですが、表現の一部を少し変更しただけの文章もコピペや重複コンテンツと判断されてしまう可能性が高いです。

コピペチェックを怠るとサイトの評価を下げてしまうことになるので、記事を公開前に必ずコピペチェックを行うことが大切です。

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コピペチェックが必要なケース

基本的に全ての記事でコピペチェックを行うべきですが、特に以下のケースでは必ずコピペチェックが必要です。

  • 外部の制作会社やWebライターに執筆を外注した場合
  • キーワードに対する情報が入手しにくい場合
  • 中途半端な引用をしている場合

外部の制作会社やWebライターの中には、コピペに対する意識が低かったり、コピペしているつもりはなくても結果的にコピペになってしまったりする場合もあります。
また、キーワードに対する情報が少ない場合や専門性の高い分野の記事を執筆する場合は、同じ情報源からしか情報を取得できず、重複した内容になってしまうことも多いです。

トラブルを未然に防ぐためにも、このようなケースでは必ずコピペチェックをする必要があるでしょう。

そして、引用についても注意が必要です。
引用先を示したうえで行う引用は問題ないですが、引用する際に中途半端に文章を変えると、コピペとみなされてしまいます。

そのため、文章を中途半端に変えたりせずにそのまま引用しましょう。

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コピペチェックとSEOの関係

SEOの観点からもコピペによる悪影響は大きいです。
ここでは、SEO対策をする上で、コピペチェックが重要な理由を3つ紹介します。

  1. Googleペナルティの対象になる
  2. ユーザーからの信用を失う
  3. 検索結果から除外される

1つずつ詳しく見ていきましょう。

Googleペナルティの対象になる

他サイトをコピーしたコンテンツはGoolgeペナルティの対象になります。
コピペは著作権侵害にあたる可能性が高く、会社の信用を低下させる行為であるからです。

Googleが公表している無断複製されたコンテンツの例としては、以下のようなものが挙げられます。

・他のサイトのコンテンツをコピーし、元のソースを引用することさえせず、独自のコンテンツや価値を加えずに転載しているサイト
・他のサイトのコンテンツをコピーし、(語句を類義語に置き換えたり自動化された手法で使用したりして)若干の修正を加えたうえで転載しているサイト
・ユーザーに対してなんらかの形で独自のメリットを提供することなく、他のサイトからのコンテンツ フィードをそのまま掲載しているサイト
・ユーザーに実質的な付加価値を提供することなく、他のサイトの動画、画像、その他のメディアなどのコンテンツを埋め込んだり編集したりしているだけのサイト

引用:Google検索セントラル 無断で複製されたコンテンツ

Googleペナルティを受けると、サイト全体の評価が大きく低下します。
これまで作成してきたコンテンツも無駄になってしまう恐れがあるので、絶対にコピペしてはいけません。

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ユーザーからの信用を失う

他サイトからコピーしたコンテンツが掲載されていることで、メディアを運営している企業にも影響が出ることが多いです。
企業のイメージや取り扱う商品に対するユーザーの信用を失う可能性があります。

それだけでなく、コピペ元のサイトから著作権侵害で訴えられるリスクもあります。
その結果、取引や売上にも悪影響が出る恐れがあるので注意が必要です。

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検索結果から除外される

コピペのコンテンツが発覚すると検索結果で上位表示されない、もしくは検索結果から除外されるというリスクがあります。

Googleは独自性があり、専門性の高いコンテンツを評価します。
他記事をコピーしたコンテンツは質が低いと認識されるため、上位に表示されることはありません。

このようにコピペによる悪影響が大きいため、記事公開前に必ずコピペチェックすることが重要です。

おすすめのコピペチェックツール一覧(無料)

ここでは、おすすめのコピペチェックツールを紹介します。
コピペチェックには無料で気軽に利用できるものから、有料の高精度ツールまで様々です。

今回は4つの無料ツールと3つの有料ツールを紹介していきます。

  1. Copy Content Detector
  2. こぴらん
  3. sujiko.jp
  4. 剽窃チェッカー
  5. COPIPERIN
  6. chiyo-co
  7. コピペルナーV5

1つずつ詳しく見ていきましょう。

Copy Content Detecto

価格無料(有料プランあり)
会員・アカウント登録不要
文字数無料版:25~4,000文字
回数制限1日30件
公式サイトCopy Content Detector

CopyContentDetectorは、入力したテキストがWeb上に存在するコンテンツの内容と重複していないかを確認できるツールです。
会員登録不要で、1日30件(1回4,000文字上限)まで無料で利用できます。

チェックしたい文章を登録するだけで他コンテンツとの類似度・一致度を定量的に示してくれます。

調査結果は「良好」「要注意」「コピーの疑い」の3段階に加えて、0〜100%の割合で表示されます。
「良好」と判定されれば、コピペの可能性は限りなく低いです。

コピペコンテンツの恐れがあるのかを視覚的にわかりやすく調べられるのが特徴です。

こぴらん

価格無料(有料プランあり
会員・アカウント登録不要
文字数無料版:25~4,000文字
回数制限なし
公式サイトこぴらん

こぴらんは、調査したい文章を貼り付けるだけで簡単にコピペチェックできるツールです。
ツール画面もシンプルで見やすく、操作方法も簡単です

1度にチェックできる文字数は25〜4,000文字で、基本的なコンテンツは問題なくチェックできます。
簡易的なコピペチェックにはおすすめです。

sujiko.jp

価格無料
会員・アカウント登録不要
文字数無料版:25~4,000文字
回数制限1日30件
公式サイトsujiko.jp

sujiko.jpは2つのURLの類似度を判定できるツールです。
当該ページのURLを入力して「判定」ボタンをクリックするだけで、ページの類似度を表示してくれます。

sujiko.jpでは、大きく以下3種類の機能を備えています。

  • 類似ページ判定
    2つのURを比較・判定する機能
  • サイト内類似ページ判定
    同サイト内に重複したコンテンツがないかを確認する機能
  • サイト外類似ページ判定
    1つのURLでコピペの疑惑がないかを確認する

アカウント登録も不要で無料で利用可能です。

また、自社コンテンツをコピーした疑いのあるコンテンツのコピペチェックもできます。
もしも怪しいサイトを発見した場合には、sujiko.jpを使って確認してみましょう。

剽窃チェッカー

価格無料
会員・アカウント登録不要
文字数無料版:~2,000文字
回数制限なし
公式サイト剽窃チェッカー

剽窃チェッカーとは、Google BooksやYahoo!のリアルタイム検索などから、コピペ文を検索できるコピペチェックツールです。

会員登録不要・無料で利用できます。
利用回数に制限なく、1回あたり2,000文字までチェック可能です。

日本語だけでなく、中国語やロシア語にも対応しています。
主に学生が提出したレポートのコピペチェックに利用されることが多いです。

一致率や類似率がないためブログ記事のコピペチェックにはあまり向いていませんが、簡易的なチェックには使用できます。

COPIPERIN

価格年間6,000円、月々500円
ツールの種類インストール型
文字数制限なし
回数制限制限なし
公式サイトCOPIPERIN

COPIPERINとは無料ツールで紹介した「こぴらん」をより高精度にした有料のコピペチェックツールです。
これまで5,000ユーザー以上が導入している実績がある信頼性の高いツールと言えます。

「完全コピー文字数」や「一致文字数」などあらゆる指標が一覧で表示・色分けもされているため、コピペの疑いがある文章をすぐに見分けられます。
年間6,000円(税別)でライセンスを購入でき、他の有料ツールと比べても安価なため、費用を抑えたい方におすすめです。

ライセンス購入後の返金保証もあるので、安心して利用できます。

chiyo-co(旧:影武者)

価格月額4,400円~(3種類のプラン)
ツールの種類クラウド型
文字数制限なし
回数制限制限なし
公式サイトchiyo-co

chiyo-co(旧:影武者)とは、CROCO株式会社が提供する有料コピペチェックツールです。
有料プランは3種類から選べて、月額4,400円から利用可能です。

プランフリープラン100プラン500プラン2000
月額料金0円4,400円16,500円55,000円
解析カウント/月101005002,000
解析結果の
CSVダウンロード
×
1解析あたりの料金0円約44円約33円約27円

インストール不要のクラウド型ツールなので、どのデバイスでも簡単にコピペチェックができます。
chiyo-coの特徴は以下のとおりです。

  • インターネット上を巡回し、コピペ・盗用をチェック
  • 文章同士の類似度を分析
  • ローカルファイル(txt・word・Excel・PDF)なども調査可能

自社のコンテンツをコピーしている他のサイトがないかも自動で確認できます。

最安プランでも月額4,400円からとやや高額ですが、その分制度の高いコピペチェックができるのが魅力です。
毎月多くの記事を外注している企業におすすめのツールです。

コピペルナーV5

価格教育機関向け:8,646円~/年
教育機関以外向け:26,400円~/年
ツールの種類インストール型
文字数制限なし
回数制限制限なし
公式サイトコピペルナーV5

コピペルナーV5は、株式会社アンクが提供するコピペチェックソフトです。
専用ソフトを購入し、パソコンにインストールして使用します。

もともとは、学生が作成したレポートや論文のコピペチェックをする目的で開発されました。
実際に現在、800校以上の学校が導入しており、官公庁や一般企業への導入も増えてきています。

インターネットにある文章だけでなく、文献集や過去のレポートなど、チェックできる範囲が広いこともコピペルナーV5の特徴です。
1回目のサポートは無償で対応してくれるため、初めてコピペチェックを導入する方でも安心です。

Copy Content Detectorを使ったコピペチェックのやり方

コピペチェックツールの中で最も知名度が高いのは「CopyContentDetector」です。
CopyContentDetectorは会員登録不要・無料で利用できるので、手軽にコピペチェックツールを導入したいときにおすすめです。

ここでは、CopyContentDetectorを使ったコピペチェックのやり方を紹介します。

  1. Copy Content Detectorにアクセス
  2. 調査したい文章を登録する
  3. 調査を待つ(約1分)
  4. 結果を確認する

順を追って詳しく見ていきましょう。

Copy Content Detectorにアクセス

まずはCopy Content Detectorの公式サイトにアクセスします。

調査したい文章を登録する

公式サイトにアクセスしたら、まず調査したい文章を登録します。
「調査対象テキスト」欄に文章を貼り付けます。

コピペチェック文字数は25文字~4,000文字(有料プランは8,000文字)です。

この時「除外ドメイン」欄に検査から除外したいドメインがあれば入力しましょう。

例えば、自サイトの公開済みの記事を再度コピペチェックする際は、この「除外ドメイン」欄に自サイトのドメインを入力しなければ、正常にチェックできません。
公開前の記事をチェックする場合は、入力しなくても大丈夫です。

文章を貼り付けと除外ドメインの入力が完了したら、「規約に同意してコピペチェックする」ボタンをクリックしてください。

画面上部に「文章が登録されました。完了通知後にページの再読み込みをしてください。」と表示されたら、正常に文章登録が完了しているということです。

調査を待つ(約1~2分)

文章の登録が完了したら、調査が完了するまで待ちましょう。
混雑状況や文字数にもよりますが、1〜2分程度で完了します。

画面右上に以下のような画面が表示されたら調査完了です。

完了通知が来たら「F5」ボタンでリロードするか、ブラウザの左上にある更新ボタンをクリックして再読み込みしてください。

結果を確認する

ブラウザの再読み込みが完了すると、コピペチェックの結果が表示されます。

  • 類似度判定
    Web上に似ている文章がないかを判定する
  • 一致率判定
    単純な文章の一致率を判定する
  • テキスト判定
    今までチェックした文章との類似率を比較する

コピペチェックの結果は上記3項目について「良」「要注意」「コピーの疑い」の3段階で判定されます。
全ての項目で「良好」であれば、問題ないと言えるでしょう。

「要注意」「コピーの疑い」と判定されたら「詳細表示」から具体的にどこにコピーの疑いがあるのかを確認する必要があります。
結果の右側に「詳細表示」というボタンがあるので、クリックしてください。

すると、それぞれの項目についての詳細結果が表示されます。

例えば「一致率判定詳細」のタブを選択することで、一致率が高かったサイトのURLや具体的にどの文章が一致しているのかを分析できます。

「要注意」「コピーの疑い」と判定された場合は、これらの結果をもとに修正しましょう。

外部Webライターのコピペが発覚した場合の対処法

記事執筆を外部ライターに外注している場合、記事をチェックする際にコピペが発覚する場合もあるでしょう。
ここでは、外部Webライターのコピペが発覚した場合の対処法を紹介します。

  1. フィードバックでコピペを注意する
  2. 契約を解除する

それぞれ詳しく見ていきましょう。

フィードバックでコピペを注意する

外部ライターのコピペが発覚したら、まず記事のフィードバックの際に注意しましょう。
他の記事をそのままコピーしていなくても、以下の理由でコピペ一致率が高くなってしまう場合があります。

  • 専門的な内容の記事を書いている
  • オリジナル要素が少ない

例えば、英会話教室について紹介するサイトであれば、各英会話教室のプランや料金などの公式情報はどうしても他の記事と内容が被ってしまいやすいです。
そこで、フィードバックの際に「表現方法を変更したりオリジナル要素を加えたりするなどして、独自性のある記事を執筆してください。」と伝えましょう。

他サイトには掲載されていないオリジナル要素を加えることで、コピペ一致率を低下させることができます。

Webライターの見つけ方と採用後のマネジメントのやり方とは?高品質な記事を納品してもらうためにできること

契約を解除する

フィードバックの際に注意してもなおコピペした記事を納品された場合は、契約を解除した方が良いでしょう。
なぜなら、コピペした記事はSEOだけでなく事業運営においてマイナスしかないからです。

その記事をそのまま公開することはできず、結局別のライターやディレクターが修正または執筆し直す必要があります。
手間やコストが増えるだけなので、コピペで記事を作成するようなライターには発注するべきではないでしょう。

ChatGPTで作成された原稿の取扱い

ちなみに、ChatGPTで作成された原稿については、コピペチェックにおいて、どのように対処すれば良いでしょうか?

基本的に、ChatGPTで作成された文章を CopyContentDetector などのツールにかけてみると、「良好」という判定がでます。
すなわち、ChatGPTで作成された文章はGoogleペナルティ等のリスクは低いということになります。

ただし、それがSEOに強いか?上位表示できるか?コンバージョンに繋がるか?と言うと別問題です。
ChatGPTで生成される文章は、世の中にすでに存在している文章から学習を行なっています。
そのため、生成された文章には独自性・オリジナル性といった、現在のSEOに必要とされる要素が欠けています。

このような点を踏まえると、たとえChatGPTで作成された文章がコピペチェックに通過したとしても、そのまま記事として公開すべきではありません。
少なくとも、生成された文章に対して、独自の視点や世の中に出回っていない情報等を組み込み、新しい価値を付け加える必要があります。

また、その記事がコンバージョンを獲得するために重要な記事であれば、なおさら読み手の感情に寄り添った表現へと修正する必要があります。

なお、当社では記事執筆にあたり、ChatGPTで作成した文章は納品NGとしています。
そうすることで、当サイトに訪れるユーザーの皆様のSEO成功の支援が可能になると信じております。

なお、当サイトでどのようにコンテンツを作っているか?という点については「Nobilistaのコンテンツ制作ポリシー・運営体制について」をご覧ください。

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