優先URL機能とは、ある対策キーワードにおいて、Webサイト内の意図したページがランクインしているかを判別するための機能です。
例えば、Nobilistaでは、「Nobilista」や「ノビリスタ」といったキーワードで、下記のURL(トップページ)を表示させたいと考えております。
なぜなら、上記のページはNobilistaの魅力や料金体系を伝えるページとなり、上記のページが「Nobilista」「ノビリスタ」で上位表示されることで、ユーザー獲得につながると考えるからです。
しかし、「Nobilista」「ノビリスタ」というキーワードで、下記のページが上位表示されるとどうでしょうか?
上記のページは、Nobilistaの魅力や料金体系を伝えるものではなく、開発秘話などをまとめたページになります。
そのため、仮に上記のページが「Nobilista」「ノビリスタ」というキーワードで、上位表示されると、ユーザーの獲得は難しくなってしまうでしょう・・・。
しかし、優先URL機能を利用することで、上記のような意図しないURLがランクインしてしまう問題を即座に発見することができます。
優先URL機能で分かること
優先URL機能では、各ウェブサイトにおいて登録されたキーワードに対して、それぞれ優先的に上位表示させたいURLを設定することができます。
例えば、「ノビリスタ」というキーワードでは、「https://co.nobilista.com/ja/」を表示させたいといった具合で設定可能です。
このように設定することで、きちんと設定したURLが上位表示されているのであれば、キーワードレポートの「優先URL」列に「◯」の記載があらわれます。
一方、意図したページが上手く上位表示されていない場合は、「×」の表記が出現します。
(どのページも100位以内にランクインしていない場合は、「ー」と表示されます)
例えば、「×」が出ているキーワードについては、意図していないページが上位表示されています。
これでは、ユーザーにとっての満足度の低下にもつながってしまい、離脱が増えたり、コンバージョンが獲得できないといった問題に繋がります。
また、テクニカルなSEOのお話をしますと、カニバリゼーション(対策キーワードに対して複数のURLが取り合いをしている状態)が発生していると考えられ、そもそも対策キーワードでの上位表示が難しいと判断できます。
そのため、きちんと意図したページが上位表示されるよう、カニバリゼーションが起こっているページ同士の内容の調整を行うべきなのです。
PLP(Preferred Landing Page)とは
ちなみに、今回当ページの中で「優先URL」「意図したページ」とご紹介しているURLについては、専門用語で「PLP(Preferred Landing Page)」と言います。
(あまり馴染みがないですよね・・・。)
しかし、このPLPという言葉はSEOを推進する上で、とても大切な考え方です。
そこでNobilistaでは、「PLP」という用語に馴染みがなくとも、PLPについて問題視していただけるよう「優先URL機能」という名称で、この機能を実装いたしました。
このページの冒頭にも記載させていただきましたが、優先URL機能については、ビジネスプラン・エンタープライズプランでのみご利用いただける機能となっております。
もし、この機能が少しでも気になるなと感じていただけましたら、ビジネスプラン・エンタープライズプランにご登録いただけますと幸いです。