Twitterなどの一部のSNSにて、「クラウド型の順位チェックツールを使うとキーワードを抜かれる」という声を散見します。
しかし、実際のところはどうなのでしょうか?
このページでは、事の真相について、まさしくクラウド型のツールであるNobilistaから公式声明を出そうと思います。
※キーワードを抜かれる
ツール運営元によってキーワード情報を流用されてしまい、アフィリエイト案件が獲得できるキーワードなどに被せて対策されること。
クラウド型のツールでは
キーワード情報を
データベースで保持します
検索順位チェックツールにはクラウド型とインストール型の2種類があることは周知の事実ですが、それぞれデータの保存方法が違います。
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インストール型
ツールがインストールされているパソコンにキーワードやウェブサイト情報を保管している。
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クラウド型
ツール運営元が管理するデータベースにキーワードやウェブサイト情報を保管している。
インストール型の場合、キーワードやウェブサイトの情報をPCに保管しています。
そのため、パソコンの容量を食ってしまうというデメリットはあれど、情報管理は全て自分で行なうことができるというメリットがあります。
一方、クラウド型の場合、ツール提供元のデータベースにキーワードなどの情報が格納されています。
そのため、自分で情報を管理せずに済みますし、インターネット環境とデバイスさえあれば、どこからでもツールに接続してキーワードやウェブサイトの情報を確認することができます。
ただ、今回話題になっているのは、クラウド型のツールはその特性上、ツール運営元がキーワード情報を閲覧できるため、勝手に情報を流用してしまうのではないか?と噂されているのです。
クラウド型のツールを使うなら
利用規約を確認しよう
ここで確認していただきたいのが、各サービスの利用規約です。
利用規約には、各社の順位チェックツールを利用する上での約束事が書かれており、そこには、登録されたウェブサイトやキーワード、順位情報をどのように扱うかが記載されています。
例えば、当社のNobilistaであれば次の通りです。
当社は、お客様が登録時に入力した情報、及び、登録URL・登録キーワード・メモなどお客様が送信した情報(以下「送信情報」といいます。)について、細心の注意を払い、安全に管理するよう努めます。
〜中略〜
当社は、以下各号の一に該当する場合には、送信情報を閲覧・利用し、または第三者へ開示することがあります。
- 捜査機関の令状あるとき、裁判所からの調査嘱託等開示の要求があるとき、行政機関から開示要求があるとき
- 法律に従い開示の義務を負うとき
- 当社が、お客様が第21条に定める禁止事項に該当する行為を行っていると判断したとき
- お客様や第三者の生命・身体・その他重要な権利を保護するために必要なとき
- 本サービスのメンテナンスのため緊急の必要があるとき
- 上記各号に準じる必要性があるとき
このようにNobilistaでは、お客様からお預かりしたデータについては、上記のケースでしか利用することはありません。
そのため、キーワードを抜き取り、自社で対策するようなことは一切ありません。
しかしながら、クラウド型の順位チェックツールを提供する他社様の中には、利用規約にて「利用者の登録したデータを二次利用します」と記載しているところもあるようです。
つまり、ツールに登録したキーワードを利用して、ウェブメディアを立ち上げたり、既存の運営メディアで対策をする可能性があるということになります。
このように、順位チェックツールの利用規約は各社異なってきます。
そのため、利用前に必ず規約を確認していただき、本当に自分(自社)が利用する上で問題ないのかを確認していただけると幸いです。
Nobilistaは世界中で使われる
SEOツールを目指します
Nobilistaには、ツールの構想段階から「世界中で利用されるSEOツールになる」という至上命題があります。
そのためには、多くの方に利用していただく必要があるのですが、何よりも安心して利用していただける環境作りが必要だと考えます。
今回のような利用規約の件もそうですが、確実に順位が取れていること、エラーがないこと、不明点がすぐに解決できることなども安心していただくために必要です。
Nobilistaでは、常日頃から安心して利用していただけるよう努力をしておりますが、今後もさらにお客様に安心して利用していただけるよう、ツール開発やサポートに磨きをかけてまいります。